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カテゴリ:日本を思う/日本にいる人々を思う
第13日目 <12月18日(木)> 天満宮の境内の中には、樹齢何百年の樟の大木が何本もあり、大看板の「飛び梅」は実は意外に小さな木だった。もちろん1200年近く前の梅の木が残っているとも思えないので、何代目かになるのだろう。 菅原道真は「天神さま」と呼ばれ、学問の神様と崇められる人なので、日本のメヴラーナと言えるのではないか、というのは私の勝手な説だが、イスラーム教ではもちろん、アッラー以外を神様と言ってはならないので、「何とかの神様」という言葉はない。メヴラーナは聖人と呼ばれる。 横門(脇門)から入るとすぐに、大きな樟の木、太い幹回りや根張りが見事です。 この木はとてもフレームに収まりません。堂々たる大木です。 本殿のある中庭に入る門。すぐ左奥に朱塗りの本殿が見えます。 拝殿。お賽銭、しょっちゅう来られるわけじゃないから、はずんでしまいました。 とはいえ私が賽銭をはずむと言っても、せいぜい出しても漱石先生までですけど。 飛び梅。”東風吹かば、思い起こせよ、梅の花、あるじなしとて 春な忘れそ” おみくじやら、縁起物の売店。ちまちましたものを買っておくのが好き。 九州に行くならやっぱりここに来たかったので、快く連れて来てくれた熊さんに感謝して天満宮の境内をくまなく回り、トルコにいる友人のうち、受験期の娘や息子のいる人への土産に合格祈願のお守りを2つ買い、その他予備に幾つかの小物を買った。 境内にはいろいろな動物の像がある。そのいわれを全部読んで歩く時間はなかったが、熊さんがご機嫌よく写してくれるので全部の動物と記念撮影した。 本殿を守る狛犬さん。左右両方と写したがブログがしつこくなるので片方だけ。 正門から入ってくると真直ぐに拝殿に繋がる道。暖かで人出が多いです。 小さい牛。金の角が生えています。(撫でられて金色が露出したらしい) 大きな牛。紅白の鉢巻きを巻かれています。 キリンビールの商標にもなっている麒麟さんです。 手水場。本当はお参りのときには口をゆすいだり手を洗うのが先でしたね。 由来を書いた立て札を撮影するのを忘れたので、何の祠か分かりません。 徳富蘇峰翁(1863~1957)92歳の時(1955)に、 右側に書いてあること(私には読めないッス)の記念の石碑。 もしかすると、右隣りの祠のことを書いてあるんでしょうか。 向日葵祠とか、書いてありますねえ。祠のことを調べなきゃ! 後ろの建物は博物館ですが見る時間がありませんでした。 牛の角が金色に塗ってあるのではなく、撫でられて金色が露出したらしい。 鳩ポッポが私に近づいてくる。あらら、待ってて~。 あとちょっと、ピスピスピスと猫を呼ぶ時の口真似をするも、失敗。 本殿の裏側にも太い樟がたくさんありました。 かつての太宰府のあと。礎石のみが残る遺跡です。 「加瀬ハヌム、そろそろ牡蠣小屋に行こうね、日が暮れちゃうから」 熊さんに促されやっと天満宮を出て、近くにある、大宰府の遺跡に寄る時間はなかったので前を通り過ぎただけだったが、私はとても満足。 絶好調マシーンかぶと虫は、一路玄海灘に面した糸島半島に向かったのだった。つづく アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年02月18日 01時49分07秒
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