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カテゴリ:時事・ニュース 海外
インドネシアのスマトラ島北東部で発生した大地震の影響による、津波は一気に周辺のアジアの沿岸国を呑み込んだ。
まず、隣国のタイ、スリランカ、インド、モルディヴらの国の沿岸部の被害が甚大だった。 中でもこの年末年始の旅行シーズンで、人気リゾート地のプーケット(タイ)やモルディヴの日本人旅行者も犠牲になったようだ。映像で見る限りスリランカやモルディヴの被害も、震源地から遠く離れている割には甚大だった。私はスリランカもモルディヴも旅行したことがあるが、モルディヴは国土の大部分が海抜0~2m以内の低地なので、首都の島マーレ(新聞表記はマレだが、現地ではマーレと発音する)も水浸しのようで、隣の空港島も閉鎖だ。 今回これ程までに津波の被害が大きいのは、日本の様に津波に対する警戒が足りないこととその予知が出来ていなかったことがあるようだ。日本は地震大国だから沿岸部には堤防があるし、地震が発生すれば即座にテレビやラジオで情報がリアルタイムで流れる。 聞く所によるとそうした対策は皆無だったそうだ。「津波」は英語の一部にもなっている。「Tidal Wave」とも表現するが「Tsunami」で充分通用する。折角英語化した日本語があるのに、それを予知できなかったり情報を伝達できないのは残念だった。ビーチでダイヴィングしたり泳いでいた人たちの多くが、突如襲った大波に呑み込まれた様だ。 被害者は既に1万人を超す大災害となった今回の地震と津波。海外に滞在中の情報の入手は難しい。もし、自分が被災地にいたらと思うとゾッとする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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