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リハビリは創造力!

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2005.03.16
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散歩
  現在の高齢社会の日本では、


  労災病院ですら65歳以上の人が大半。


  しかも脳卒中による片マヒというような人が、


  ベッドの大半を占めています。


それでも、いままでのリハビリと同じように、本人もセラピストも頑張ります。
できないところを見つけて、動かないところを見つけてひたすら検査。
なんとか訓練でできるようにして、身じたくができるように、歩けるように懸命に訓練します。


かなりの人はできるようにはなります。日常生活活動(食事・排泄・入浴・整容・更衣・移動)などの、
検査をしてすべて自立。「できるようになってよかったね!」と退院して家に帰るんです。


それなのに家に帰っても自立していません。訓練と生活がつながっていないからです。
高齢者の場合、「できる」と「する」の間に大きな溝があるんです。
訓練では一生懸命やってたけど、3ヶ月後に家に行ってみるとベッドに寝たきりになっていた。
何のためにリハビリを頑張ったんだろうとなってしまいます。

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これまでは「できない」ことを「できる」ようにすることがリハビリでした。
これは病院…とくに脳卒中を発症して運ばれる急性期医療でのことです。


ですが、今後…いえ、私がすでに今現在関わっている高齢者の方というのは、
急性期病院での治療も訓練も過ぎて、「だいたいこのぐらいまでの回復」と判断されて、
家に帰ってきたか、家にも引き取ってもらえず施設や他の病院に来ている人たちです。


このような方々を「もっとできることを増やそう!」とよくばることはちっとも考えません。
それよりは「できる」ことは、なんとか「する」ことにつなげようというセラピストの心意気です。


これはモチベーションを上げるための逆の発想です。
する」ことをやっていくことで、「できる」ことが多く出てくるようになっていくんです。


・過去のリハビリ…「できない」→「できる

・現在のリハビリ…「できる」→「する

・これからのリハビリ…「する」→「できる


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最終更新日  2005.03.16 14:54:03
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