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カテゴリ:1990年代
今回は”おまけ”です。
私の撮る写真は”航空機”が中心ですが、機会があれば他の”メカ系”の撮影もします。そう言う点では、この”習志野”は私が陸自の”戦闘車両”を撮影できる数少ない機会です。 ”89式装甲戦闘車”。他の車両もそうですが撮影したのはこの時が初めてでした。 千葉県には”戦闘車両”部隊が配備されている駐屯地はないので、訓練展示に参加する車両は他の駐屯地から運ばれてきます。 この”89式”は滝ヶ原駐屯地(静岡)の”普通科教導連隊第5中隊(当時)”の所属です。 ”60式・73式装甲車”。手前が60式で奥が73式です。 73式も滝ヶ原の車両(第4中隊)ですが、60式は相馬原(群馬)の”第12戦車大隊本部管理中隊”の所属です。車体の横に何か描かれているようですが… ”74式戦車”。描かれているのは”第12戦車大隊”の部隊マークです。 陸自の”ヘリ”に部隊マークが描かれるようになったのは90年代半ばになってからですが、車両についてはかなり以前から描かれていたようです(私の持っている70年代後半の雑誌にもマークが描かれた写真が載っています)。 ”第12戦車大隊”は第12師団隷下の部隊で、マークは師団の部隊マーク(12を図案化)を基本にして中に”虎”が描かれていました。赤い横棒は1本なら第1中隊、2本ならば第2中隊所属を意味します。 勇ましいマークだったのですが、残念ながら”第12戦車大隊”は現在はもう存在しません。2001年までに”第12師団”は部隊をスリム化し”ヘリ”による部隊展開能力を高めた”空中機動旅団(第12旅団)”に部隊改編され、”第12戦車大隊”は廃止されてしまいました。 部隊のいた”相馬原駐屯地”には飛行場が造られてヘリ部隊が配備され、私はその時から通うようになります。ですからこのマーク付き戦車の写真が紹介できるのは今回だけだと思います。 '97習志野編は今回で終了です。次回は下志津の写真紹介です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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