love&peace♪マチオの脱力生活日記！

[お気楽ボランティア] カテゴリの記事

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  とんとんお話の部屋・草花遊び

  　今月の読み聞かせ会「とんとんお話の部屋」では、司会を務めた。　今回は絵本が２冊と紙芝居ひとつと昔語りがひとつ。司会は絵本の読み聞かせや紙芝居を演じることと違い、アドリブでコメントを差し挟みながらの進行が要求されるので、いつもとは違った趣がある。季節柄春めいたお話が主に語られた。お話に聞き入る子どもたちは皆熱心に耳を傾け、絵本や紙芝居の画面に見入っている。ほんとうに、観客に恵まれた会だと思う。　読み聞かせの後の「遊びの時間」では、野草を使って首飾りを作ったりという「草花遊び」で子どもたちと楽しんだ。　来月オレは紙芝居を演じ、再来月は「遊びの時間」で、紙粘土を使った遊びをする予定。また、「とんとんお話の部屋」で、人形劇を演じるという計画もある。反省会では、人形劇の今後の製作の話題で盛り上がった。　毎回、来てくれる子どもたちによろこんでもらえたらそれでいい。子どもたちと触れあう時間の後は、なぜかしら心が軽くなったように感じるのだ。それが楽しくて続けている。

  2007/05/12

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• @HOMURA　I澤さんとCSO談義

  　宿直勤務明けに六日町のチャレンジ・ショップHOMURAに行ったら、偶々六日町を訪れてきていた、上越市のI澤さんと出遭った。I澤さんはトラっちを訪ねてきたのだったが、あいにくトラちゃんは不在。おかげでボランティア活動や団体の運営談義に花が咲き、興味深い話をたくさん聴かせてもらえた。　I澤さんは、文字どおり手弁当（つまり無報酬）で県内のNGO団体を繋ぐボランティア活動をしているスゴい人だ。本人曰く、「楽しいから、好きだからなんですよね」。…うん、素晴らしい！ボランティア活動に携わる姿勢は、常にそうありたいものだ。I澤さんは物腰柔らかな雰囲気が周囲を和ませる、ユニークな雰囲気をまとった人。いつも彼の顔を見ると、何故だか「ほっ」とするんだな。　NGO,NPOに代わる市民団体の呼称に、“CSO”というものがあるのだそうな。Civil Society Organizations（市民社会組織）の略。いささか使い古された感があり、かつ否定語“Non”で始まるNGO,NPOより印象がいい。「市民参加の社会組織」という位置付けを明確に現していて判りやすいし、なにより耳に「新しい」。　超新し物好きなオレは、早速個人用の名刺の、自分が運営する団体の呼称に“CSO”をつけ加えた。CSO“あ・ぴえ”と、CSO“UIIAA”。ああ誰か、名刺を渡した時に「CSOって何ですか？」って、早く訊いてくれないかなぁ…（笑）。

  2007/04/16

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• かいぞくでぶっちょん

  　月にいち度の読み聞かせ会「とんとんお話の部屋」の日。　今回は、いろいろあって4，5ヶ月振りに紙芝居を演じるということで特に気合が入っていた。また、先日観た「魚沼産☆夢ひかり公演・オズの魔法使い」で、表現者としての気概を激しく熱く揺さぶられ、また、事前に人前で演じる機会を与えられたりと幸運にも恵まれ、自分自身で納得かつ充実の紙芝居を演じることができた。今回は準備期間に一ヶ月を要したことだしな。　タイトルは「かいぞくでぶっちょん」。掛け値無く悪い海賊のお話。ま、最後には改心（？）というか暮らしぶりが変わるようなオチがついているものの、そのナンセンス振りが気に入って選んだ紙芝居だ。あと、「ドッカーン！」とか、「ズシーン！」とか、「ゴロニャーン」とか、随所に腹の底から声を出せる台詞（擬音）が入っていて威勢がいいのもオレにとっては魅力のひとつだった。　読んでもおそらく判らない梗概（あらすじ）を敢えて載せると、　でぶっちょんが奪い取った品物の中にびっくり箱があり、そのせいでネズミが逃げ出して、子分たちは怖れおののいて船を去ってしまう。退屈しきったでぶっちょんは人間大砲でとある島に上陸。トラに出遭って怖れおののいたりする。最後にはゴリラと会話をし、美しい夜空を眺め、その後は島で動物たちと仲良くくらしたんだとさ…。おしまい。　という物語。　十数名の子どもたちの双眸が、すべて紙芝居の画面に熱く注がれているのを見ながら、自分なりの演出をこらした紙芝居を演じる快感…。これがあるから、やめられないんだよな。　「遊びの時間」では、こいのぼり作りをした。小さな可愛らしいこいのぼりを手にして、よろこんで帰っていく子どもたちを見送る時間。これもまた、「やっててよかった！」と思える、貴重な貴重な時間なのだ。

  2007/04/14

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• とんとんお話の部屋・新年会

  　11:00から、読み聞かせの会「とんとんお話の部屋」の、新年会。来年度の計画を話しあい、その後ごちそうをいただいた。　13:30から、読み聞かせの会。今回は司会を務めた。　遊びの時間は、ひな祭りの「お雛さま工作」。折り紙でできたかわいらしい人形が次々にできあがっていった。この時間を楽しみにしている子供たちがたくさんいることを感じる。　翌月の読み聞かせ会のお知らせのチラシを子供たちに配って、司会進行役は終了。子供たちの姿はいつも、オレの心を和ませてくれる。

  2007/02/10

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• 小学校で読み聞かせ

  　地元地区の東小学校に、絵本の読み聞かせに出かけてきた。絵本は、今月のとんとんお話の部屋用に選んで練習した、「さんびきのろしありす」。絵本の読み聞かせのためにこの小学校を訪れたのは初めてではない。以前、５年生の前で「黒猫のお客さま」という絵本を読ませてもらったことがある。　来客用の玄関のインタフォンで来意を告げ、学校内に入った。会場の講堂の場所は知っていたので、絵本を携えてその場に向かった。講堂に入る直前に、思いがけずうれしいものを見つけた。講堂の入り口近くの廊下の壁に、見知った人たち数名の顔写真が貼り付けられていることに気付いたのだ。それは、国際大学でお付きあいのある数名の学生さんたちの顔写真だった。7，8名の学生のうち5，6名は大学で会うと常に言葉を交わすくらい親しいマラウィ・アルゼンチン・モンゴルなどの国からの留学生たちだった。その他の学生さんも、顔を見知った人ばかりだった。意外なところで馴染みの顔を見つけて非常にうれしくなった。彼ら彼女らはこの小学校で英語を教えているのだ。　読み聞かせの時間が始まる前に講堂で待っていたら、今回の読み聞かせのお客さまである2年生たちが部屋に入ってきた。彼ら彼女らと、英語の勉強の話などをしているうちに、いつもこの小学校で昔語りをしている、とんとんお話の部屋のメンバーでもあるA山さんが到着し、読み聞かせの時間が始まった。　「さんびきのろしありす」は、前月から準備していたので自分としては満足の行く出来だった。月例の図書館での読み聞かせでもそうだが、絵本・紙芝居に向けられる子どもたちの真剣な眼差しこそが、こうした読み聞かせの活動で得られるなによりの報酬だと感じる。A山さんの昔語りにも、ほとんどの子どもたちが真剣に耳を傾けていた。　先回の5年生に比べて、今回の2年生たちはなによりそのむやみな元気の良さが心に残った。A山さんに願って、今回の読み聞かせの時間に参加させてもらってよかった。

  2006/12/19

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• とんとんお話の部屋

  　今月のとんとんお話の部屋は、絵本作家の清水みちをさんを招いて絵本の読み聞かせをお願いした。今回オレは遅れて途中からの参加だったのだが、最後に読んでいただいたイタチとニワトリとネコとネズミの話がユーモラスでよかった。　今月の遊びの時間は工作で、子どもたちと一緒に小さなクリスマス・ツリーを作った。クリスマス・ギフト用の包装紙の雪だるまやくつした、リースなどの絵柄を切り抜いて貼り付けていく。かわいらしい小さなツリーが、子どもたちの数だけできあがった。　会が終わってから、清水みちをさんを交えてお茶の時間。とんとんではオレは男ひとりなので、こういう時間では珍しがってもらい可愛がってもらえる（笑）。美味しいシュークリームをふたつもいただいて、満足。

  2006/12/09

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• 東小学校“遊びの広場”

  東小学校“遊びの広場”

  2006/06/20

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• とんとんお話の部屋

  とんとんお話の部屋

  2006/06/10

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  タポちゃんのたび

  　毎月第二土曜日は、読み聞かせ会“とんとんお話しのへや”の日。　この日は“タポちゃんのたび”という紙芝居を演じた。　綿毛のタンポポの赤ちゃんが、風に吹かれて旅をするお話。いつもながら、つぶらな瞳を見開いて聴き入ってくれる子供たちの様子に勇気付けられる思いがした。　遊びの時間では、草花遊びをした。草笛やツクシやスギナを使った継ぎ目当て遊びなど。タンポポを使った水車作りも好評だった。読み聞かせの日は、いつもとても楽しいのだ。

  2006/05/13

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• こいのぼり工作

  　毎月第２土曜は読み聞かせ会“とんとんお話のへや”の日。この日は工作の時間を担当した。　久しぶりに大勢のメンバーが集まり、この日来てなかったのは２名のみだった。紙芝居ふたつと昔語り、絵本を一冊が演じられ語られ、また読まれた。生まれたばかりの赤ちゃんを含め、１９名のお子さん、親御さんが来場してくれた。特にこの日は、お父さんふたりが来てくれたので、メンバー全員がとてもよろこんでいた。　この日の工作にあわせて、いち番目の紙芝居はこいのぼりにまつわるものだった。こいのぼりを獲ろうとする２匹の猫の物語。語りは、沖縄の民話で“サンゴスの玉”というもの。長いお話だったが非常に判りやすく、いつものことながら子供たちは皆静かに聞き入っていた。絵本は、“森の合唱”。熊や狐などの森の動物たちが、自分たちの通っている学校の先生の悪口を言いあってよろこんでいる。ところがハリネズミの学校の先生は、とてもやさしい良い先生で、ハリネズミはのけ者にされたくなくて、やることなすこと滅茶苦茶な、“メチャノビッチ”先生をでっちあげ、他の動物たちをよろこばせる。しかし、本当はやさしい先生の悪口を言うために両親が咎めて、森の祠に告白して悔い改めようとする。そこでハリネズミが見た意外な光景とは…？というようなお話。ユーモラスで共感できるストーリーだ。この日演じられたもうひとつの紙芝居は、“春が来るまで”という、ツバメとタヌキの物語。ようやく春めいてきたこの時期に、ぴったりのお話だった。　さていよいよオレの工作の時間。この日はネットで検索してみつけた、折り紙とセロファン紙、または色つきフォイル（銀紙）を用いたこいのぼり作りをした。なかなか時間が取れなくて、この日の午前中にようやく試作品が完成したのだった。時間的に切羽詰っていたものの、ぎりぎりセーフで間にあった感じ。白い折り紙を円筒状に巻き、そこに模様を切り抜いたセロファンまたはフォイルをまきつけて、紙を切り抜いた目をつけ、割り箸にタコ糸で取り付けて完成。セロファンやフォイルの切り抜き方、目の表情の描き方でそれぞれに個性的なこいのぼりが出来上がっていく。お母さんのうちのひとりが、セロファンの細かい切れ端でこいのぼりを装飾することを思いついたり、子供たちの中には、地の部分の白い折り紙にペンで模様を描くなど、こちらが予想もしなかったいろいろな業が編み出され、うれしい驚きの連続だった。ふたりのお父さんたちも、子供たちと一緒に工作を楽しんでいただいたようで、よかった。　読み聞かせ会が終わった後の反省会で、前日にＨさんからもらったケーキを振舞った。とても好評で、持って行った甲斐があった。オレは前日にチョコ、この日はナッツのケーキを食べたけど、両方とも美味しいｗ　新年度に入り、新しく加わったメンバーの方と共に、お話に聞き入る子供たちの真剣なまなざしを眺めることを楽しみに、今年も読み聞かせを続けていきたいと思う。来月オレは、紙芝居を演じる予定。紙芝居は久しぶりだから、入念に準備をしないとねｗ

  2006/04/08

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• パパ's絵本読み聞かせライブ

  　“パパ’s絵本読み聞かせライブ”という催し物に行ってきた。“パパ’s”という言葉を冠しているように、東京から招かれたパパ's絵本プロジェクトの3人の現役お父さんたちが、交代で絵本の読み聞かせを披露してくれた。会場には、子供たちとお母さんお父さんたち２０名くらいの来場者。ちなみにお子様連れでなかったのは、たぶんオレだけだった。　会場には敷物が敷かれ、聞き手は床に腰を下ろして聞き、３人のパパさんたちは椅子に腰掛けて絵本を読んでくれた。何度も公演をしているそうで、和やかな雰囲気をかもし出す話術も巧みでさすがだと感じた。　３人のパパさんたちは、常にニコニコ。どんなときでも子供たちとの対話を絶やさずに読み聞かせをしてくれた。現役のパパらしく、家庭で自分のお子さんたちにもああいう風に読み聞かせているんだろうな…と感じられる親しみやすさを感じた。例えば一昨年の研修会でオレなんかが教わったものとは大きくはずれた読み聞かせであったが、読み聞かせをしながら子供たちとのやりとりを心から楽しんでいる様子のパパさんたちを見て聞いて、そんな細かいことはどうでもいいじゃないかと思えるほどの素敵なおおらかさを感じた。その日３名ほど来場していた聴衆のお父さんたちにとっても、読み聞かせを始める良いきっかけとして受け止められたのではないかと思う。たいせつなのはテクニックを学ぶより、一緒に楽しむこと。読み聞かせをしながら自分自身も楽しむことなのだ。公の場ではなく、家庭で読み聞かせるならなおのこと。　…それにしても魚沼市守門（すもん）地区の子供たちは、絵本の家“ゆきぼうし”が近くにあるからか、読み聞かせされる絵本の内容を誰かしら知っている子供がいて、容赦ないネタばらしの嵐の中、パパさんたちはさぞかしたいへんだっただろうと思う。だが、そんな時でもあわてず騒がずのお父さんたちに、とっても魅力的な頼もしさをも感じたのだった。地元の読み聞かせ会“とんとんお話のへや”を休んででも、行ってよかったと思った。　パパさんたちのひとりが読み聞かせた“うんちっち”という絵本は子供たちだけでなく大人たちにもおおウケで大爆笑だった。いずれ読み聞かせ会でオレも、ぜひ読んでみたいものだ。

