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カテゴリ:食べ物シリーズ
【11月6日・木曜日】 前夜岡崎さんに、シワスに行く前に煮て貰った残り半分のカボチャを煮て貰い、私はカニのほぐし身の缶詰を開けてフーヨーハイ(芙蓉蟹)を作ったので、ビールを1杯飲んだらとたんに、寝室の片付けが出来ないほどに疲労困憊感が噴出、矢も盾もたまらず眠たくなって10時前に寝てしまったので、今朝は2時前に目覚めた。 フーヨーハイとかぼちゃ、納豆 4時間しか寝ていないが、とりあえずコンヤから帰宅以来、出来なかった写真の整理と留守中に来ていたメールの返事を書き、音を立てないようにしていた。 3時頃岡崎さんも起きて来て、日本に一時帰国をしていた愛妻陽子さんを迎えに空港に行く準備を始め、約束していた広い寝室がまだ使える状態ではないので、陽子さんには朝食後、彼の部屋で仮眠を取って貰うように言って、彼の出発後、掃除機の音は上下階に迷惑になるので、箒でサロンを掃除した。 4時半の始発のシャトルバスに乗って迎えに行った岡崎さんは7時頃、愛妻と共にわが家に戻ってきた。2週間ぶりに再会した私へ、重い荷物の中からいろいろなお土産を出してくれた。 「加瀬さんの大好きなご禁制の品々も持ってきましたよ」と彼女は茶目っ気たっぷりに言って、最後に豚肉製品を出してくれた。 私の大好物、御禁制の品々と割れせん。その他いろいろ。 私も岡崎さんが空港に行っている間に筍ご飯をしかけ、チキンと牛蒡その他の野菜を煮たり、みそ汁やきゅうりのぱりぱり漬けも作っておいたのですぐに食事が始まった。 2週間ぶりに一緒にご飯を食べる岡崎さん夫妻 チキンと野菜の煮物、かぼちゃ、きゅうりのぱりぱり漬け、わかめとじゃがいもの味噌汁 筍ご飯、たけのこも最後なのでたっぷり入れました。 「美味し~い。ここがトルコとは思えないわ~」と陽子さんもニコニコ顔。食後しばらくお喋りをしながら過ごした。陽子さんの妹が男の子を出産、標準より少し小さかったが2~3日だけ保育器に入ったものの、陽子さんが帰った時にはもう退院し、だいぶ大きくなり元気だったとのこと。 陽子さんとキウイ姐さん。後ろにもテーブルの下にも猫がいます。 猫が大好きな陽子さんはどの子も可愛がって頭を撫でたり話しかけたり。ところが私の方はやはり4時間の睡眠では前日までの疲労が取れず、台所の立ち仕事がたたってまだ足腰に鈍痛が残っていたので、みんなで昼まで寝よう、と提案、皿洗いはダンナの岡崎さんにやって貰い、私はまた寝床にもぐりこんだ。 1時間半ほど仮眠して、今度は昼ご飯の支度にかかった。午後2時頃、天気もいいので2人で街歩きでもしてきたら、と勧めて彼らが外出した後、再び開かずの間の片付けに着手した。 本当は岡崎さん夫妻がイスタンブールに来るまでには、広い方の寝室もピカピカにして迎え入れる約束だったのに、いつぞや半日も猫達8匹に入り込まれてしまったことがあり、私の寝室は空恐ろしいことになっていた。 洋服ダンスがいっぱい詰まり過ぎていて扉がきっちり閉まらない、というのが災いしてベッドの上に積み重ねた衣類も、タンスの中の衣類も毛だらけになってしまっていたので、コロコロで一つずつ毛を取らなければ片付けられない状況だったのである。 夕方岡崎さん達が帰って来るまでに、とうてい、部屋を明け渡す状態にはならず、夕飯の支度に取りかかったところにピンポ~ンとチャイムが鳴った。 約束が守れなくて悪かったけれど、場合によっては今晩は狭い方の部屋で我慢してね、とあらかじめ頼んでおき、夕飯には早速お土産の中のシャウエッセンのソーセージを使った具沢山のポトフを煮こんだ。 夕飯は野菜たっぷりのポトフ、ししとうの三杯酢、かぼちゃ、パリパリ漬け やはり豚肉、シャウエッセンは一味違います。 ところで今月のダウン・カフェの日本食の催し「きりたんぽの日」が、16日の日曜日に決定したと森脇さんから連絡があり、岡崎さんと陽子さんにも参加して貰えるのが嬉しい。 2人は岡崎さんが島根県、陽子さんが岡山県の出身で、東北の料理はいままで味わったことがなかったようである。 去年の10月は「餃子の日」、11月は「固焼きそば(皿うどん)の日」と、2回続けてダウン・カフェでボランティアをしたが、今年も2ヵ月続きでダウン・カフェの食事を提供するわけで、幸い、今日オスマンにポトフのための買い物をして貰った際、とてもいい大根と、白菜、平茸、などが手に入ったので、きりたんぽに欠かせない材料が確保出来そうである。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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