こんにちは　大月みどりです
すっかり秋らしくなってきましたね

本日は、大月のパワースポットをご紹介したいと思います
大月市の西に位置する笹子は、古くは甲州街道の難所と言われた
笹子峠でよく知られた場所です
そんな笹子峠までの道中に樹齢千年を越す巨木「矢立の杉」があるんです

旧甲州街道をしばらく歩いてから

「矢立の杉」までの自然遊歩道へと入ってみました

途中、明治天皇が山梨へ巡幸の際に立ち寄られた場所に碑が建立されて
います。

マイナスイオンいっぱい

800ｍほど歩くと「矢立の杉」に到着しました。
明らかに他の杉と比べて存在感が違います

「矢立の杉」は、根回り14.8ｍ、幹回り9ｍ、樹高約28ｍで、昭和35年に
山梨県の天然記念物に指定されています。
いつの頃か落雷により地上22ｍのところで幹が損傷し、中が空洞に
なってしまいましたが、今も古からの力強さが衰えることなくどっしりと
勇壮な姿で笹子峠を見守り続けています。

かつて、出陣する武士達が出陣の際にこの杉に矢を射立てて戦勝を祈願
したと言われ、甲斐国志や甲斐叢記などの古書に記され、二代広重など
の絵にも描かれているそうです
昔から有名人ならぬ有名木だったんですね

近くには、初プロデュースの舞台「闇の身代り地蔵」にちなみ、演歌歌手
であり舞台等で活躍中の杉　良太郎さんが寄贈した「身代り両面地蔵菩薩」
や「矢立の杉」の歌碑、音声ガイドもあります

笹子名物の笹子餅は、笹子峠の茶屋で力餅として売られていた由来があり、
笹子餅のパッケージにも「矢立の杉」が描かれています。

多くの旅人が「矢立の杉」を見つつお餅を食べて厳しい峠を越えていったの
でしょうか
さらに千年万年と旅人を見守り続けてほしいですね