  2006/02/11

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• とんとんお話しのへや

  　毎月恒例の読み聞かせ会、“とんとんお話のへや”。今回は司会を務めました。　思いがけず大勢のお客さまを迎えた今回の読み聞かせ会は、子供たち２０名以上、保護者の方を含めると３０名以上の大賑わいの会となった。　お正月にちなんだ干支の絵本、もちとお年玉に関する昔語り、“さるじぞう”の紙芝居と、“ラチとライオン”という絵本。それぞれの担当の方が、それぞれに読み、語った。今回の会は盛会なだけでなく、物語に熱心に聞き入る子供たちの表情が心に残る良い会だった。手に負えない腕白坊主の兄弟ふたりが来ていて、読み聞かせ会のメンバーで手を焼いたが、ああいう落ち着きの無い子供たちをすったもんだしながらも受け入れることのできるこの会の雰囲気は得がたいものだと感じた。　工作の時間では、ボール紙と爪楊枝またはマッチ棒を使ったコマ作りをした。厚紙を切り抜いて色を塗り、爪楊枝あるいはマッチ棒を刺してコマを作った。思い思いの模様を書いたコマを回して見ると、色々な模様があらわれて目に楽しいのだ。　絵本や紙芝居を読むことの無い司会役だが、これが結構難しい。至らない司会役だが、何とか務めさせてもらった。来月は雪合戦がらみで参加できないのだが、３月の会では絵本か紙芝居を読ませてもらおうと、今から楽しみなのである。

  2006/01/14

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• “とんとんお話しのへや”クリスマス・カード作り

  　毎月恒例の読み聞かせの会、“とんとんお話しのへや”に参加してきました。　今月のオレの役回りは、“遊びの時間”のクリスマス工作を担当すること。　何にしようか考えた末、クリスマス・カード作りをすることにした。キッズ@niftyの“作る・楽しむ”のコーナーから、クリスマス・カードのファイルをダウン・ロードして、プリント・アウトしたものを切り抜いて、貼り付けて作る飛び出すクリスマス・カード。ふたつ折りにされたカードを開くと、トナカイの引くそりに乗ったサンタが立体的に飛び出してくる、というもの。　絵本や紙芝居の読み聞かせが終わった後、子供たちとお父さん、お母さんと一緒に材料をハサミで切り抜いて、のりでくつけて作った。小さな子供たちも、意外にハサミの使い方が上手でびっくり！切り取った紙が多少曲がっていても、気にしない。きっちり切らないほうが、手づくり感が出てむしろいいのだ。　できあがったカードはどれも皆同じもの。でもそれに、カードを渡すメッセージを書いてもらったら、皆のカードはそれぞれが世界にいち枚しかないものになった。まだ字が書けない小さい子は、思い思いにカラフルな絵を描いていたりして。『誰に渡すの？』と訊くと、『○○ちゃん』と、友だちの名前を挙げる子がいたり、お父さん、お母さん…そしてサンタさんなどなど。様々な答えが返ってくる。　用意した台紙が余ったので、子供を連れて来ていた親御さんたちに配ったら、ちょうど良かった。この日は何故かお父さんが３人も来ていて、“とんとん”唯一の男性メンバーのオレとしては、うれしいことだった。　来月は司会を務めることに。先月は劇団の稽古で参加できず、今回は工作で来月は司会と、絵本や紙芝居を読むことができないのがちょっと残念。他のメンバーさんのローテーションもあるので、しようがないのだが。でもまぁ、来年３月に読む絵本あるいは紙芝居を、今から準備しておくのもいいかもね。今回も、楽しい時間を過ごさせてもらった。

  2005/12/10

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  “メタセコイヤの木の下で”上映会

  　１６日はふたつのイベントを掛け持ちで。　ひとつは上映委員をさせてもらっている、“メタセコイアの木の下で”上映会。もうひとつは夢っくすのキッズ・イベント、“もっと知ろう友達の国”。　正午少し前に、上映会の会場である小出郷文化会館に到着。会場の準備を手伝うつもりが、もうすでにあらかた終わっていた。映画の配給元のありのまま舎の方と文化会館のスタッフでやったらしい。　映画を観に来てくれた人に配るパンフレットの用意を手伝った。13:30から上映だったのだが、早い人は12:30くらいに来場していた。入場者数が少なくて、赤字ではないかと心配されていたものの、時間を追うにつれ来場者の数は増すばかり（そりゃ、減るわけはないんだが）。みんなでほっとひと安心した。　１時から抜けて、夢っくすのイベントに参加した。それは別の日記で書くことにする。　３時半ごろ夢っくすイベントから再び戻ってきて、映画を観終わったお客さんたちの応対をした。『ご来場ありがとうございました』の声かけと、カンパの呼びかけ、物品販売のＰＲ。声がでかくてもの怖じしない性格を最大限に活かしてできる参加のかたち。役に立ってると思えれば、オレ的にそれだけでいいのだ。　上映委員長の方が講師を務めている、晴陵リハビリ学院の学生さんたちが長岡市から観にきてくれた。はるばる長岡市から彼を慕ってきてくれるとは…。委員長の人柄と活躍ぶりがしのばれる。上映委員長と晴陵リハビリ学院の学生さんたち。中央の車椅子の方が委員長。　19:00からの夜の部に備え、ひとまず休憩することに。出前のお寿司をゴチになりました。回らないヤツは超ひさしぶりだった。美味かったぁ♪　夜の部の客入りは、昼に比べるとさみしかったが、昼の部だけで赤字の心配は無くなっていたので、気は楽なもの。夜の部では、“メタセコイヤの木の下で”を観させてもらった。試写会ではダイジェスト版だったので、観るのは実質この夜が初めてと言っていい。　実話をモチーフにしたストーリーで、きちんと“観せる”つくりになっている。肢体不自由のハンディキャップをメインに据えて撮られていないのは、差別的な視点を痛烈に批判する姿勢だと感じた。治療の方策が今だ判明せず、徐々に筋肉が衰えていく筋ジストロフィーという病気の困難は言うまでもなく画面に現れるのだが、それよりもむしろ心を打つのは人として当たり前の愛想、感情、葛藤なのだ。観る人の目に、それぞれの立場で映る姿は違えども、心振るわせる“想い”はそれぞれに持っているはず。当たり前のことを当たり前に願い、時にはそれが叶わずに途方に暮れる…。そんな体験も感情も、誰でも持ちうるもの。誰だって人の手を借りずには生きられず、生かされている幸運は皆ひとしく授けられているのに、偏見や差別によって願い求めるそのことすら禁じられることは、どれほど耐え難く心に痛いだろう。心の垣根を取り払うために、偏見を持たずに多くの人に観てもらいたい映画だ。ヒロイン役の岡本綾さん、今まで知らなかったが清潔な印象に“すごく”好感を抱いた。素敵だった。　上映会が終わり、後片付け。その後、おつかれさまの打ち上げお茶飲み会。今回の上映会を通じて、多くの人たちとより親しくなれた。志を同じくする人たちと過ごす時間は、いつだってすごく楽しい。ひきこもっていた頃には手に入れることができずに、いつも心のどこかで願い求めていたもの…かもな。それが与えられている“今”に、身の周りの多くの人たちに、心から感謝したい。

  2005/10/16

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• とんとん／フリー・スクール開所式

  　午後から読み聞かせ会“とんとんお話のへや”に参加。今日は紙芝居の補欠だったが、先発の人が来ていたので仕事は無し。　体調すっごく悪くてｗ　半分以上死んでました。腹の具合が悪いし、頭も痛い。木の葉木の実を使っての工作の時間までいて、その後早退。次の予定があったのだ。　15:30から、この地に新しくできるフリー・スクールの開所式に参加した。不登校（オレらの年代は“登校拒否”と呼ばれていたが）は経験者だし、そういう自分の経験を活かせれば、と思って。当面は月２，３回のイベントを毎月開催していくとのこと。不登校児だけでなく、そうでない児童も分け隔てなく参加できる活動を目指していくらしい。今後この活動にも、一枚噛ませてもらうつもり。経験者として、オレでなければできないことができそうだからね。　開所の挨拶の後で、焼肉♪あいにくの雨の中、会場の施設の玄関先で、肉野菜やきソバ等を焼いて参加者の方たちと一緒にいただいた。腹の具合は…？と、誰かに突っ込まれる前に自分で突っ込んでしまうが、たくさんいただきました。大丈夫か？オレ！　その後、星座や天体の講座があった。あいにくの天気で、実際の天体観測はできなかったものの、季節ごとの星座の見方など、興味深い話を聞くことができた。　不思議なことに、昼起きた直後の体調不良は開所式が終わるころにはたいぶ快復してた。肉食ったから？腹減ってただけじゃん（笑）。　明日から２日間、新潟市へでかける。帰ってから、宿泊施設や交通アクセスなどの調べ物をして、準備は完璧（？）。あとは明日早く起きるだけ。6:30起床予定…起きれるんかなぁｗ

  2005/10/08

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• 絵本村読み聞かせの日

  　前日の“とんとんお話の部屋”に続き、この日は夏休み絵本村での読み聞かせ。前日とんとんでやったのと同じ紙芝居を演じた。開始時刻の15:30直前まで、会場には子供がほとんど居なくて、メンバー全員心配していたのだが、開始直前に７，８人の子供たちが来てくれて、皆ひと安心。例えひとりでも、聞き手がいないと成立しないもんだからなぁ…。　“とんとんお話しの部屋”もそうだし絵本村での読み聞かせも、それにふさわしい空間作りという点で聞き手である子供たちに負うところが大きいと感じる。読み手・演じ手が聞き手を育てると同時に、聞き手である子供たちからも、大人は多くを学ばせてもらっているのだ。絵本を読むとき、紙芝居を演じるとき、いち番励まされるのは子供たちの真剣な眼差しだ。前日に一回やっていたからだろうか？この日はすごく落ち着いて演じることができた。　幼稚園の先生である、Ｔ子さんのエプロン・シアターの“こぶとり爺さん”は何度観ても目に楽しい。絵本・語り・紙芝居とエプロン・シアター…盛りだくさんの内容で、子供たちも退屈しなかったことだろう。　ボランティア報酬としていただいた￥３，０００で、帰りにレストランによって皆で食事した。オレ以外の女性の方たちは皆パフェなどのスゥイーツだったのに、オレだけカレーライスをがっついて食べた。給料日前の貧困生活はつらいぜっ！夕食代が浮いて、助かったけどね。

  2005/08/07

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• とんとんお話しの部屋

  　昼から読み聞かせ会、“とんとんお話しの部屋”に参加。この日は紙芝居担当。　夏だからオバケだろってことで。“ひとつめこぞうのドッガン”という紙芝居を選んだ。実はもうひとつ、オバケが出てくる紙芝居を前に借りていたのだが、練習しててイマイチ乗れなかったので、変更したのだ。“ひとつめこぞうのドッガン”は、ちょっと抜けてるオバケの話で、ストーリーの中に喜怒哀楽が豊かに描かれていたので、演じることは楽しかった。　暑さのせいかねぇ…。体調が最悪で、ぐったりしてた。自分の番の紙芝居だけを演じて、この日は早退させてもらった。遊びの時間を子供たちと一緒に過ごせなかったことはとても残念だったなぁ。

  2005/08/06

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• 梶山俊夫絵本原画展

  　10:00から、絵本村を手伝いに“ゆきぼうし”に向かった。午前中は、“おじさん”の手伝いで“フーの木の森”の整備。竹をくりぬいて、花壇に水をやる管を作ったり、池の中央にある飛び石の脇に手すりをこしらえたり。炎天下に重労働。森の木々が日差しをさえぎってくれるとはいえ、午前中の仕事が終わったときにはすでにフラフラだった。　昼食を大塚山荘（“おばさん”と“おじさん”の家）でいただいた。ソーセージをはさんだパン、つけもの、マーボ茄子など。食事が終わると、とたんに元気になった。単純なものである。　午後からは梶山俊夫さんの絵本の原画展の受付の仕事。冷房の効いた目黒邸記念館の館内は快適だった。が、午前午後とも来場者は０。夏休み絵本村が開催されたら、少しは増えるだろうか？受付の席に座りながら、何度も舟を漕いだ。　最近暑くてもう、頭は働かないわ身体は重いわで、冷房の効いた室内で身体を休めることはできたから、まぁいいか？

