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2005.09.02
テーマ：天気の話！(1666)
カテゴリ：時事・ニュース 海外
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【治安、衛生状態は最悪のニューオーリンズ】 ハリケーン「カトリーナ」がニューオーリンズ周辺を一気に飲み込んだ。この超大型ハリケーンはニューオーリンズ近くに上陸し、猛烈な勢いで都市を直撃。米国では「まるでTSUNAMI」のようだ表現しているそうだが、ニュース映像で見ても都市全体が水没状態で衛生状態も悪そうだ。 更に深刻なのは都市部で略奪が横行していること。ニューオーリンズは日本ではジャズの都市として知られるが、かつてのフランス領（オーリンズはフランスの地名オルレアンを英語読みしたもの）のこの都市は貧しい黒人が多く治安も悪い都市だ。警官の数も足りないのか、商店に勝手に入りこみごっそりと商品を丸ごと持ち帰る略奪が米国で起きるとは思わなかった。 【ハリケーンが原油価格を直撃か？】 日本では都市がここまで壊滅状態に陥ることはないだろう。それはニューオーリンズ周辺が、海面下にあり周辺海域の海水温も高いために勢力が衰えないで上陸したのだろう。さらに平地の為に周囲を遮る自然地形でないのも被害を大きくしたそうだ。 このハリケーンが辿ってきたメキシコ湾は、原油の生産地でもありそちらの方の心配も出てきた。ハリケーン直撃で油田からの輸送ルートへの影響も懸念され、こうした事態が長引くと今度は米国経済への波及も心配される。米国は安い原油価格で供給しているので、幾らハリケーンの影響があるとは言えどもいきなり原油価格の値上げとは行かない国内事情も存在するそうだ。 【大型台風１４号、九州方面へ北上中】 一方日本では台風１３号が南西諸島から台湾を通過して中国へと去って言った。と思ったら既に１４号が同じルートから、今度は高気圧の弱まった部分を北上し九州方面に向かうと予想される。この１４号も勢力が大きく今後このままの状態で日本へ接近すると、被害も心配される。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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