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2009.01.16
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テーマ:ニュース(99486)
機長の冷静な判断が乗客を救う!



15日午後3時半ごろ、米ニューヨーク市のラガーディア空港を離陸直後のUSエアウェイズのエアバスA320型国内線旅客機(乗客150人、乗員5人)が、同市中心部のマンハッタン西側を流れるハドソン川に不時着水した。機体は川に浮いた状態となり、ニューヨーク市消防当局や沿岸警備隊が救助船を派遣。USエアウェイズ社は約1時間20分後、乗客乗員全員が救助されたと発表した。

米連邦航空局(FAA)などによると、同機はノースカロライナ州シャーロットに向けて午後3時26分に離陸。45秒後、高度約500メートルの上空で、チェスリー・サレンバーガー機長(57)が管制当局に「両翼のエンジンが鳥を巻き込んだ」と連絡した。
機体はほぼ損傷がないまま着水しており、通常の着陸に近い滑らかな着水だったとみられる。米CNNテレビによると、機長は「ノー・エンジンで降下するので、衝撃に備えて」と乗客にアナウンス。FAAは2機あるエンジンの両方が停止していたとみて調べている。

機長は十分な川幅があり、橋などの障害物がないハドソン川に機体を導き不時着水したとみられる。機長は操縦歴約40年のベテランで、米空軍のF4戦闘機のパイロットを務めた経験もある。
事故当時のニューヨークの気温は氷点下6度前後。着水後、乗客らは両翼の上に移動するなどして救助を待った。救助後、同機は前方部を残しほぼ水没し、記者会見したニューヨーク州のパターソン知事は全員救助を「奇跡だ」と語った。

(以上、一部毎日新聞から転載)

朝のニュースで第一報を聞いたときNYで旅客機が川に不時着と伝えていたので、当然ながら死傷者が出るものと思っていた。ところが続報が入り全員が救出されたと知って、「一体どうやって?」と不思議に感じたニュースだった。
そこで帰宅後、ニュース番組が機長の機転でハドソン川に不時着を試みて成功し全員が無事だと知ってまたまた驚く。そもそも不時着する原因となったのは離陸時にエンジンに鳥が直撃したことで推進力が失われたこと。しかもまだ上昇中の出来事で、この時点で機長は近くの空港への緊急着陸も諦めハドソン川への不時着を決断したがこれが素晴らしかった。
不時着時に通常の着陸と同様に機首を上げた状態で着水したことで、着陸時の衝撃を和らげたことが功を奏した。
着水直後にパニックに陥った乗客を冷静に誘導した乗員、女性と子供を優先して脱出させた乗客の男性達、沿岸警備隊や航行中の船の素早い救助、乗客が全員脱出したのを確認してから避難した機長と、危機一髪の状況を瞬時に冷静に一致団結して乗り切った米国人たち(邦人2人乗っていましたが)。
こうした要素全てが「ハドソン川の奇跡」を生んだ訳だが、私もNYは2度行っていますしこのラガーディア空港を利用しました。

ラガーディア空港はJFK空港と並んでNYの国際空港で主に近距離国際線と国内線が主体ですが大西洋沿岸の空港でもあります。
鳥との衝突(Bird Strike)は羽田空港のように、海に面した空港にとっては常に抱える危険要因だが鳥を完全に旅客機の航行ルートから排除するのは難しいらしい。
羽田ではハンターが待機していたり、大音響を定期的に流して鳥を追い払ったりしているそうだが効果は薄いとのこと。

旅客機の運行システムの完全コンピューター化が進んではいるものの、エンジンに鳥が吸い込まれるとこうして墜落の危機に陥る。まだまだテクノロジーは進化の予知がありそうですね。

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Last updated  2009.01.18 16:55:40
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