  2005/08/04

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• 夏休み絵本村＋加筆（※部分）

  　朝から市の主催するイベント、絵本作家の梶山俊夫原画展の受付をする予定で絵本の家“ゆきぼうし”に行った。８月６日から開催される絵本村の方を手伝った方がいいと言われ、そちらを手伝うことに。午前中は“おじさん”と一緒に、フーの木の森の整備。子供たちの歩く道を地ならししたり、ベンチをしつらえたりした。これが結構な重労働。他に、絵本の虫干し（って言うのかな？）を手伝ったり。　昼食は、ゆきぼうしで出してもらった。おにぎりもおかずも美味しかった。　（※）昼食時に“おじさん”が、面白い話をしてくれた。“おじさん”は、家で飼っている猫を外に追い出して、家の中でニワトリを飼いたいのだという。『どうしてだと思う？』いたずらっぽく訪ねる“おじさん”に、参加者の誰もが答えることができなかった。正解は…テーブルの下の食べこぼしを、食べさせるため。“おじさん”は病気のため、体が少し不自由なのだ。テーブルの下にこぼすご飯粒で、ニワトリを養いなおかつ食べこぼしも片付くという一石二鳥（まさにっ！ニワトリだけに、二羽飼うつもりなのだろうか？）のプラン。『ボクは食べこぼした記憶はないんだけどねぇ…。食事が終わると、何故かテーブルの下にご飯粒が落ちてるんだよ』と、とぼけた調子で言う“おじさん”は、体の不調を気にせずありのままに生きる余裕を感じさせて頼もしい。一緒に仕事をしていても、目に見える体の不自由さに痛々しさを感じさせない。こちらを無理に気遣わせないのだ。気負いの無いバイタリティがとても穏やかなかたちで備わっているのだ、きっと。　午後からは、主に絵本村会場までの案内用の看板作りを手伝った。のこぎりやげんのう（わかるかな？金槌のこと）を使っての大工仕事。男性の参加者は少ない（この日はオレひとり）ので、力仕事など“男手”として重宝されるのはうれしいし楽しい。　今日いち日でまただいぶ日に焼けた。ＮＥＥＴだった去年と比べると、今年は絵本村に参加できる日数は格段に少ないが、その分内容充実で関わっていきたいものだ。

  2005/07/28

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• NPO法人シーター

  　この日はＮＰＯ法人シーター。魚沼市に嫁いできた、外国人花嫁の方たちの日本語教室に参加してきた。　いくつかのグループに別れ、それぞれのレベルにあわせた内容の学習をする。オレの参加したグループは、小学校中学年の教材のコピーを用いての日本語の学習。町で見かける標識の読み方とその意味を学習した。日本の標識のデザインの多くはユニバーサル基準になりつつあるようで、ひと目みてその意味がすぐにわかる優れたものなのだなぁ。ふたりの受講者の方の学習を手伝ったのだが、その内のひとりの方が今運転免許を取るために教習所に通っているそうで、タイムリーな学習内容になった。『運転免許を取ったら、好きなときに買い物にでかけられる』と、うれしそうに話してくれた。　同じ外国人花嫁として、集まれる貴重な場としてもシーターは機能している。生まれ育った国を遠く離れて暮らす人たちにとっては、境遇を同じくする多くの人たちと顔をあわせ話せる場はとても貴重なものだろう。　８月は夏休みで、次回は９月から。お互いにまた、元気な顔を見せあいたいものだなぁ。

  2005/07/24

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  夏休み絵本村

  　愛あいクラブが終わった後、絵本の家ゆきぼうしに向かった。７月末から開催される“夏休み絵本村”のボランティア出席予定表を届けるため。　夏休み絵本村の主な内容は次のとおり。　絵本作家・梶原俊夫さん「ごろはちだいみょうじん」原画展　平成１７年７月２６日（火）～８月１８日（木）　講演会　講師　絵本作家　梶山俊夫さん　８月６日（土）午前１０時～１１時３０分　ワークショップ　梶山俊夫さんと絵本を作ろう　８月６日（土）１３時３０分～１５時　夏休み絵本村　平成１７年８月６日（土）～８月１４日（日）　絵本村開催中は、期間中毎日２回　１）午前１０時３０分～　２）午後３時３０分～　お話し会（絵本の読み聞かせ、紙芝居、パネルシアターなど）が催されます。　会場へのアクセス等、詳細については↓のリンクから。　平成１７年・夏休み絵本村　絵本村のイベントは守門村交流促進センターで行われるのだが、絵本村に来られる方がいたら、ぜひ絵本の家“ゆきぼうし”にも足を運んでいただきたい。　“ゆきぼうし”の近くには、“フーの木の森”と名づけられた森があり、ブランコなどの遊具が森の自然を活かしたかたちで用意されている。うっそうとした森の中の小道をただ歩くだけでも心和むものである。この日はゆきぼうしの“おじさん”がやぐらの修理をしていたので、木を組んで縛るのを手伝った。やぐらとおじさん。写真を撮らせてほしいと頼んだら『いち枚だけなら、いいよ』フーの木の森の様子。木陰と山頂から吹き降ろす風で、とても涼しい。ゆきぼうしの外観。かわいらしい建物だが３階建てで、中には数え切れないほどの絵本が。　生まれて１７年目になるという猫のナウカ。とても人懐っこくてかわいい。暑さでぐったりしている風情だったが、横に座り頭を撫でてやると、のどを鳴らして歓迎してくれた。　絵本村には“とんとんお話しの部屋”のメンバーとしても、紙芝居で参加する予定になっている。魚沼市近隣の方、いやいや新潟県内外の方たちからもどんどん参加してほしいものだと、ここでＰＲさせてもらおう。

  2005/07/17

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• とんとんお話しの部屋

  　今月の“とんとんお話しの部屋”ではオレは絵本の担当。“おじさんのかさ”という、さのようこさんの絵本を読ませてもらった。　読み聞かせ会の中でのオレのポジションは、チャレンジャー。他のメンバーの方たちはわりとよく知られている絵本、いわゆる定番と呼ばれるようなものを好んで読んでいる。オレはまぁ、勉強不足でそういうものを知らないことをいいことに、図書館へ行って自分の気にいったものを選んで読んでいる。無意識のうちに読み聞かせ会のバランスを考えているものか、他の人が選ばないようなナンセンスなものや、教育的道徳的でない、あまりためにならないもの（笑）を選ぶ傾向があるようだ。　“おじさんとかさ”も、ナンセンスで可笑しな話である。傘をたいせつにするあまり、決してさそうとしないおじさんが主人公。ひょんなきっかけで、おじさんはかさをさしてみる気になって…。というようなお話。毒にも薬にもならないんだが、なんとなく可笑しなお話。　作中に歌が出てくる。歌を自分で工夫して旋律を作ることが面白いと思ったことと、声に出して読んだときの言葉の音の響きが気に入って選んだ。あと、梅雨時期ということもあった。　読み聞かせが終わった後の遊びの時間では、川原で拾ってきた石にサインペンやクレヨンで絵を描いて遊んだ。これが子供たちに大好評で、次から次に石をほしがる子供が居て足らなくなるほどだった。身近なもので手軽に遊べる遊びは、家に帰ってからも自分でできるから、いいのだ。『まずは、動物を描いてみましょう』とか言っても、子供たちは余計なお世話とばかりにスイカとか自動車とか、自分の好きなものを描いて、こちらの期待を裏切ってくれる。ああいった奔放さはとても頼もしい。型にはまらない自由さを持った子供たちと接していると、何故か、なんだか安心するのだ。

  2005/06/11

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• 読み聞かせ研修会

  　市の福祉センターで、読み聞かせの研修会があった。講師は新潟市で読み聞かせ活動をされている女性の方。選書や読み聞かせ会の運営方法や図書館との連携の仕方など、目指す方向性を明確に持って行っている人ならではの説得力のあるお話しを聞くことができた。　『読み聞かせは朗読の発表会ではない。自分の力量を示すことではなく、生きている証として“何か”を残したいという気持ちでやってください』という言葉が心に残った。読み聞かせだけではなく、生きて何かをする上で、すべてそういう気持ちでできたらいいと思う。

  2005/06/04

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• “ソフィーはとってもおこったの”

  　土曜の午後からは、恒例の読み聞かせの会。今回は“ソフィーはとってもおこったの”という絵本を読ませてもらった。家で遊んでいる最中に、妹のわがままと、妹に甘いお母さんの言葉にとっても怒ったソフィー。家を飛び出して…。といった出だしで始まる物語。どんな子供たちも必ず体験している、思うままにならずかんしゃくを起こし怒りのままに振る舞ってしまうこと。この絵本では、怒りという感情とその気持ちのままに振る舞ったソフィーの行動を容認し、その上でその後に大きな慰めが、初めから用意されているのだということを教わった。怒りの感情を持つことは、自然なこと。真剣な眼差しでオレの読み語りに耳を傾けてくれている子供たちには、そういう風に受け取ってほしいと願った。　この絵本は、すべてがソフィーひとりの独白で物語が進行していく。それだけに今回は、台詞の発し方に特に注意を払って読んだ。誰にでもあてはまるありふれた日常のストーリーだからこそ、受けての印象はそれをいかに表現するかにかかっている。今回はアニメの声優さんのように、ソフィーという少女のキャラ作り（のようなもの）を重点に練習した。先々月から何度も読んでいる本だから、今回は演じることに特に苦労は無かった。　大好きな大きなブナの木。それにのぼって遠くの晴れた海を眺めている時にソフィーが感じた、この世界に備えられている懐の深く広い慰め。読みながらソフィーの気持ちを追体験し、同じ心の動きを自分の内側にも感じる。聞いてくれていた子供たちもそうだったら良いけど。　遊びの時間では、草花遊びをした。たんぽぽの茎を切り取って、両端をタコウインナーのように細かく切り水につけると、切った部分が面白いくらいにカールする。自然の風車、水車としての遊具。これが子供たちには大好評だった。大き目の平べったい葉っぱに穴を開けてお面にする遊びもした。目、鼻、口の部分に穴をあけ、葉っぱのお面をかぶると緑色の顔をした怪人のできあがり！…もちろんオレのことである。そのお面をかぶって子供たちのもとに行き話しかけると、驚く子、怖がる子、笑い出す子。それぞれの性格が表れて面白い。　子供たちと一緒に楽しむことができる、というのがオレのこの活動に対してのいち番の向いている点だと思う。子供って残酷で凶暴でわがままで、物の道理もよく判っちゃいない。子供が嫌いだと言う人がおそらくその大きな理由にしているそれらの面を、オレは非常に正直だと感じる。『いろんなしがらみなんてくそくらえだっ！』と思いたいオレにとって、感情のままに泣き叫び暴れ笑う子供たちは皆ヒーローのように感じる。あのころには決して戻ることができないから、憧れも強いのだろうな。

  2005/05/14

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• 文化会館照明ボランティア

  　昨日と今日は、小出郷文化会館での照明ボランティア。昨日は仕込み、今日はピンスポット・ライトの操作だった。　昨日の仕込みは身体がよく動き、自分でも納得の仕事ができた。次、次と自分のやるべきことを見つけ出せるのは調子の良い証拠。テキパキと仕事をこなせば、周りのウケもいいから、気持ちよく仕事ができる。いいことずくめだ。　とは言え、メンタルな調子というものは、自分の意志ではコントロールできないものだから、調子が良いのはラッキー♪と受けとめたい。まぁオレに、常にそういう状態を求める気持ちがないから、たまたまの幸運と受けとめることができる。調子がいいときも、悪いときもある。ただそれだけのこと。　本日は、ピンスポット・ライトの操作。出掛けにバイクがパンクしていることに気づき、近所のバイク屋に持っていって急遽直してもらった。何とか13時前に文化会館に到着し、それからリハを兼ねて打ち合わせ。今日のイベントは、地元の吹奏楽団の定期演奏会。第２部のゲストで来ているサックス奏者の方をメインにスポットを当てる仕事。アンコールの予定２曲をあわせて全８曲。すべてにピンスポが使われる、ハードな仕事だった。　それにしても、リハの時の方が緊張したなぁ。本番は、何故かすごく落ち着いてライトを操作することができた。３度目のピンスポ操作で慣れてきたということもあるが、『なに、失敗したってそれはそのとき』といい意味で開き直れたことが大きい。しくじれない仕事…なんて、自分にプレッシャーを与える必要はない。そんなことしなくても、周りから常に供給されるのだ。なにを好き好んで自分にプレッシャーをかける必要がある？　失敗の許されない仕事…とか言えば聞こえはいいが、実際には失敗したからと言って世界が終わるわけじゃなし。『失敗したっていいや』っていういい加減さが、今回はよく作用したようで、大きなミスをしでかすことは無かった（無論、小さなミスはいっぱいあったのであるが）。　周りの人たちはプロなので、緊張感を持って仕事をしている。オレの場合はまぁ、それに対して敬意を払う意味で緊張しているような態度で臨んでいる。もちろん、それなりに緊張はしているし、プレッシャーも感じているのではあるが、それをすっごく一所懸命に、本気で感じていないと申し訳ない…とか言う気持ちには囚われない。そういうのは、足枷になるだけだし。歳を取ると、こういうこともできるようになるようだ。結局、自分の感じたままにしか振る舞えない。自分にできるそれ以上を求めてあたふたすることが、今までのオレの粗忽な部分をさらに強めていたのかもしれないなぁ…。　今回もすごくいい経験になった。お金も稼げたしねっ！言うこと無しｗ

