米国の大統領選は前回に続いて接戦になりながらも、現職のブッシュが当選した。
ブッシュの当選で落胆している世界の人々も多いかと思う。一方の日本では小泉首相はブッシュとの関係が深いので、ブッシュ再選は歓迎しているかもしれない。それにケリーが当選すると東アジア政策で日本が軽視されるのは、容易に想像出来るのでホッとしているだろう。
父ブッシュ元大統領は再選が果せなかったので、息子は父の果せなかった夢を果した格好である。
2期目のブッシュ大統領には課題が山積している。前回は当選直後にイラク戦争が勃発して、国内では圧倒的な支持を得ていた。今回はそうした「好材料」は見当たらないので、純粋に国民や世界に支持される「政策」を打ち出さないと政権の舵取りは厳しい。
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