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テーマ:まち楽ブログ(32231)
カテゴリ:★特派員(身延町専属ライター)さんの日記
こんばんは。特派員emmaです
今日は先週に引き続き、釜額のパワースポットをご紹介します。 釜額には、史跡などを巡る散策道があって、約1時間程度のウオーキングが楽しめます やわらかい土の感触に癒されながら歩いていくと、 大きなケヤキが生えた巨大岩がありました。 夜泣き稲荷です。 どうして夜泣き稲荷かというと・・・ 子どもが夜泣きした時、この岩の上に祀られている稲荷に、注連縄と馬のわらじを供え、 「さるさわの いけのほとりで なくきつね きつねなくとも このこなかすな」 という呪文を書いた紙を、泣いている子どもの枕の下に入れると、夜泣きが止むと言われているからです ちょっと見えるのが、岩の上の稲荷かな 少し上っていくと、見晴らしがよくなってきました。 そこに長沢寺があります。普通の家っぽいお寺 境内には、乾天に雨をもたらし、大雨の時は水害から村を守る水の神・竜神様が祀られていました。 一方、釜額川には椅子石と呼ばれる大きな石があります。 横から見ると本当に椅子の形に見えるこの石には、面白い言い伝えがあります。 昔、諏訪神社の脇を上った長坂御料林には「ねいりんの窪」という大きな池があり、隣村のおばあさんがその池で腰巻を洗うと、その晩から大雨になりました。雨は山津波を起こし、川岸の寺院を住職もろとも押し流してしまいましたが、住職はこの椅子石にかじりつき、水が引くまで腰掛けて、命拾いしたとさ 水遊びをする子どもたちのいい遊び場で、石のくぼみにはキセキレイが巣を作ったそうです。 その奥には、今では釜額で1軒となってしまった民宿・なかがあります。 これは防火の神様秋葉神社 以前は毎年、村の代表者が静岡県春野町の秋葉神社までお札をもらいに行き、この大石に収めたそうです。この木の中にお札が収められています。 さらに畑の中の道を歩いていくと、自然に溶け込むような趣のある鳥居がありました。 その奥には、仁和3年(887)、赤池氏の祖による創建と伝わる諏訪神社があります。 隣には、農耕利益の神として信仰される石尊社 高齢化が進む釜額ですが、かつて諏訪神社周辺では、子どもたちがビー玉やメンコをして賑やかに遊んでいたそうです。 それにしても、いつからこの景色は変わっていないのでしょうか? こんな道を歩いてみたいと思いませんか 最後は、上手村の道祖神です。 双体と丸石の両方があるのは、あんまり見たことがないかも。 苔むしていて、歴史を感じますね。 釜額はいかがでしたか? 私はとても好きになりました 何度も訪れたくなるのはきっと、懐かしい日本の風景があるからですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.02.24 16:55:31
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