  2005/05/01

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  毎月恒例の…

  　読み聞かせ会“とんとんお話しの部屋”。今月は紙芝居を演じました。紙芝居のタイトルは、“ぐうたらな王さまとまほうのどんぐり”。ぐうたらな王さまが猫から魔法のどんぐりを奪って、好き勝手に使うんだけど、最後に猫に変身したところでどんぐりが無くなってしまい、そのまま猫として暮らす…というようなお話。このお話しのラストで、どうやら王さまは猫としての暮らしに満足している様子。『めでたし、めでたし』と言っていいものか、どうか？単純な教訓話としても受け取れない、奇妙なおかしさを子供たちと共有したくて選んでみた。 読み聞かせの会の様子・紙芝居を演じているオレ　遊びの時間では、新聞紙を使った工作。新聞紙を折り、テープで留めて帽子やバッグなどの作品を作った。これが子供たちにはウケていた。何かを作る作業は大人でも楽しいものだ。帽子の応用で、下の画像のようなマスクを作ってみた。ウルトラマンもどき・新聞マン（？）　来月の読み聞かせ会では、初めての司会役を務める予定。どうなりますことやらｗ

  2005/03/12

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• 唐突にボランティア（文化会館）

  　朝９時ごろ、小出郷文化会館からTELがあり、ボランティアとして来てほしいとの依頼。何やら急いでいるらしいので、Molletに乗ってはせ参じた。地域の酒造会社の主催の、葵輝彦のディナー・ショーの照明（仕込みとピンスポット）の仕事。１０時くらいに着き、仕事を始めてから気付いたのだが、この日は激鬱…。正直なところ、やる気も何も出てきはしない。　それでも言われた仕事をやり、自分なりに気付いたことをして文句も言われなかったが、自分としては満足いくできではなかった。午前中の仕事を終えて、自分の働きぶりのあまりの不本意さに他の人に代えてもらうことも考えた。でも、まぁ何とかなるだろう…というどことなしの楽観的な考え方と、『今日はこれだけしかできん！もうそれでいいだろっ！』っていう開き直りとで、なんとか乗り切ろうと考えた。正直に言えば、鬱を理由に『できません』とは言いたくない。この辺は自分でもちと気にかかる頑なさの部分だけどしようがない。　３時からピンスポの照準調整、４時からリハ。今回与えられた仕事は簡単なものばかり。ピンスポットと言っても、対象を正確に狙う必要のない仕事だから、気が楽だった。　６時半から開演。１０時近くに照明その他の片付けを終えてボランティアは終了した。…簡単な仕事だったが、難なくこなすことができて良かった。“それなり、それなりに”…の自分で満足しなくちゃな。鬱が無ければおそらくはたわいのないいち日も、終わってみると胸を張っていいんじゃないかと思える。いち日すっげーグダグダで、やる気なさ丸出し（笑）だったけど、それなりに役に立つことはできたんじゃないか？って。何にもしなかった・できなかったわけじゃないし（それだったらさすがに落ち込むよね）。思いのままにならない気持ちのまま、まぁまぁ何とかやり過ごせたことを誇りに思いたいのだ。

  2005/03/05

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  雪ん子ツアー・ボランティア２日目

  　この日は朝８時半から“雪ん子ツアー”のボランティア。晴れていたらバイクで行くつもりだったが、あいにくの雪で弟から車で送ってもらった。９時に前日雪遊びをした、交流センター前の広場に集合。この日は雪上運動会が催された。第３班の“ちゃんぽんず”の人たちと、雪像（と言えるのか？長崎ちゃんぽんを雪で形づくった）をしたり、雪像作りの様子　運動会では昨日ペアを組んだＳさんと一緒の二人三脚や、チーム対抗のムカデ競争・そりリレーなどが行われた。ムカデ競争の開始を待つ人々足並みがそろわずに、転んでしまうチームが続出そりリレーの様子　他にパン食い競争など、運動会の定番と言える競技を多くの参加者の方たちと一緒に楽しんだ。　降り止まぬ降雪のため、残念ながら雪像コンテストは中止になった。参加者は昼食のため、一旦宿に戻った。昼食は、カレーライス。たくさん動いて空腹だっただけに、とても美味しく感じた。　昼食後、運動会の表彰が行われた。我が３班、“ちゃんぽんず”は２班と同点で共に優勝。２チームで勝敗を決するため、参加者の方たちでジャンケンして決めることに。これがなんと、３連続勝利で優勝を決めた。“ちゃんぽんず”には、優勝の賞状、盾と優勝賞品が授与された。オレはミニー・マウスの模様のマグカップをいただきました。　食後の休憩の後で、地元の酒蔵を見学に行った。現在使われている酒造の工程とともに、昔から使われてきた木の樽や酒造りの道具なども見学できる。ひととおり見学コースの終わりに試飲のコーナーが設けられており、いける口の方はうれしそうにさまざまな種類の酒を堪能していた。オレは甘酒のみ（甘酒は嫌いなのだが、久しぶりにどんなものか確かめたくなった。量はもちろん、ほんのちょっと）。　酒造見学が終わり、この日最後のイベントである餅搗きが行われた。小西屋さん所蔵の臼と杵で、まずは地元の方が力強く餅搗きを披露した。餅搗きの様子　その後ツアー参加者のうち、希望者が餅搗きを体験した。搗きたてのお餅は、黄な粉にまぶしていただいた。こちらも、とても美味しかった。　その後市内の土産物屋に買い物にバスで出かける参加者の方たちとなごりを惜しみながら小西屋を辞した。お互いの違いを認め、受け入れること。そのために同じ時と場所に在ることを、厭わずごまかさずに共に過ごすこと。それが最低限示すことのできる、それだけで充分に現される誠実さだと思う。くだくだと言葉を並べるより、たくさんの人たちと共に楽しく過ごせたことを素直に喜びたいと思う。

  2005/02/27

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  雪ん子ツアー・ボランティア１日目

  　この日は、市の福祉課主催の“雪ん子ツアー”のボランティア初日。長崎県にある社会福祉法人、八幡会の運営する知的障害者更正施設・授産施設その他の利用者の方々に、雪国ならではの体験を提供しようと始められた試みだ。毎年行われているようで、今年で１６回目なのだそうだ。昼１時頃、会場である須原地区の民宿小西屋に到着。他の参加者・ボランティアの人たちを待った。到着後しばらくして、この日だけボランティア参加の高校３年生、Ｏさんという方と会い、少し話をした。福祉関係の仕事に就職することが決まっているのだとのこと。勤め先の施設は決まっていないが、老人福祉施設に勤めることになるのだそうだ。可能性と自分自身への期待と不安を胸に秘めているであろう若い方とお話しするのはとても楽しい。お年寄りの心と体のケアに携わるにふさわしい、落ち着いた雰囲気が印象的だった。　１時半近くに、参加者の方たちが到着した。参加者はいただいた資料によると、社会福祉法人「八幡会」園生・寮生・職員・父兄の方たちが約３０名。地元はもとより長岡市、川口町、遠くは東京から参加のボランティアの方たちが約４５名だそうだ。長旅を終え荷物を部屋に運び終え、ロビーに休憩しに来た参加者の方にお話を伺った。前日に東京へ飛行機で来、一泊した後新幹線で新潟県（浦佐）まで、そこからバスで来たのだそうだ。東京ではフジＴＶの見学をしてきたとか、東京タワーに行ってきた話しを楽しそうにしてくれた。　１時半が近づくにつれ、他のボランティアの方たちも集まってきた。１時半から前日のイベントである雪遊び（スキー・そり体験その他）の会場である交流センターに行くため、参加者・ボランティアが民宿の玄関前に集まった。スキー場近くの交流センターまでは歩いていった。長旅の疲れをものともせずに、参加者の方たちはめったにじかに見ることのできない雪景色に驚き、また楽しんでいる様子だった。　魚沼市長他の人たちによる挨拶が繰り返される、少し退屈なオープニング・セレモニーの後、各参加者の方にマン・ツー・マンでボランティアがパートナーとして付き添い、スキーやソリの体験の時間が持たれた。オレはＳさんという若い参加者の方とペアを組み、Ｓさんのスキー初体験をサポートすることになった。　Ｓさんスキーは生まれて初めてのものだから、スキー靴を履くことから教えなければならない。スキー靴を履いてもらってから、まずは平らなところでスキー板の滑る感覚を味わってもらった。スキー体験に使われたのは、地元の中学のクロス・カントリー・スキー部の生徒さんが使うコースのいち部、ごくごく緩い傾斜の斜面。最初スキーを履いて昇ってもらっていたのだが、今日初めてスキーを履いた彼にとっては、緩やかな斜面でも昇るのはひと苦労。他の参加者の方と同様に、オレがスキーを担いで坂の上の方に向かった。　まずは転び方を教えねばなるまいと思い、『転ぶ時は後ろに倒れてくださいね』と声をかけた。怪我の無いように楽しんでもらうことがいち番だからね。若くて体格の良いＳさんは、運動神経もいいらしく、転んでも臆することなく次の滑りにチャレンジしていた。ひとりで起き上がれないのはしようがないよね。初めてなんだもん。そういうところにも配慮してのペア組みが行われたんだと思う。こちらも体力をたっぷり使った１時間だった。　転び転び、３階ほど滑るうちにだんだんと上手になっていくＳさん。３回目に滑り終えたときに、甘酒が振る舞われ、スキーの時間はそこで終わった。甘酒、あの独特の味が苦手なのでオレはもらわなかったが、Ｓさんはおいしそうに飲んでいた。運動のあとだけに、のどが渇いてもいたのだろう。　その後は、全員でプラスティックのソリを使って遊んだ。雪の斜面をソリで滑り降りるこの遊びは、雪国なら誰でもが子供のころ親しんだものだが、１年に１回雪が降るか降らないかという長崎の方たちには、とても新鮮に感じるのだろう。そこここでうれしい嬌声があがっていた。　あっという間に３時近くになり、雪遊びの時間は終了。その後ツアー参加者の方たちは神湯温泉に入浴しにバスででかけた。ボランティアも希望者は参加できたのだが、￥４００の入浴料をケチってオレは行かないことにした。参加者の方たちが戻ってくるまで、しばらく本を読んだりして過ごした。　１７時半から、１６周年歓迎パーテーが催された。お定まりのいくつかの挨拶の後、用意されたご馳走をいただきながら参加者とボランティアとの交流会。翌日には４つのチームによる、雪上二人三脚やムカデ競争などの競技が予定されており、雪遊びの会場でチーム分けが発表された。その４チームに分かれて、チーム名を決めることに。オレが振り分けられた３班のチーム名は、“ちゃんぽんず”に決まった。いや、長崎だからね…。それに、“チャンピオン”にも通じるじゃない？　各チームのチーム名が決まったあと、それぞれのチームが前に出てチーム名の披露と、ＰＲの時間が持たれた。その際、全員で歌を歌うことが義務付けられ、“ちゃんぽんず”は坂本九さんの“上を向いて歩こう”を皆で歌った。４班が歌ったのは“マツケンサンバ”。これは盛り上がった。　豪勢な食事をロハで食べ（ボランティアの会費は主催者持ち）、歌とお喋りの時間。参加者とボランティアの方と多いに飲み（ウーロン茶）食い、おしゃべりする時間はとても楽しかった。　宴会がお開きになった後、小西屋の中庭でキャンドル・サービスの時間が持たれた。雪を掘って作った雪洞（ぼんぼり）に、火のついたろうそくを入れたグラスを置いて眺めるというもの。これには、古くは阪神淡路震災から、昨年の中越震災・スマトラ沖地震とつなみの犠牲者の魂を慰めるという意味も込められていたようだ。参加者ひとりひとりが、ろうそくの入ったグラスを受け取り、めいめいに雪洞に置いていった。セレモニーの開始を待つ参加者たち。白く映っているのは雪。この日はかなり降っていた。雪洞の様子。フラッシュを焚かずに撮った方が良かったね。　降りしきる雪の中、煌々と灯るろうそくの明りはやはり綺麗だった。セレモニーの後で、参加者は皆寒さに追われるように宿に入り、ツアー参加者の方たちはそれぞれの部屋に戻った。オレは他のボランティアの方たちとＵＮＯをして過ごした。２回やって、２回とも２位に。９時過ぎに迎えに来た弟の車に乗って家に帰った。翌日の２日目の参加をとても楽しみに思えた。

