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テーマ:ミニ・シアター系映画(152)
カテゴリ:アメリカ映画
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原題:Hitch(アメリカ)118分 【この映画について】 この作品は原題にもなっている、「Hitch」こと恋愛コンサルタントのアレックス・ヒッチを売れっ子ウイル・スミスが演じる。 ウイル・スミスと言えば最近では「アイ、ロボット」「バッド・ボーイズ2バッド」などで派手なアクションを売りにしていたが、今作品では一転恋愛コンサルタントの役をこなす。 そのヒッチに相談に乗ってもらうアルバートにケヴィン・ジェームス、アルバートが恋焦がれるセレブな女アレグラ・コールにアンバー・バレッタ。コンサルタントのヒッチがアタックする新聞社のゴシップ記者サラ・ミラス役にエヴァ・メンデスが扮する。 映画内には数多くの恋愛に関する法則やウンチクが登場するので、それを役者達がどう演じるかも見所。 【ストーリー(ネタバレなし)】 ヒッチは口コミを頼りに恋愛コンサルタントなる仕事をNYで個人で営む。彼は恋に悩み相手の女性に打ち明ける勇気のない男性を数多く救ってきた。そしてまた一人彼を頼りにしてきた男と待ち合わせる。 一方で、新聞社でゴシップ記者として勤めるサラは恋愛に興味はあるが仕事一筋の女。アフター5に友人のケイシー(ジュリー・アン・エメリー)と共に夜の街に出かける。声を掛けてくる男は多いが今ひとつ惹かれるものがなくて袖にしてばかりいる。そしてサラとケイシーが飲みに寄ったバーにはヒッチもいて、ヒッチは一目見て気に入り声を掛ける。 ヒッチは新たな顧客のアルバートと面会する。彼は現在セレブな女アレグラが経営する会社の資産運用コンサルタントのメンバーの一員だ。独身で美人のアレグラにのぼせているアルバートに、如何にして彼女の気を引くかがヒッチの仕事だ。早速数々のウンチクと共に作戦を授けたが、会議中に思わぬ一言が引き金で彼は会社を辞める。だがアレグラは逆にその場での彼の態度が気に入り、後日デートをすることになる。 ここから先はアルバートに再びヒッチが自身を付けさせる為にあらゆる作戦と対策を講じる。だがそれとは別にヒッチ自身の恋愛問題もある。それはサラとの関係の構築だった。ガードの固いサラだが何とかデートに連れ出すことに成功するが、そこで彼の予想していなかった反応にヒッチは戸惑った。 アルバートの方は、ヒッチのアドバイスもありアレグラとデートを重ねることになる。だがセレブで美人のアレグラの行動は常に新聞社の格好のターゲットだ。アレグラとアルバートのデートは、サラの監視する所となり度々デートの写真が新聞の一面を飾ることになる。 ここから先はヒッチとサラ、アルバートとアレグラの二組のカップルの仲の進展がテーマになる。そしてこの二つのカップルの接点が意外な所から発覚するのだがそれは何か?幸せの仲介人を演じてきたヒッチ自身に幸せは訪れるか?その辺をテーマにこれから先は殆ど公開が終わりつつある映画館でか、発売されるDVDで観てほしい。 【鑑賞後の感想】 この映画は恋愛コンサルタントを演じるウイル・スミスが、盛んに「恋愛論」「恋愛テクニック」「恋愛スポット」「恋愛の格言」を披露する。それが冒頭からラストまでこれでもかと延々と続くが、この辺は最後の方は多少うんざりしてくる。 アクション・シーンのないウイル・スミスはある意味では新鮮だ。恋愛を成就させる手伝いをする彼が、実は恋に臆病だったと顧客に言い放たれるシーンは面白い。でもセリフとして登場する数々の恋愛論は、果たしてシャイな日本人に通用するだろうか?特に私のような男には、参考になる部分よりナr内部分の方が多いような気がした。 最後に映画の舞台は最近度々登場するNYでロケシーンが多いので、NYを観光している気分。だが所謂有名なスポットは余り多く登場しないので、NYでのセレブの生活とかナイトライフは見ものかな?それとウイル・スミス出演映画は他もそうだが、BGMの使い方が上手い。今回もアップテンポな曲が多いが、ちゃんとシーンとマッチしている所なんかは憎い演出だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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