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テーマ:まち楽ブログ(32216)
カテゴリ:★特派員(身延町専属ライター)さんの日記
こんにちは。特派員emmaです
「南天の里」と呼ばれる杉山地区。 身延山にほど近いこの場所では、これから2月ごろまで、真っ赤に色付いた南天を見ることができます。 その一角に、姥清水はあります。 お堂の脇に、絶え間なく流れ出る湧水。 この地にこんこんと湧き出る水には、日蓮聖人にまつわるこんな伝説が残されていました。 日蓮聖人が身延山に着き、堂宇を建築されるまでの1カ月間、甲州を御巡錫されたことがありました。その折、喉の渇きを覚えて一軒の農家に水を求めると、農家の姥ははるばる谷を下って水を汲んできました。 聖人はそれを哀れに思い、持っていた杖で地面を掘られました。 するとその杖の先から清水が湧き出したと伝えられています。 それからというもの、姥清水は地域の人々からとても大切にされ、「身延山に御参りに訪れる人たちが、湧水に触れることができるように」と現在のように整備したそうです。 江戸時代に下山で歌われた下山甚句にも、姥清水を思わせる句がありますね 身延のものは声がよい よい筈だ ソレ 南天山の水飲む ドッコイ 南天山の水飲む そんな句を思い浮かべながら、訪れてみてください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.11 14:53:55
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