  2005/02/26

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• 第１７回小出国際雪合戦大会当日

  　小出国際雪合戦当日。朝から気持ちよく晴れた日で、放射冷却のせいでとても寒かった。会場である小出郷文化会館・響きの森に着き、受付でボランティア用のヤッケをもらい、身につけた。昨年は前日の晩に大雪が降ったので、大会当日の早朝にもコート整備などの仕事が山積、たいへんな思いをしたものだが、今年は前夜に降った雪は問題にならないほど少なく、のんびりと開会を待つことができた。　過去最高の１５０以上のチームが出場。震災の後だというのに、変わらずに出場してくれる県内外の人たちがたくさんいるということは、それだけこの大会が多くの人に愛されているからだと感じる。地元のフォーク・デュオ“あんさ＆おっさ”の歌うテーマソングにあわせての入場行進から大会は始まった。雪合戦の技を競うだけではなく、それぞれのチームのコスチュームやパフォーマンスも別に評価される。パフォーマンス判定員という役柄が設けられているほどで、クマやパンダの着ぐるみや、全身真っ白な防塵服に身を包んだチーム、主将の女性を除く全員が赤フンドシ一丁というチームなど各チームの個性を楽しむこともまたこの大会の趣旨だ。来賓の挨拶、選手宣誓等が終わり、競技が開始された。　去年と同じく今年もＢコートの審判をやらせてもらうことに。愛知からボランティアに来ているＴ原さん、Ｏ島さんと同じコートだ。長野県小海町で行われている“氷上トライアスロン”がご縁で、去年からボランティアとして参加しているおふたかた。女性のＴ原さんは陽気で、雪国のあらゆることを楽しんでやろうというパワーのみなぎっている人。Ｏ島さんは物静かで、黙々と働くタイプだ。　審判員の仕事は、１チーム５人のうちの特定のひとりの選手に雪玉が当たったかどうかを判定すること。成人男性は３Ｐ、女性と小学生以下の子供は５Ｐの持ち点があり、相手選手の雪玉が身体に当たるごとに１Ｐずつ減点されていく。持ち点が０になった選手は退場。３分間を戦い、残り人数が多いチームの勝ち（同数の場合は残り持ち点の多い方が、それも同じ場合はジャンケンで勝敗を決める）、ただしキャプテンが退場になった場合はその場でそのチームの負けとなる、というルール。　去年も体験したことだが、審判が試合を楽しむことはものすごく難しい。ひとりの選手を注視しなければならないので、試合の進行状況や、終わった時の勝敗などわからない場合が多い。ひたすら自分と同じ番号をつけた選手を目で追い、雪玉の当たった回数をカウントしていく。　今年の雪合戦の“国際”の部分を担っていたのは、オーストラリアから来た一家。両親と、ふたりとも１０歳に満たないと思われるふたりの兄弟、そして日本の知人といった構成。午前中は素晴らしいチームワークを発揮し、２回とも勝ち進んでいた。　午前中に４０試合の審判をし、１２時半過ぎに休憩の時間になった。ボランティアに支給される商品券で、会場に設けられた屋台の料理を食べあさった。けんちんうどんに焼きソバ、ウインナー２本、牛串・豚串焼きなど。当然食べきれずに、半分ほどは家に持ち帰ることにした。夕食用だ。　午後からの決勝リーグが始まる前に、狂言師の和泉元彌が家族と被災地を慰問に回る一環として訪れ、３０分ほどなにか話していたようだ。予定には無かったことなので、大会の進行が遅れることが嫌で『早く帰らんかなｗ　』と思いながら決勝の開始を待った。　ようやく始まった決勝リーグ。この日の雪は、堅く凍っていて、選手は皆雪玉を握ることに難渋していた。大きな雪の塊を広い、手で砕きながら投げるスタイルが目立った。ルールでは“雪玉を握って”投げることになっているのだが、正直な話、審判には選手に当たった玉が握ったものかどうかは判別できない。オレの場合は雪の大きさと当たり具合によって判定した。身体の部位に確かに当たって、『これは効いたナ』と思われたときに減点する。それ以外は野次を飛ばされようが、応援団から抗議を受けようが相手にしない。おそらく判定基準は人によりまちまちなのだろうと思う。前日のルール確認と講習があるから、大きな違いはないと思うが、判定が甘い・厳しいの差はあるんじゃないかな？　昨年の大会と違い、審判員の仕事以外で大会を楽しむ時間があまり無かったのが残念だった。閉会式後に行われた、福餅まきで紅白の餅を５つ拾った。ビニール袋に詰められた餅の中にはサービス券が入っているものもあり、近くのスポーツ施設のいち日無料体験券を２枚手に入れた。久しぶりに、泳ぎにでも行って来ようか？　ステージの上に設置された足場が解体され、板やパイプなどを片付ける作業が終わり、解散となった。この日は慰労会もあったのだが、そのことは明日以降の日記に書こうとおもう。

  2005/02/13

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• 第１７回小出国際雪合戦大会前日

  　小出国際雪合戦の前日。会場の設営を手伝った。　午前８時４５分、会場である小出郷文化会館に集合。去年の雪合戦大会にボランティアとしてご一緒した、愛知からはるばる来たＴ原さんＯ島さんといち年振りの再会。今年も来てくれたのか！とうれしく思った。　雪のステージ上にくみ上げる足場の運搬をし、その後“バトル・フィールド”と呼ばれるコート作りの作業をした。各コート４箇所に設置されるシェルターを、木枠の中に雪を詰め、足で踏み固めて作る。雪踏みの作業は、いち度やると疲労困憊するほどに重労働。せっかくだからと参加させてもらったが、案の定いち度で足が棒になった。　その後で、雪のすべり台脇の階段作り。今年は積雪量が多いので、階段の傾斜が緩やかで作りやすかった。その後、ソリですべる滑り台の斜面をならし、午前中の作業は終了した。　昼休み。支給された弁当を食べた後、審判員の講習を受けた。　午後からは、小出スキー場での火文字作り（“小出”の文字をスキー場の斜面に火を灯し、夜間に浮かび上がらせる）の作業と、駐車場からスキー場への階段作り。この作業は思ったより早く終わり、午後２時半くらいには解散となった。それにしてもスキー場に行くのも久しぶりなら、リフトに乗ったのも１０年ぶりくらいか？小さいスキー場だが、人で賑わっており、市内の小学生の姿を多くみかけた。　午後５時から、前夜交流祭に出席。雪合戦大会のスタッフと出場選手とボランティアがひとつの会場に集い、各々交流を深めた。出場チームによるＰＲタイムが設けられた。長野県小海町のＰＲでは、男女計７人ほどがステージに上がり、地元の特産品の乳製品をアピール。足立区の“なんでも撮影隊”（旧小出町と足立区は友好都市）が来ていて、前夜交流祭と雪合戦当日の模様が、“足立シティビジョンで放映されるとのこと。足立区の方はぜひご覧いただきたい。　会場には、手づくりの郷土料理が用意され、自由に食べることができた。岩魚の梅肉あえや舞茸とぜんまいの和え物、すいとん汁が美味かった。　交流会の最後の方で、地元の兄弟フォーク・デュオ“あんさ＆おっさ”の歌の時間があり、ふたりが最後に歌った雪合戦のテーマ・ソングにあわせて、会場のほとんどの人間が肩に手を添えて会場をぐるぐると回わり歌った。主催者・参加者・ボランティアの枠を越えて、皆の心がひとつになる時間が持てたことは、有意義だったと感じる。おかげさまで、とても楽しい時間を過ごすことができた。

  2005/02/12

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• 片づけたい女たち・準備

  　今日は４時半から、小出郷文化会館で明日行われる舞台公演、“片づけたい女たち”の舞台道具搬入作業と、大道具の設置の手伝いのボランティア（有償）に行ってきました。　まずは大ホールの脇の搬入口から、諸々の大道具小道具を運び入れる作業。劇団のスタッフの方を含めて２０人弱といったところだっただろうか？トラック２台ぶんの各種舞台装置を、次々にステージへ運び入れる。舞台上に総指揮をとる人がいて、その人の指示でいろいろなものをしかるべき場所に置いていく。４人がかりで運ぶ大きな物から、いったい何が入っているのか、ほとんど空としか思えないようなダンボール箱まで、いろいろなものが運び入れられた。今回の演劇では、マンションの一室をステージ上に再現するらしく、テーブル、椅子、電子レンジなどなどの生活用品が小道具の中に多く見られた。５時前にその作業は終わり、約２０分の休憩。　休憩後、大道具の組み立て・設置の作業を手伝った。金網と木材でできた壁を照明のバーに吊るし、部材を取り付けていく。オレを含めた５人のボランティアの仕事は、言われるままにパーツを運んだり、設置したりすること。ソファやテーブル、椅子、書棚などが設置され、舞台であるマンションの一室が徐々に再現されていくのは壮観だった。その他にステージに敷いたフローリングの上を掃除したりもした。　プロの舞台裏の仕事を見せてもらって、あくまでお手伝いとは言え参加させてもらうという貴重な経験ができた。非常に活気のある現場で身体を動かすことができ、とても楽しんで作業をした。当初の予定よりずいぶん早く、７時１０分くらいに我々ボランティアの仕事は終わり、その後解散となった。　作業終了後に、明日の公演のチケットをいただいた。自分が関わった舞台上でどのような芝居が展開されるのか、今から観にいくのがとても楽しみである。

  2005/02/10

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• ホッチッチ、カモテナヤ…

  　今日は月にいち度の読み聞かせ、“とんとんお話のへや”の日。１２時くらいに早めに行って待ってたら、会場のコミュニティ・センターの管理人さんが玄関周りの雪を片付けてほしいというので、除雪作業をさせてもらった。車椅子での来場者のためのスロープが雪で埋まってしまっていた。建物に入るときに気付いてもおかしくなかったのに、やはり自分に直接影響の無い部分には注意がおろそかになるものだ。いい体験をさせてもらった。　今日のオレの役割は、絵本の人の補欠のようなもので、正選手がふたりとも来ていたので、オレの出番は無し。開場の時間に雪がひどく降っていたからか、今日の参加者は極端に少なかった…。絵本と紙芝居と昔語り。工作の時間では、ボール紙とマッチ棒でつくるコマを作って遊んだ。あとはお手玉と、わらべ歌。参加してくれたわずか５人くらいの子供たちには、楽しんでもらえたようでよかった。　なんだかなｗ　なんとなーく、やる気が出んのよン。もうしばらく、だらだら自堕落に過ごします。

  2005/01/08

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• 文化会館照明ボランティア・本番！／カラオケ・パーティ

  　いやｗ　疲れましたっ！　今日は文化会館での照明ボランティア（有償）。午前中のゲネプロ（本番さながらのリハーサル）と午後からの本番で、ピンスポットライトの係を務めてきました。昨日の日記にも書いたけど、たったひとりの部署で、ここいち番！というところの役割だから、緊張しまくりだった。昨日の失敗を繰り返すまい、年にいち度の発表会をぶち壊しにしてはならない…と、普段に無くプレッシャーを感じた。ちなみに今日の公演は、合唱のサークルの年にいち度の定例発表会でした。　ピンスポの出番は、３回。団長さんの挨拶の時、ピアノの即興演奏とＭＣの時、そして後半最後近くの、ソリストの独唱の時にスポットライトをあてる。　初回の団長さん挨拶の時が、いち番緊張した。もう心臓ドックンドックンいってた。まぁこれは、立ち位置決まっていたからそんなに難しい仕事ではなかったんだけど…。インカムから伝えられる、照明スタッフ・チーフのＡ崎さんの指示に従って、ライトを点滅させる。ピンスポット・ライトの全長はおよそ１．５ｍくらい。長時間支えていると、どうしても体制が崩れてしまい、いち度大きく上下にライトが揺れて、Ａ崎さんに注意された。椅子に座って支えているのだが、同じ体制を保つことは、慣れないと非常に困難だと気付いた。挨拶が終わり、団長さんがお辞儀をした時点でピンスポはオフ。…冷や汗かきまくりだったよ。　２回目の出番が、いち番の難関だろうと思ってた。下手の通用口から、出てくるところをスポットライトで狙い、そのままピアノの椅子の位置まで追う。ＭＣの間、ピアノと指揮者台の間を動き回る奏者を追っかけ、ピアノの即興演奏の時はライトを少し暗めにする操作をする。…と、盛りだくさんの内容だった。途中スポットライトの位置がずれるたびに、Ａ崎さんから叱咤の声が飛ぶ。そこはプロだもん…甘かねぇ。緊張と疲労で、スポットライトが小刻みに揺れる。長時間同じ体制を続けているので、左の足が麻痺したようになってきた…。１０分～１５分が、こんなに長く感じられたことは無いかもしてないな。何度かとちって、なんとか終了。終わったとたんに、どっと噴出すような安堵感。残すは、あと一回だ。　ピンスポ最後の出番は、１２曲続けて歌う構成のパートの最後の最後。ソリストの独唱にスポットライトをあてる。初回と同様に、ソリストの女性は立ち位置から動かないので、そんなに難しくは無かった。ブレないよう、揺れないようにだけ気を遣う。『あともう少しだから、がんばって』とＡ崎さんから激励の言葉。たったひとりのピンスポ・ルームだから、すごくありがたく感じた。３度目の正直…か？こちらはさほどミスも無く、無事終了と言っていいできだったと思う。　昨日の練習から、今日のゲネプロ、本番とやらせてもらって、ひとつのコンサートの舞台を作り上げるということに参加させてもらったという実感が持てた。年にいち度の発表会を成功させようとする、合唱団の団員さんたちの熱意に、心地よく感化された。未だかつて感じたことの無い緊張感と責任感。うん、こんなに充実したいち日は、何年ぶりだろうか？　この日の仕事を、なんとかやり終えて公演は無事終了。お客さんがハケるのを待って、照明器具や合唱の舞台を組んだものを片付ける手伝いをした。終わった後で、Ａ崎さんからねぎらいの言葉をかけてもらって、うれしかった。後は『慣れることだよ』だってさ。　責任と緊張とプレッシャーに負けそうになって、本番中には逃げ出したいような気持ちになった。それでも逃げ出さなかったことだけでも、自分を誉めてやりたい（笑）。何かをやり遂げたっていう、こういう感じ。ずいぶん長い間、忘れていた感覚だ。　＊　＊　＊　追記です。　２０時から、国際大学の交換留学生の人たちの送別会をかねて、カラオケパーティーが開かれた。カナダ出身のＯさん、インドから来ているＡさん、そして遅れて来た日本人学生のロベルト…本名訊きそこねちゃった）。　オレと一緒にいったＴ・Ｙくんと、これまた遅れて来た友人Ｈ。いくさんとｍｍ子さんの同級生とお友だち計１２人だったかな？参加者の中で、オレが最年長。“長老”とか、ｍｍ子さんには“じいちゃん”とか呼ばれる…悲すぃ（笑）。まぁ、それもネタにできるからいいけどね。　海外から来ている学生さんたちは、日本人ほどカラオケに慣れていない様子で、なかなか歌おうとしない。かなり日本慣れしている、日本人の奥さん（超美人！）がいるＯさんでさえ、『もうちょっと飲んでからね』と言う返事。最初のうちは日本人ばかりが歌っていた。　お酒を飲める人は、ピッチャーで注文したビールその他のアルコールを、オレや車運転する人は、ソフトドリンクを注文。みんなお酒強いねｗ　…オレが弱すぎるのか？　せっかく学生さんたちがいるので、普段歌わない英語の歌をけっこう歌ったなぁ。“I was born tolove you”とか、ブライアン・アダムズの“Heaven”とか（あ、綴り間違ってても指摘しないでね）。いくさんもお友だちも、みんな歌がうまい。英語の歌詞もさらっと歌っちゃうし。ノリが良かったのは、いくさんが盛り上げ役として奮闘してくれたからだろう。気遣いではなく、今現在の彼女のキャラなんだろうな。こちらは気を遣う必要が無くて、とても快適だった。　カラオケも久しぶりなら、こんなにパワー全開で気持ちよく歌えたのも久しぶり。昼間の仕事で溜まってたストレスと緊張を、一気に開放した感じ。飲んで歌って騒いでの４時間強、すごく楽しかった♪　企画と幹士を務めてくれた、いくさんとｍｍ子さんに感謝。また、やろうぜｗ

