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テーマ:ニュース(99486)
カテゴリ:時事・ニュース 海外
4/11(日)17:40
どうやらこの事件は日本時間の今日の明け方に急転直下解決に動き出した。それも24時間以内に三人を解放すると犯人グループが声明をTVで発表した。しかし今の所まだ三人が解放されたとの報道はない。 今これを書きながらTBSのニュース番組に出演している家族の中継を観ている。現実として三人が解放された映像や写真を見るまでは安心出来ないと述べている。色々とその会見時での発言が批判されている家族だが、ここでも人質の一人のいとこが「自衛隊撤退」を訴えている。そういう発言はやはり相応しいとは思えないし、小泉首相が家族達に会いたがらないのも何だか今では理解出来る。 今後の展開はまだ余談を許さないが、開放されれば三人をいち早く帰国させて事情聴取をするだろう。そしてその場で二度とこの様な事態を招かない様に、厳しくお灸をすえるべきである。 自分達の個人的な信条で行動するのは大いに結構だが、それは公権力に一切迷惑や力を借りないで行ってこそ価値がある。今回の様に国家を揺るがすような事件にまで進展して、迷惑を掛けるなんて言語道断だ。第一戦時下にあるイラクで丸腰の民間人に何が出来るのか?。ストリート・チルドレンに母と慕われたり、劣化ウラン弾の恐怖を訴える為だと伝わっている。それらの志は否定しないが、全ては自己責任の範囲ないで行うべきである。 今回の三人の関係家族を含めて批判的な言動の矛先になっている、自衛隊や政府や公権力の力添えが無ければ開放は出来ないではないか!。会見やTVなどで余りこれらへ批判的なことは言うなといいたい。貴方達の家族を救おうと全力を尽くして、寝る時間を削ってでも動いているのに失礼ですよ。外務省や官邸サイドだって本当はあなた達方へ情報を伝えたいのです。でもあなた達がTVなどで批判的な言動を繰り返したりしていたら無理です。政府サイドと家族達の信頼関係なくして重大情報を伝える事は無いと言えます。 何とか三人が解放されて無事に姿を現し、帰国するように祈りましょう。 ------------------------------------------------------------------ 4/10(土) この事件はその後今のところ大きな進展はなさそうだ。外務副大臣がヨルダン入りして陣頭指揮にあたるそうだ。 イラクでは日本人以外でも多くの外国人の誘拐事件が頻発している。そんな中で三人がイラク入りしたのだが、高校を卒業したばかりの今井さんはどうだったのだろうか?。果たしてイラクの情勢をどのように分析して渡航したのだろうか?。その崇高な理念に基づいての行動は立派の一言であるが、その行動力と同じくらい現地の状況を把握していたのだろうか。 確かに現地の人たちの役に立ちたいからと日本を飛び立ったのだろう。だがその行動力が今回は仇になり、家族や日本政府関係者に迷惑を掛けることになってしまったのは残念だ。 他の二名は従来の活動状況から現地入りに踏み切ったのだろう。だがやはりこの戦時下でのイラク入りは身の危険が付きまとう。女性の方はアラビア語にも堪能らしいが、逆に今回はその行動力が裏目にでた。今までは自衛隊が駐留していない中での活動だったから、親日的な態度で接してくれただろう。 だが自衛隊が駐留してからは、やはり従来とは状況が変わるのは明白だ。こうした困難な状態でのNGO活動に慣れが生じていなかっただろうか?。民間人がテロリストの標的になるのは容易に推測できたはずだから、情勢が安定するまで活動を自重してもらいたかった。もっとも困難な状況だから活動しているのだろうが...。 政府は全力を挙げて三人の無事救出に、手段を選ばずあたって欲しい。だがその一方でテロリストの無法な要求には屈せ無いので、政府はアメリカとも連携して情報収集にいそしみ解決してほしい。 ここでテロリストに屈しれば、それはイラクに展開している他国軍へも影響が出るのは明らかだ。日本だけの都合で撤退は出来ないし、もしそうすればテロリストの要求がエスカレートするのは幼稚園生でも分かる。テロリストの要求をその都度呑んでいるのでは、国家として成り立たないではないか。テロリストが牛耳る国家なんてもってのほかだ!。 日本相手に成功したから今度は他国をターゲットにする事も考えられる。過去の赤軍派の乗っ取り事件みたいに超法規措置を用いて釈放して、世界中の笑い者になるのだけは避けねばなるまい。 被害者の家族の心境も考えればあまり無謀な事は述べたくは無い。もし自分が家族だったらやはり人命第一に動いてもらいたいのは当然だ。 マスコミは是非人質が犠牲になるかのような前提での報道は謹んで欲しい。記者の政治家への質問も【最悪の事態】を想定したものばかりだ。 まず三人が救出される事を祈ろうではないか!。 ------------------------------------------------------------------ 4/08(木) 自衛隊のイラク派兵後最も起きてもらいたくない事件が発生してしまった。 まだこの事件の詳細は不明だけど、自衛隊の3日以内の撤退を要求しているそうだ。そんな事は出来ないけど政府は三人の安全確保に全力を挙げて取り組んで欲しい。 スペインでは列車の爆破事件で、直後の選挙で与党は敗北してこれもテロに間接的に屈した形だ。今回の3人の拘束がどういう風に展開するか分からないが、テロには屈しないで政府は毅然と対応して3人を取り戻してほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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