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LOGOS OF LUPRIA

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2005/08/06
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カテゴリ:癒し
 さて今日は大変忙しい。暑苦しくてほとんど眠れなかったが、午前中に仕事で訪問している複合老人施設の夏祭りに誘われていた。お世話になっているところだし、断り切れず何か手伝えることがあればと出かけるが、少々遅れて着いたのでもう準備は全て終わっていた。スタッフの方々はゲストとして中に入るよう勧めてくれたが、こういう場所で私一人お客さんで入ってもとても居づらい。結局施設の入居者の方々が席につき始めた頃密かにおいとました。
 どのみち昼から講演会に出るためすぐ帰らなければならないということは伝えてあったのでお許し頂こう。食事を済ませてから厚生年金会館へ。今日は「糖鎖のチカラ」を書かれた安藤幸来先生の出版記念講演会だった。
 この本自体は私は今半分くらいまで読んでいるが大変わかりやすく、また、その考え方にはとても共鳴できる。実際にお会いした安藤先生はかなり高齢な方だったが(72歳)、講演後半の質疑応答ではその知識と経験の深さと、本当に真摯で丁寧な対応に敬服した。私は今までこんな一つ一つに丁寧な質疑応答を見たことがない。極めて個人的な病状の相談にも迅速的確に答えられて、具体的なデータがある場合にはその原因や症状の説明、具体的にどういう対処をしたらいいのかまで詳しくお答えいただいたのである。しかも、今日時間内にお答えできなかった質問に対しては後日FAXかE-メールで直接先生が返答するというのである。見ていて、これはよほどの広範囲の知識と膨大な経験がなければ答えられる内容ではなかった。私が見てきた医師でこんなにあらゆる病状に対して文献を見ることもなく即答できる人は一人もいない。
 はっきり言ってこの手の講演での対応としてはこれは前代未聞である。このような個人相談に一つ一つ無料で答えていたら先生の体はいくつあっても足りないし、ご高齢故にご自身の体調が心配になる。だが、我々にとっては本当にありがたい講演だった。

 この講演の中で私が特に注目した内容が大きく二つある。一つは糖鎖が「心と体をつなぐもの」だと安藤先生が表現したことである。糖鎖は細胞表面に無数にある“ヒゲ”のようなものであるが、その働きは人間が生きていく上での根本的なものである。即ち、その“手”に触れるものがウイルスであるのか、毒素であるのか、危険な異物であるのか、もしくは結びつくべき細胞であるのかなどを瞬時に見分け、細胞間で糖鎖によってその情報交換をして、必要な対処を取るのだ。糖鎖が不足したり異常になったりすれば人間が生きていく上での根本である“治癒系”そのものが機能しなくなる。
 つまり体が自分自身を守る免疫系の鍵そのものが糖鎖なのだ。そしてそれは心の影響を極めて直接的に受ける。安藤先生は臨床の中で心の動きが如何に体に直接的に影響を与えるのかを、まさに痛いほど見てこられたようだ。何よりも心の動きが健康を最も大きく左右することをお話しされていた。
 そして糖鎖が何故「心と体をつなぐものなの」かというと、糖鎖栄養療法は体のみならず、心そのものも良い方向に変える強力なサポートをするからなのだ。糖鎖を正常に戻すことは、脳細胞を本来の形に活性化することにも繋がる。それによって様々な否定的パターンの繰り返しからも脱出しやすくなることが知られている。なんと薬物やアルコール、タバコなどの依存から脱却する事にすらはっきりとした効果が報告されているのである。

 もう一つ非常に興味深かったのが遺伝子のお話だった。ついちょっと前まで、遺伝子が解明されるにつれて人生の全ての設計図がそこにあり、何歳になったら何の病気になるのかまで書かれていると報告されていた。
 ところが最新の研究ではそれがちょっと違ってきたようなのである。筑波大学の名誉教授の研究によると、遺伝子は現在15~20%くらいが解明されつつあるが、あとの部分は“ジャンク”と呼ばれ、意味のないものとされてきた。しかし、実際にはこの中身は何もわかっていない、今の人類には全く解明できないと言うのが事実である。この“ジャンク”の中には当然全ての謎を解く鍵がある可能性もある。全てのことに対しての圧倒的事実なのだが、人間はどうも目の前のことを過大評価したがる。はっきり言っておかねばならないが、人間がわかっている自然の法則など、宇宙の広大な謎に比べれば、全く何も知らないのと一緒なのだ。科学の世界でいま絶対とされていることも、明日になれば一転全否定されるかも知れないのだ。
 最新の研究でわかってきたことは、遺伝子は実は良いものと悪いものが一組のセットになっており、非常に興味深いのはそれが「常に変化し続けている」という事実である。しかもそれは人間の心によって変化する。即ち体の設計図は確かにそこにあるが、それは生きている間に書き換えることができると言うことだ。つまり、たとえば最初から35歳でガンになると遺伝子に書き込まれていたとしても、それを変えることが心によってできると言うことなのだ。
 これを裏付ける量子力学の理論は90年代からすでにあった。ハイゼンベルクの「不確定性理論」は量子の動きを完全に数値公式化することは不可能であることを示している。何故なら量子の動きは驚くべき事に“観測者の心の動き”の影響を受けるからだ。
 これらは古代から言われ続けてきた哲学を裏付けるものである。現実を創造しているのは間違いなく私たちの心なのである。かつてナザレのイエスは水面の上を歩き、弟子であるペテロに同じように水の上を歩くように命じた。ところがペテロは風を見て恐ろしくなり、おぼれかけたのである。イエスはペテロを助けて言った。「信仰の薄い者よ、何故疑ったのか?」 強烈な信念は時に奇蹟と呼ばれることを起こす。病気も同じであり、否定的にばかり考える者に治癒は好んで訪れない。
 全ての霊的なメッセージはカルマ、即ち自分の言動がもたらすエネルギーは同じものが必ず還ってくるということを肯定しているが、実はただ一つの例外がある。エドガー・ケイシーはその例外をこのように言っている。
「人間の意志に勝る力は何もない。たとえカルマでさえも」と。
 どのような罪を犯し、その懲罰的なカルマが自分を変える唯一の手段として必要であるとしても、それ以上の善なるカルマを自らの意志で積む事はできるのだ。その結果としてすでに気づき、修正したエネルギーをわざわざ受け取る必要はなくなる。
 大切なのは健康も人生も創るのは自分自身だと言うことであり、運命というのは自ら計画した人生の青写真であるが、それは絶対ではないという事実であり、自分の今ある枠を自分自身の手で超えることにより、それ以上の輝かしい人生を再創造する権利は全ての人間に与えられていると言うことなのだ。理解しがたいかも知れないが、実際あなたには「過去」も「現在」も「未来」も変える力があり、その全ての鍵は「現在」に置かれているのである。





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Last updated  2005/08/07 02:32:04 AM
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