  2004/12/12

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• “よるのねこ”／ピンスポの緊張…

  　月いち恒例の読み聞かせの会、“とんとんお話のへや”に行って来ました。先月は地震の影響で中止になったため、１１月の予定がそっくり繰り越され、今日は絵本を読む番。“よるのねこ”という絵本を読んできました。ふた月以上練習してきたから、納得のでき！…と書いておこう。　近くの小学校の、“昔話語り”のクラブの生徒さんたちが来て、語りを披露してくれた。３人の生徒さんが発表してくれたんだけど、いち番最後に発表した生徒さん、緊張したのか話の筋を間違えたらしく、黙ったままで固まってしまった…。引率の先生や同級生たちが助け舟を出すものの、慣れない場所での発表にあがってしまっていだのだろう、５分くらいそのままでいた。ようやく話し出したときは、会場全体が『ほっ』っとしたのが感じられた。上手にできなくてもいい、最後までやり遂げてほしいと、誰もが思っていたに違いない。　工作の時間では、クリスマス用のリースを折り紙で作った。この日のために折った、２００枚からの折り紙がようやく日の目を見る機会。子供たちと一緒に、２つ作りました。ひとつはＵ幼稚園に、もうひとつはＵＭＥＸのサロンに提供するつもり。かたちだけ整えた作品に、これからもう少し装飾を施して持っていこうと思っている。　今日は１８時から、文化会館での照明のボランティア。帰ってきたら、追記するかもです。　＊　＊　＊　追記です。　照明ボランティアに行ってきました。今日は、明日の予行演習と言うか、練習だった。明日の合唱コンサートで、ピンスポットライトを操作するという重要な役割を仰せつかった。１７時半から、２１時半まで…長かったなぁ。　今日はたくさん失敗しました。ライトを当てる人を間違えたり、連絡を取るためのインカムの操作が判らなかったり…。インカムから聞こえてくるＡ崎さんの声も、自然と険しいものになっていた。うぅっ、…緊張！　明日もこんなだとと、思いやられるが、今日失敗したのは良かったと思っている。失敗は、しようと思ってできることではない。今日のような、チャレンジする機会が限られていることならなおのこと。今日の失敗で、自分が何が判っていないのか、知ることができた。それと、同じ失敗を繰り返さないための緊張感と、教訓を学んだ。失敗した後こそ、それを活かすチャンスだ。成功を積み重ねることより、失敗から学び続けること。チャンスを活かすには、その方が重要だと思う。　明日は、午前中にリハーサルがある。今日の失敗を活かし、本番を成功させるためにできるだけやってみよう。明日いち日は、指揮者とピアニストと独唱者に、プログラムと定められた手順通りにピンスポをあてるためにだけ、費やす。限られたいち日を、緊張感と目的を持って過ごせるのは、いいことだ。うん、やってやろうじゃないか！　文化会館でメモってきた、注意書きをこれから頭に入れて、明日に臨む。どうか、うまくいってくれますように…。

  2004/12/11

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• 遊びの広場・住所入力・恋愛観診断

  　午前中、市の保健福祉課で催されている、“遊びの広場”に参加した。　幼稚園入園前くらいの子供たちがわんさか！時節柄、クリスマスツリーの飾り付けなどで楽しそうに遊ぶ姿を目にした。やっぱり…というか、お母さんたちが大半で、男性の姿はほとんど無かった。鬱は鬱なりに、子供たちと一緒になって遊んだ。少しだけ、心慰められる思い。　昼食を摂り、１３：００から、うおぬま国際交流協会の名簿の住所変更の入力作業をさせてもらう。所在地の近隣の町村が、合併で２つの市（魚沼市・南魚沼市）に変わったためだ。エクセルのデータの入ったフロッピーと、住所変更のリストを渡された。基本的に、置き換えしていけばいいので、わりと簡単な作業だ。合併に伴い、住所の呼称が変更になった部分などを、リストを参照しながら手直しして、変更後の住所をひとつひとつチェックして、この日の作業は終わり。それでも、１５：００までかかった。　帰り道、雨に降られて濡れてしまったものの、途中から雨はあがり、心地よい西日に照らされた空には、とてもきれいな虹が…。それだけのことで、うれしさを感じる。自分自身の単純さを、素直によろこびたい。　＊　＊　＊　皆さんもうお気づきだと思いますが、ＨＮをまたまたいち部変更。今後は、マチオINGでいきます。結構気に入っているので、これは長く続けたい…。まぁ、気まぐれなんで、どうなるか判んないけどねｗ　ikukoさんのページからのリンクでやってみた、恋愛頭脳診断サイト。結構面白かったので、このページにもリンクを貼ります。　マチオとの相性チェックＵＲＬ：　http://www.hanihoh.com/love/index.cgi?checkname=%83%7D%83%60%83I&mystat=763255653 　ケータイでもＯＫだそうです。自分の恋愛観の傾向を知るために、お遊び気分で試しにやってみませんか？オレの場合は、結構頷かされる内容でした。マチオINGの“Ｉ・Ｎ・Ｇ”は、I Need a Girlfriend.の略（笑）。結果をカキコなどしていただけると、むっちゃうれしいです。

  2004/11/30

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• ボランティア５日目ｗ

  　震災ボランティア５日目・・・。　昨日、今日と被災地の家の後片付けのお手伝いをさせてもらったのだか、はたしてこれは震災ボランティアなのか？という疑問。地震によって被害を受けたお宅から依頼を受けてそこに向うわけなのだが、頼まれるのは地震とは関係ない家の片付け。頼まれたことを、どこまでしていいのか？線引きが難しいところではある。　家の片付けが嫌なわけではないが、緊急を要しないそういうリクエストに応えることで、今ほんとうに人手が必要なところへの支援が後回しにならなければいいのだが。　・・・そう言えば、昨日のＮＨＫに取材された内容は、昨日の19:40ごろに放送されたそうな。オレは見なかったけど、今日人づてに聞いた話。ＮＨＫの人たちが邪魔だったのは、昨日日記に書いたとおり。きっと仏頂面で映っていたに違いない（笑）。　昨日、Kaccoさんに家を訪ねていただいて、びっくりした。ボランティアで留守にしていたところを訪ねていただいたようなのだ。ボランティア活動を終えて家に帰ると、玄関にホッカイロやトレペ、滋養強壮ドリンクなどの支援物資が置かれていた。一緒に置かれていたメッセージを読み、裏返してみたらKaccoさんの名刺だった。１７号線と高速道路は通れるようになったとはいえ、まだまだここまで来るのはたいへんだったことだろう。気にかけて訪ねていただいた感謝を、早速電話で伝えた。ほんと、うれしかったし、ありがたかったのだ。　最近はいい感じで、頭働かせずに動けている。やるべきことが目の前にはっきりと示されているから、あれこれ迷うことも無い。明日は久しぶりに、何にもせずに過ごそうか・・・。ご無沙汰しているネット友の皆さんの、ＨＰ巡りもいいかもしんないね。

  2004/11/07

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• ＮＨＫうざい・・・

  　今日は災害復旧ボランティアの昼の部に参加。　お年寄り独り暮らしのお宅へ行き、後片付けを手伝った。災害ボランティアセンターのスタッフの中に、同級生を見つけた。あんまりうれしくない再会・・・。何故なら奴は、中学時代にオレをいじめていた男だったから。　ボランティア登録の名前を読んで、まず向こうが気づいた。向こうの顔を見れば、オレの方にも間違いなく見覚えがあって・・・。『Ｙ・Ｍ？・・・』とオレ。　ビンゴ！（苦笑）　最後に会ってから２０年以上か？ま、いまさら恨み言を言うつもりはないけどさ。場所が場所だけに、そして場合が場合だけに、苦笑いするしかなかった。それにしても、すっかりオヤジになりやがって。時間が経ったからなのか？ほとんどわだかまりなく接することができる自分に、少しだけ驚いた。　朝９時から、まずは震災ボランティアセンターからさほど離れていないお宅の片づけを、他の男性のボランティアの方とふたりで手伝うことになった。それはいいんだけど、ＮＨＫのＴＶの取材が同行することになり、たいへんだった。撮影のために、作業を中断するように頼まれたり（いったん片付けたものをもとに戻してもういち度・・・みたいなこともあった：笑）、狭い家の中を移動するのに、手伝いもしない人間が３人も居ちゃあ、邪魔でしようがない。最初の一軒の家での作業が終わるまで、取材は続いた。・・・ま、そんなに腹も立たなかったけど。マスコミってそういうものだと諦めるしかないもんね。“やらせ”では決してないけど、報道ってやっぱり、ある程度作っている部分があるんだね。　他２件のお家の片づけを手伝って、３時くらいに作業は終了。全体を通してどのお宅でも、依頼者の希望を聞き出すことがいち番たいへんだった。家の倒壊とか、はっきりと判る損害ではない。外から見たのでは気づけない、ひとり暮らしのお年寄りが必要としていることがあるのだと知ったことが今日の収穫だった。　帰りがけに、明日のボランティアへの参加を頼まれたので、承諾してきた。自分にできることがあるかぎり、やらせていただきますともっ！

  2004/11/06

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• 日本語授業ボランティア、開始！

  　昨日は秋の冷たい雨に打たれながら各所を移動したのがたたって、夜にどっと疲れが出た。ボランティアを１１時で切り上げて、家に帰った。　明けて今日、昨日誘った友人Ｈとともに、堀ノ内に向かった。Ｈは作業療法士を目指している、同じ福祉関係の作業ということで、やる気満々だった。場所がわからない彼のために、原付で先導して現地に着いた。いつもどおりの朝。家族や親戚に迎えに来て、遠方に避難する方がいる。仮設住宅への入居が決まり、避難所を後にする人たちも。初日に比べると、避難している人の数は確実に減っている。それでも５０人ほどが未だ避難所での生活を強いられている。昨日の夕方は、手品や歌を披露する、慰問の方が来たようだ。少しでも楽しい時間を過ごして、できるだけ気持ちを楽にすることもたいせつなことだろう。支援の手は、さまざまな形をとって、届いている。うれしいことだ。　介助の補助と食事の配膳を終えて、昨日と同じように朝食をいただいてから、避難所を後にした。その後は国際大学での授業ボランティア。３０分ほどで国際大に到着。初日なので、ちょっと緊張してた。　心配することもなく、楽しく参加させていただくことができた。初回だから、生徒さんたちの会話能力の程度がつかめず、『そういう難しいことはまだ教えないでください』　と教授（！）に注意されることも・・・。ま、初回だからね（笑）。　授業を終えて学生さんから、『楽しかったです』　と言われ、うれしかった。今日はふたりの学生さんのお相手を務めた。ウズベキスタンの男性と、日本人を母に持つアメリカの女性の学生さん。その日の授業の内容である、家族のことについて質問したりされたり。ウズベキスタンの学生さんの、１歳６ヶ月になる女のお子さんの写真を見せられる。『かわいｗ！』『お母さん似だねｗ』などと盛り上がった。　とても楽しく参加することができたので、大学職員のＮ島さんにそのことを告げると、『ではぜひ水曜日の授業も』　と勧められた。もちろん快諾。こちらの方も忙しくなりそうだ。　大学からの帰り、Ｕ幼稚園を訪ねた。南魚沼市の方は地震による被害は比較的軽いようで、皆さん無事であることを確認できて安心した。読み聞かせを今月もやらせてもらえることに。日程は未定だが、月末あたりに訪問させていただくことにした。今日からまた、練習を開始する。　今日はこんな感じ。いい感じで、動いてると、自分ではそう思ってる。

