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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2006.04.08
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Paul McCartney~Chaos And Creation At Abbey Road~


このショウは昨年の7月にロンドンのアビー・ロード・スタジオ(私もロンドンに行った時に訪れました。中には入れませんが)で行われたライヴが、昨日WOWOWで放送されたので詳細をここに記す。

1.Friends To Go(Chaos And Creation In The Backyard)
ポールはこの曲をアコギ一本で歌う。歌う前にアビー・ロード・スタジオでの想い出を語る。「Love Me Do」を録音したときは緊張したとか、ここで俺がべースを弾いてジョンとジョージはここでギター、後ろではリンゴがドラムを叩いた。こうしてポールが懐かしがりながら、1曲目を演奏する。
2.How Kind Of You(Chaos And Creation In The Backyard)
1曲目終了後、プロデューサーのナイジェル・ゴドリッチが紹介される。スタジオでポールがレコーディングの様式を披露する。眼の前にあるワイングラスの縁をなぞると音が出て、それを重ねていくとどうなるかを実演。その延長線上で「Band On The Run」のワンフレーズを歌う。
3.In Spite Of All The Danger(Anthology 1)
ポールがビートルズになる前に作った曲で、「今日は積極的な人たちが多そうだから、一緒に参加してくれ」と言い「ア~アアア」と観客がハモる。
4.Twenty Flight Rock(Choba B CCCP)
ポールがビートルズに加入するきっかけになった曲と言って演奏始めたこの曲は、ポールが歌詞を全部覚えていたのでジョンが驚いたと語っていたがこのエピソードは結構有名だ。因みにポールはWINGS時代にもライヴで披露している。
5.Lady Madonna(オリジナルはシングル)
アコギから一転してポールのお気に入りソング、「Lady Madonna」をピアノで演奏する。しかしここでの演奏はテンポを落として「アンプラグド」風に歌う。WINGS時代から何度もライヴで披露されているが、この形での演奏は初公開。
6.English Tea(Chaos And Creation In The Backyard)
ポールがこの曲を書くに当たってヒントになったエピソードを披露してピアノで歌う。外国に行ってお茶を注文するときに、「紅茶」を頼む時は「English Breakfast Tea」とか言わないとダメなんだと。それと英国の上品な老女が使う言葉を歌詞に加えたそうだ。
7.Heartbreak Hotel(オリジナル未収録)
スタジオでポールがエルビスのバンドのベースプレーヤーが使っていたウッドベースで、エルビスのヒット曲を弾いて歌う。
7.Melotoron Jam(即興曲)
メロトロンでポールが即興的におふざけで歌う。結構ファンに受けていた。この曲が終わると、ビートルズではこうして使ったと言って、「Strawberry Fields...」のワンフレーズを弾いた。
8.Jenny Wren(Chaos And Creation In The Backyard)
ビートルズ時代に「ブラックバード」を作った際にはバッハの曲を参考にしたそうだが、一度は失敗しながらも完成させたエピソードを披露。そしてその時のことを思い出して作ったのがこの曲と言ってアコギで披露して歌う。
9.I've Got A Feeling(Let It Be)
アコギでポールが作った部分の曲を披露する。この曲の中間部はジョンの別の曲なのでその部分は省略して歌った。
10.Blackbird(White Album)
ポールが得意とするアコギナンバーと言えばやはりこれか。WINGS時代やアンプラグドでも披露されているお気に入りナンバー。
11.That's All For Now(即興曲)~Blue Suede Shoes
ポールがショウの締めくくりに披露した即興曲。スタジオのファンと共にドラムス、ベース、ピアノ、ギターでワンフレーズをそれぞれ録音し、ファンにはタンバリンやマラカスを渡して一緒に叩くようにリクエストする。ナイジェル・ゴドリッチが即興演奏を録音し、その度に音を重ねていくと不思議と曲として成り立っていく。ファンも段々ノリノリになっていくとポールもつられていく。
各パートの録音が終わると、ポールが即興で歌詞を付ける。歌詞の内容はあくまでも即興なので「今日のショウはこれで終り。皆も帰る時間だよ!」ってロック調にシャウトする。ポール曰く「危険」バージョンがこれで、同じメロディに乗せてカール・パーキンスの名曲「Blue Suede Shoes」の歌詞で歌うバージョンも披露しショウは終わった。

ショウはジャスト1時間で終わったようだ。ポールは古巣アビー・ロード・スタジオでの生演奏で従来にはないスタイルで工夫を加えていた。最新アルバムのプロデューサーだったナイジェル・ゴドリッチをスタジオに呼び、ファンを前にして簡単に録音とはこういうものだと「講習」をしているようだった。
最後にファンを交えて音を重ねて曲を作る様子を披露するあたり、流石にポールは「サービス精神旺盛」だなと改めて感じた次第。昨年のツアーでは北米に限定されていたので、次回のワールドツアーでは是非日本にも来てもらいたい。

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[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.Eric Clapton/Just One Night(2枚組)
2.Earl Klugh/Heart String





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Last updated  2006.04.09 17:32:12
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