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カテゴリ:陸自航空祭
今回から”戦闘訓練展示”の写真紹介です。
まずは着陸地点周辺の事前偵察の為、”偵察部隊”が高高度より降下。 ナレーションを聞いていなかったので高度は未確認です(館山編と同じなら1800メートルくらいかな?)。 使用するパラシュートは滑空・操縦性能に優れる”MC-4”。 ただ降下するのではなく、操縦しながら正確に目的地点に向かいます。 着地(ブレてますが…)。 ”MC-4”は直前に降下速度を落とす操作が出来るので、ふわりと静かに着地出来ます。 事前偵察には、他にも地上からバイク・車両で行う方法もあります。 これらの事前偵察で周辺の安全が確認されると… 両サイドのスキッドに隊員を乗せた”UH-1H”が飛来… 乗っているのは偽装用の”ギリースーツ(陸自では「隠密行動用戦闘装着セット」)”に身を包んだ”狙撃チーム”。 ”UH-1H”は着陸せずに1メートル前後でホバリング(下げたロープの先端が地面に付いたのを合図に)し、隊員は飛び降ります。 もう1枚。 前方の隊員を見ての通り、”ギリースーツ”の効果は絶大!既に半分背景に溶け込んでいます。 訓練展示なので観客から見える場所に陣取りますが、本来は草むらや森の中に身を潜めて敵の侵攻に備えます。 更に”CH-47J/JA”からも隊員がファーストロープ降下(補助器具なし腕力のみで降下速度をコントロール、着地後は手を離なすだけで素早く展開可能)。 降りたのは”降下誘導小隊”。その名の通り、本隊の降下を誘導するのが任務です。 ”CH-47J/JA”が目の前を通過・ホバリングするので、風下側の観覧席には巻き上げられた枯れ草が降り注ぎます。 木更津の第4対戦車ヘリ隊”OH-1”と… ”AH-1S”も地上支援に飛来し、降下地点の確保完了。 いよいよ本隊が降下と言うところで次回に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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