  2004/11/05

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• 行け行け！東北楽天ゴールデンイーグルス！！！

  　朝７時から堀之内町福祉センターで介助補助。前日０時まで働いて、翌朝５時半起きはオレには無理か・・・。目が覚めないんだもん、しようがない。　自衛隊の人たちが作ってくれた朝食を配ってまわる。おかゆとごはんをそれぞれ希望の人たちに。おかずと汁物は共通。今日のおかずは、切干大根の煮物だった。　ボランティアの分もあるというので、今日はいただくことにした。ご飯をおにぎりにしてあって、それを３つ。たまねぎの味噌汁が、うまかった♪どんなときでもたいてい、食欲というものが無くなることはない（失恋したときくらいか？）。オレの得な体質。　おとといから続けてきて、継続して参加することのたいせつさがわかってきた。ひとりひとりの介助の必要が判ってくると、この方は車椅子、この方は身体を起こすことを手助けなどなどと、必要なことがだんだんと判ってくるのだ。お話好きのお年寄りに話し掛けられるようにもなって、世間話に花が咲くこともある。顔をおぼえてもらうことで、少しでも安心感を感じてもらえたらうれしいのだけど。　１０時から、精神科の診察へ。今日はＴ先生に話すこともあんまり無かった。最近はやることがたくさんあって、ヒマすることが無いから、思い悩むことも自然と少なくなっているようだ。近況を伝えて、診察を終えた。内服薬は相変わらず。頓服は必要無いからもらわない。　話は変わって・・・。ブッシュ再選、かぁ。ケリーさんに大統領になって欲しかったなぁ。結局合衆国はブッシュを認める形になったわけだ。ＴＶのインタビューで『自国の安全がたいせつ』というコメントをしていた米国人がいたけど、今のアメリカの在り方は、合衆国自身にとっても危険なものではないかなぁ？と疑問に思った。攻め入られないために、可能性のある敵を武力で排除することを許すなら、今後も悪意の応酬は繰り返されることだろう。強大な武力を誇示することで、周囲を威圧する。敵を作るばかりのその姿勢に、方向転換がもたらされることを願っていたのだが。残念・・・そして今後が心配でもある。　プロ野球の新規参入は、楽天に決まりましたね。仙台は新潟からわりと近いし、普段このページの運営で、お世話になっていることもあるし、今後は応援したいと思っている。ま、ごひいきの球団なんて無いというくらい、プロ野球に興味が無いだけなんだけど。　ログイン画面に書いてあったが、この楽天のブログ・日記サービスの登録が３０万件を越えたのだとか。ひぇｗ　そんなにあったのか？！とびっくりだった。　惜しくも選ばれなかったとは言え、ライブドアの社長さんのインタビューを受けているときの態度は立派だった。マスコミ的な安易な切り口では、“敗者の弁”が欲しいところなのだろうけど、楽天の参入により１２球団維持が決定したことを素直に喜んでいた社長（何て名前だったっけ？ああ、堀江さんね）の態度は立派だった。強がる風でもなく、負け惜しみを言うでもなくね。淡々と思うところを落ちついて述べていた。それだけに、ＴＶキャスターの質問が意地悪で失礼に思えて、腹立たしかった。それが、テレビ的切り口なんだろうけどね・・・オレは好きになれないな、と。　ま、コンテンツ産業では今後、ＩＴがＴＶを駆逐する流れなんだろうから、何を言われても苦にならないのかもしれない。信念を持った企業家の自信に満ちた態度には、見るべきものがあると感じた。堀江社長、立派でしたよっ！　ライブドアと楽天の合否の決め手は、社長のファッションだったんじゃないの？いつもＴシャツで身軽な感じの堀江社長は、保守的な球界オーナーたちから敬遠されたのではないかと考えてしまう。・・・それくらい閉鎖的で、プロ野球経営陣の態度はヤな感じ。『子供に夢を与える云々・・・』と言うけど、自分たちの姿を振り返って見ることはしないのだろうか？　ゴールデンイーグルス（楽天の野球チーム名）には、オレは別に優勝などしてもらわなくていい。他をしのぐ、圧倒的な黒字経営で旧来の球団オーナーをあっと言わせて欲しいものだ。そうやって、球界に風穴をあけることができれば、なんだかほんとうに胸のすく思いがすると思うのだ。　行け行け！東北楽天ゴールデンイーグルス！！！（しかし、長い名前だなぁ・・・）

  2004/11/04

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• 介助って、たいへんだ。

  　昨晩と今朝、介助補助のボランティアに行ってきました。　昨日の夜の仕事は、お年寄りをトイレに連れて行くこと。ほとんどそれだけだった。足の不自由な方を車椅子に乗せてトイレに連れて行き、ズボンを脱がして便座に座らせて。用を足し終えたらまた、車椅子に。寝床に着いたら、車椅子から降りるのを手伝う。人ひとりをほとんど持ち上げるようにして移動の手助けをするのはすっごい重労働。日常的にこれを仕事にしているヘルパーの方たちには、頭が下がる思いだ。車椅子が必要でない人でも、手を引いて案内したりする。手助けが必要なときには、手を上げて教えてもらう。　９時に消灯で、それ以後は照明を落とした暗い中で、じっと待っているだけ。他に何もすることはないだけに、時間が過ぎるのがとても遅く感じられた。　車椅子の方をひとりでトイレにつれていったとき、ズボンをうまく脱がすことができずに、怒られてしまった。やはりこれは、ひとりではダメだと、それ以後は車椅子の方の介助はヘルパーさんに同行してもらって行うことにした。お手伝いに行ったのに、不便な思いをさせることはできないもんね。　きっちり０時まで働いて、帰ってきた。今日も行く予定だけど、途中で一回くらい休憩をとらせてもらえるように頼んでみようと思う。長く続けるためには、無理の無いやり方がいいだろうから。　今朝のボランティアは、上記の仕事に加えて朝食の配膳があった。食事を配り、茶碗にお茶を注いで回る。昨日の夜よりもボランティアが多い。ヘルパーさんに加えて、若い男のひと（２０代前半と見た）３人がいた。その他にもボランティアとおぼしき人たちが数名。早朝に、家に戻られるお年寄りが何人かいた。避難所暮らしを終えて、自宅で過ごすことができるのが、今は何よりうれしいことだろう。　オレ的には、こうやって気働きできる場所に身を置くことは好きなのだ。人にものを頼まれることも苦にならない。頼まれるままに、ひとりのおばあちゃんの爪を切らせてもらったりした。そうやってよろこんでもらえれば、とてもうれしいのだ。　現場にいると、人は何人居てもいいのだという気がする。本職のヘルパーさんや看護婦さんたちの表情にも、疲れが窺える。自分にできることをすることで、その人たちの負担が減ってくれればいいと思いながらやっている。

  2004/11/03

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• ボランティア・ボランティア

  　今朝、さっそく堀の内地区のボランティアセンターを訪れて、参加を決めてきた。近隣からの参加ということと、継続してできるということを買われて、避難しているお年寄りの介助補助の仕事を与えられた。昼間は人が足りているのだが、早朝や夜間の人でが足りないということだった。オレは今現在プーなので、時間は思うようになる。朝６時から９時までと、夜８時から深夜０時まで、来ることができる時間帯に来てほしいと言われたので、今日から始めることにした。どんなふうにしたらいいのかは、やってみなければ判らない。まずは、始めてみることだ。　今日は近くの看護学校の文化祭が予定されていたのだが、地震のために中止になったとのこと。行こうと思ってたのに、残念。　午後からＵＭＥＸのサロンの昼の部に初参加。学生さんは、日本語チューターで来ていたおひとりだけだったが、日本人のメンバーの方と、地震のことなどについておしゃべりした。そろそろ帰ろうかと思いはじめたところへ、ベトナムからの学生さんＨ・Ａさんが来てくれた。久しぶりの再会に、とてもうれしい気持ちになった。地震が続いていた先週は、東京の方に避難していたのだとのこと。１３日に行われる、オープンデーのことなどについて話した。　ＵＭＥＸの日本人メンバーのＳさんに薦められて、国際大学の授業ボランティアにも参加してみようという気になった。これは、日本語を学習されている学生さんたちとの、授業の中での会話練習の相手役を務めるというもの。ネイティブスピーカーとしての、練習台だ。　授業ボランティアに参加するための説明を、国際大学の職員のＮさんから受けた。丁寧な応対がとても気持ちいい。世間離れしたすごくアカデミックで上品な空間に身を置くこと。オレ自身は野蛮人なのに、何故かとても心地よいのだ（笑）。　こちらの方も、今週の金曜日から参加させてもらうことにした。　いろいろと忙しくなりそうで、今のオレとしてはうれしいかぎりなのだ。　ボランティアという言葉の意味は、自発的に行動する人ということ。自分で“こうしよう”と決めて動いている人は皆、ボランティアだ。人に言われて流されて動くのではなく、自分で決めて、自分で動く。誇りを持って、常にそうありたいものだなぁ。

  2004/11/02

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• Ｕ幼稚園読み聞かせの日

  　給食というものを食べたのは、何年・・・いや、何十年ぶりだろうか？　Ｙ町のＵ幼稚園に行って、絵本と紙芝居の読み聞かせをさせていただきました。読み聞かせ技術の未熟さは今すぐどうしようもないことだから、ここでは触れまい。絵本・紙芝居の読み聞かせには、自分では及第点をあげてもよいのではないかと思う。紙芝居『弱虫王さまと盗賊』は、以前“とんとんお話・・・”でやったから、自信を持って演じることができた。　絵本『ノエルのおさんぽ』の方は、じっくりと読み方を意識しながら練習した成果を出せたのではないかと思う。自画自賛では、ない。子供たちの真剣に聞き入ってくれている様子に、励まされ力を与えられた結果なのだ。　問題は、ギターの演奏＆歌・・・だよなぁ。“手のひらを太陽に”を演奏したものの、これはまったくの練習不足。使われるコードが簡単だったので、侮っていた。反省。気がつけば、演奏当日の今日になっても、暗譜で弾けないようなありさまで・・・。ギターの方に自信が無いから、歌声も自然と小さくなりがちだったし。子供たちが大きな声で歌ってくれなければ、オレはその場から逃げ出したいような気持ちになっていたに違いない。この点が、いち番助けられた点かもしれない。　いつもそうだけど、今日は特に緊張した。自分がうまいことやれる・・・なんていう自信はいつも無いのだが。昨日のうちから、『大丈夫かな？』っていう不安を感じてた。『うん、でも、オレがやることだし。完璧を目指さなくていいし』って、最初から自分の力だけで演じることを考えていなかったから、その分気持ちは楽でもあったんだけど。本当に、園児の皆さんが真剣な眼で聴いてくれたからこそオレもその場で自信をもらって演じることができた。紙芝居の時などは、こちらの狙っているところで笑ってくれる・・・いわゆる“ウケる”ことが、演じるこちらとしてはいち番励まされることなのだ。その点今日のお客さまは、皆良いお客さまで、オレとしても気持ちよく演じることができた。　何かを提供しに行った・・・という感覚はまったく無い。元気やら、ちょっぴりの自信やら、うれしい気持ちやら、たくさんのものをもらいに行った読み聞かせだった。読み聞かせが終わって、子供たちと一緒に遊ばせてもらった。かくれんぼ、サッカー、かけっこなど。みんな天使のような良い子ばかり・・・な訳はなく、わがままだったり意地悪だったりする子ももちろん、いる。当たり前だけど、自分の感情を上手に制御できなくて、そこここで小競り合いが絶えない。社会で生きていくうえで必要なことを、現在進行形で身を以って学んでいる彼らの姿はとても興味深い。言い争ったり、つねりあったりして、喧嘩する姿も良いものだ。彼らには、“都合の良い子”にはならないでもらいたい。周りの環境に合わせて、自分の気持ちを隠したり否定するような行動をしないでほしいと願う。痛い目を見たとしても、自分の気持ちを偽らずに、そこから学んでいってほしいものだ。なんとなれば、３０年以上かけてもその辺のことが良くわかっていず、今現在も勉強中のオレがここにいるのだから（笑）。　冒頭にも書いたとおり、遊びの時間が終わってから、めだか組の園児さんたちと一緒に、給食をいただいた。ご飯とさつま揚げの入った煮物としゃけの切り身ときのこの味噌汁。すべておいしくいただいて、おかわりまでさせてもらった。美味しかった♪　明日は同幼稚園で、サッカーの時間がある。子供たちに乞われたから、ではなく、オレ自身楽しい時間を過ごすために、行ってみようかと思っている。

  2004/10/18

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• あそ日和／おとなのためのお話会

  　午前中、シェイクハンドの会に出席。お昼に肉じゃがと炊き込みご飯と汁物をいただいた。　午後からは、“とんとんお話の部屋”。今月は“あそ日和”というふたり組をお招きして、ピアノなどの楽器の演奏に合わせたパネルシアターと紙芝居の上演を子供たちと一緒に楽しく拝見・拝聴した。　音楽にあわせてのパネルシアターはとても楽しくて、子供たちにも好評だった。リズミカルでにぎやかなパネルシアターと、その後に続く紙芝居。緩急おりまぜてのメリハリのきいた公演に、長年活動してきているキャリアを感じた。　夜は、隣村で“おとなのためのお話会”に参加。Ｙ町のグループが、沖縄を舞台にした人魚にまつわる絵本を読み語りした。こちらもまた、さまざまな興味深い楽器の音色に合わせての朗読に、しんみりと耳を傾けることができた。版画で描かれた、絵本の絵もまた心に深く残るものだった。　あそ日和のおひとりが、宮沢賢治の“よたかの星”を朗読。せつなくてやりきれない物語を、しっとりと朗読していただいた。これは目を閉じて、頭の中で情景を描きながら聞きいった。　もうひとつ、地元のＡ・Ｓさんというおばあちゃんの昔語りがあって。大人のためのお話会は終了。その後お茶をいただきながら、いろいろとお話させていただいた。お茶請けに出された、栗の渋皮煮がとてもおいしかった♪　今年の秋は読書の秋・・・と決めているわけではないけれど、最近は本を読むよろこびを改めて感じ始めている。開かれたページから、語りかけてくる物語や言葉から、多くを学び心にとどめておきたい。心を豊かにしてくれたものを、他の誰かに別の形で伝えることができたら・・・。それは、言葉のよろこばしい使い方だと思うのである。

  2004/10/09

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• 照明スタッフ・ボランティア実地研修

  　今朝早く電話をいただいて、文化会館の照明スタッフの実地研修をしたいと言われた。明日の演歌歌手の歌謡ショーのための仕込みをするらしい。ちょっと考えて、引き受けることにした（今日の午後はＯ渕さんに会いに行く予定だったのでｗ）。　１４：００から約２時間。照明器具の取り付けとセッティングの作業。ライトの位置あわせとケーブルを繋ぐことが主な仕事だ。この前の研修からまだ日が経っていないので、記憶が新しい。そんなに戸惑うことも無かった。　今日の作業が、明日のステージに使われるのだと思うと、やりがいがある。Ａ崎さんの気さくな性格のおかげで、和やかに仕事は進む。その中にも、そこはかとない緊張感。これもまた、悪くないものだ。ひとりでは手間取る作業もあるので、今日のオレは少しは役に立ったと思う。だよねｗ、Ａ崎さん♪　午前中は内科と精神科の診察を受けたｗ　どちらも最近はいい感じ。　お医者さんのせいではないんだけど、診察中にちょっとムカツクことがあった。・・・ぷんぷん！　こんなふうに・・・いいこともあれば、悪いこともあるし。バランスとれてんなら、いいんじゃん？あんまり振り回されないようにしようっと。　＊　＊　＊　晩に友人Ｈからの電話。国際大学の学生さんたちと一緒に、今週末（たぶん日曜日）カラオケに行く予定になった。今から楽しみｗ　あ、そうそう。先週はチャットルームに顔出ししなかったので、今週末はいるようにしまっす！詳細は明日ｗ

  2004/10/07

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• 照明ボランティア研修／路上演奏、再び？

  　午前中、Ｋ郷文化会館に照明スタッフのボランティア研修を受けるために行った。　Ａ崎さんの指導のもと、この日はフロントサイドライトとシーリングライトの設置の仕方と、スポットライトを当てる練習をした。　ステージを暗くして、実際に光が均等に当たるように調節しながら各ライトを設置していく。これを上手くやらないと、ステージの光の当たり方にむらが生じるのだ。全体のバランスを考えながら、微調整を繰り返してライトを設置していく。試行錯誤の末、大体の感覚をつかむことができた。これはフロントサイド、シーリング共に原理は一緒。１ｋｗのライトは、高温を持つのでやけどしないように注意することも必要だ。　スポットライトは、劇場の天上部分に設けられた専用の小部屋から照らす。スポットライトの機材は、高さ１．５ｍ、高原を含む縦幅は２ｍ程だっただろうか？でかいから、取り回しに苦労する。とにかく熟練を要する仕事なのだということで、一回で感覚をつかめるはずもない。ステージ上に置かれた椅子その他の小道具を実際に照らしてみたり、ライトの当たる位置を調節したりするのを実体験させてもらった。面白かった。　Ａ崎さんからは、ステージ作りに携わる裏方さんとしてのプライドが伝わってくる。滞りなくできて当たり前の世界だけに、プロとしての緊張感はこちらにも伝播して、心地よい緊張感を味わうことができた。これは、今のオレには貴重な経験。　今週末、早速何かのイベントのための仕込みがあるとかで、実地研修を行う予定なのだ。今度は実際に催し物で使われる照明設備の設置。額に汗して働けるチャンス、有効に活かしたいと思ってる。　＊　＊　＊　隣町の図書館に、借りてた本を返しにいった。図書館のカウンターの脇に、ネット用のＰＣが置いてあって、小学生がひとり使ってた。以前、街中で会った子だった。　『最近、ギターやってないの？』　と訊かれて、『はっ！』　っと思った。そういえば最近路上で演ってないなぁ・・・。　手当たり次第にいろんなことに手を出して、オフの生活は忙しいかぎり。それはそれでうれしいのだが、いろんなことが手付かずになっていたり、以前やっていたこともなかなかできなかったりする。　最近は雨模様の天気ばかりだったけど、今度晴れたときに気持ちが乗っていたら、路上でまた演奏しようっと♪　・・・待っててくれる聴衆が、こうやってちゃんといるんだからねｗ　♪

  2004/10/05

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• 読み聞かせの研修会in白根市

  　今日は読み聞かせボランティア研修会in白根市・・・でした。　隣町Ｋ町の図書館の読み聞かせボランティアの方たちと合流して、“とんとんお話の部屋”からは、８名の参加があった。　バスにのり高速で約１時間半かけて白根市へ。学習館という施設内部にある図書館の館長さんのお話を伺った。　絵本・紙芝居の読み聞かせの話ではなく、いわゆる“語り”と呼ばれる、口頭のみでのお話を聞かせる活動についての講演だった。語りのお話の元になっている、いくつかの興味深い絵本の作品を知ることができたことは収穫だったかな。　語りや読み語り（白根市の図書館では“読み聞かせ”ではなく、読み語りと呼ぶそうな）に用いられる海外の童話の話。日本語に訳されるときに、印象がソフトになるように残酷な描写を避ける傾向があること。子供たちにはオリジナルの作品をそのままに、が白根市のスタイルらしい。　子供のために（？）と、残酷な描写を避けたり、悲劇的な結末を大団円に変えてしまうことは物語の改ざんになるのだから、オリジナル重視の姿勢には大いに賛成だ。“残酷”の大人の側の価値観を子供に押し付けるのは感心しない。その物語をどう受け止めるかは受け手が決めることであり、残酷であってもそれもまた隠さずに知らされるべきだ。フィルターをかけた清潔な情報のみを与えられて育てられることの方が、子供の成長にとっては良くないことなのではないかと思う。　レクチャーの合間に語られた４つの物語は、どれも印象深いものばかりだった。“３匹の子豚”の英国オリジナルの話、“雪女”、“クラバート”、“ちっちゃなちっちゃなおばあちゃん”。語られるのを聞いているだけで、頭の中に情景を描くことができるのは、やはり３０年続けてきた熟練の技ゆえだろう。よどみなく、流れるように、感情や抑揚をやや控えめにした語り口。言葉のみで物語を伝えるうえでは、聞き手の想像力に訴える方がいいのだ、とのことだった。この辺はオレとは好みが違うなｗ　オレは芝居っ気たっぷりにやる方が好き。いかに自分なりの工夫を凝らせるか？をいつも考えながら準備している。“語り部”として、自分を前面に出さない方法も有効なのだろうが・・・。要はセンスの違いだろう。どちらが正しい、ということはないのだ。　今回の講演もそうだったが、語りの時間が始まるときにろうそくの火をつけ、おしまいのときにはろうそくを消すのだとのこと。こうすることで、“始まり”と“終わり”を明確にする演出なのだろう。ろうそくを消すときに、『このろうそくが消えるときに、願いごとをひとつだけ念じると叶うんです』　と言われたので、心の中でひとつの願いを祈った。他人に話すと叶わない、ということなのでここには書かないが、あのとき願った素直な気持ち、叶うといいなぁと心から祈ってる。

  2004/09/26

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• ボランティア研修／Ｈ氏訪問

  　１０時から小出郷文化会館へ。照明ボランティアの研修へ行ってきた。　今日は、実際の仕込みの作業を、説明を受けながら体験した。ステージ上に備え付けるライトを、配置図に従って組み、コードをつないでいく。用途によってライトの種類を変えたり、ステージを照らす方向などにも気をつけなければならない。どんなことでもそうだが、慣れるまでは上手くはいかないものだ。Ａ崎さんの丁寧な説明を受けて、言われたようにやってみる。ライトの色を決める、色つきセロファンをセットしたりした。研修とはいえ、普段は味わえない緊張感・・・。忘れかけていた感覚を、呼び覚まされる。　Ａ崎さんと手分けをして、ステージ上の４列の照明を図面どおりに設置（もちろん、Ａ崎さんが半数以上をこなした）。その後で、調整室に入り、コントロールパネル（？そう呼ぶのか知らないが）を使って、実際に証明の調節を体験させてもらった。　ローワー・ホリゾント（？これもうろ覚え）を調節して、背景の色を変えてみる。Ｒ・Ｇ・Ｂ＋Ｙの照明の色を混ぜて、いろいろな色を作り出してみる。必ずしも絵の具を混ぜるように色を作り出せないのが面白い。Ｒ・Ｇ・Ｂを均等に壁に当てると、白い色になる。知識として知っていても、実際やってみることはやはり面白い。コントロールパネルを自由にいじらせてもらって楽しかった。　後片付けもするのかな？と思ったら、もうお昼だからと言われて本日の研修はそこで終了。今日セットしたものは、後で調節して使われるのだそうだ。研修をして、その作業で次のステージの準備ができるのなら一石二鳥というものだろう。オレのやった少しばかりの作業が、ステージに活かされるのであれば、それはそれでうれしいのだ。　＊　＊　＊　保健所・・・とはもう言わないのか。新しい名称になったらしいのだが、長ったらしくていまだにおぼえられない。まぁここでは、保健所ということにしておこう。　１３：００から保健所にＨ氏を訪ねた。　この地域でオレが始めようとしている自助的活動に関して話を聞いてもらうためだが、今日はオレの自己紹介に約２時間を費やしたかたち。穏やかな物腰で、真剣に話を聞いてくれ、理解を示してくれる姿勢がありがたく、とても心強く思った。　このページのこと、支援センターでのこと、オレが今関わっている活動など、いろいろな話を聞いてもらった。　この地域の精神保健福祉サービスの現状を否定したいのではない。むしろそれを補完する仕組みづくりをしていきたいのだ、と思っている。当事者同士である、という利点を活かした活動。そういう組織でなければできないことが必要とされていると思うから、実現したいのだ。　人任せでは手に入らないものを必要としているならば、自分で創りあげることだ。志を同じくする人がいるなら、手を取りあって成し遂げていきたい。それはとても、やりがいのあることだと思えるのだ。

  2004/09/22

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• うれしいオドロキッ！

  　思いがけない電話を、今日突然にいただいた。『私、Ｙ町のＵ幼稚園のＢと申しますけど・・・』　なんと、幼稚園での読み聞かせを依頼する電話だった。詳しく聞いてみると、黒岩秩子さんからの紹介で、オレが読み聞かせ活動に参加していることを知っていただいたようだ。こちらとしては、願ってもない申し出に、いちもにもなくお受けした。紹介していただいた黒岩秩子さんには、ひたすら感謝っ！園児たちの前で、どんな絵本・紙芝居を演じようか？うれしい悩みがまたひとつ増えた。　“黒ねこのおきゃくさま”昨日から練習のため２度ほど声に出して読んでみて、およそ１５分くらいで読み終えることを確認。物語の雰囲気を活かす音読のペースと、場面転換での効果的な間の取り方を考えると、これ以上極端に短い時間では読めない。いただける時間がふたりで３０分だそうだから、１５分ならちょうどいいかな？まずは自分自身が物語を味わうこと。時間はたっぷりあるので、毎日練習して納得の行くできにしたいものだ。　何かやってりゃ、何かしら返ってくる。自分自身を支えるために、頑なに、強くなろうとせずとも、人との関わりの中で与えられているものに対して、素直な気持ちで感謝して受け入れることがたいせつだ、と改めて思わされた。　自らの限界を超えて強くなんて、なれっこない。多くの人たちの好意によって支えられている自分を誇りに思い、それに報いることができるよう、できるだけのことを続けていく、それだけでいい。・・・こんなふうに考えることができる自分は、自分で思うより調子がいいのかもね。　うん、いい感じ♪

  2004/09/13

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• ふれあい祭り／とんとんお話

  　朝１０時から、授産施設Ｍの“ふれあい祭り”に参加した。　晴天に恵まれて、開始そうそうからたくさんの人たちが集まっていた。ご無沙汰していたたくさんのお知り合いの方たちと再会。交流を持てたことは良かった。　久しぶりに、Ｙさんを見かけた。でも、言葉をかけることはしなかった。　会えば・・・というか、姿を見かけるだけでもやはり、思うところはある。せつなさは申し訳なさから来ているものか？謝罪したい気持ちは募っても、自然と言葉にして伝えるようになるには、オレにも彼女にもまだ時間が必要かもね・・・そんなふうに思った。　その場がそれにふさわしいとも思えなかったし、今自分が彼女に対してできることと言えば、たぶん何もしないこと。・・・そんなふうに考えられるまでに頭を冷やすことができたのかなぁ？いつか機会が与えられたら、“申し訳なかった”という気持ち伝えよう。それまでに、自分を備えておくことだ。　“ふれあい祭り”は午前中で切り上げて、午後からは読み聞かせ“とんとんお話の部屋”に参加。　今回は、絵本。“おしゃべりクレヨン”という絵本をゼスチャーを交えて読み聞かせた。今回は一週間前から、気合を入れて練習したものの、いざ本番となるとなかなか、自分の思ったようにはできないものだ。子供たちの反応までは、読みきれない部分もあって、アドリブをきかせるためには、場数を踏むしかない。そういう意味では実験的な今回の読み聞かせから学ぶところは大きかった。　今月２１日にも、近くの小学校で読み聞かせをさせてもらうことに決まった。エインズワースの“黒ねこのおきゃくさま”を読もうと思ってる。“とんとんお話の部屋”では、大抵小学校低学年向けくらいを目安に絵本・紙芝居を選んでいるので、今回は少し高学年向きの長めの話を読ませてもらおうかと。自分の好きな話だから、練習は楽しくなるに違いない。しっとりと、落ち着いて・・・を目標に、穏やかな語り口で読み聞かせをしたいものだ。明日図書館で借りてきて、早速練習を開始しようっと。

  2004/09/11

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