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madamkaseのトルコ行進曲

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 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
 madamkase@ Re[1]:渡航記念日(03/16) 高見由紀さんへ こんにちわ、イスタンブ…
 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
 madamkase@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) ひなのさん、おひさしぶりです。 トルコは…

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2017年03月20日
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カテゴリ:プレゼントを頂く


【3月20日・月曜日】


 山口市に住む一番古いメール友達の一人、白坂和子さん(2001年以来の友)が2006年から2014年まで9年に渡って、毎年暮れになると送ってくれた、可愛らしい子猫の写真の満載された、書き込みスペースの大きなカレンダーには、たいそう重宝させて頂いたので、せめて出会ってお礼を言いたいと、私は2014年の暮れ、父の3周忌の前に、大阪や串本訪問の後、博多行きの新幹線で新山口まで彼女を訪ねて行った。

 12月17日早朝から雪の中を、北九州から愛車のフォルクスワーゲンを飛ばして来てくれた、私が信頼する筋金入りのオートバイ乗り、二輪熊さんがそのあとの旅行をサポートしてくれることになっていて、重いぼたん雪が霏々として降り続く新山口駅で、和子さんと熊さんのお2人と感動の初対面を果たしたのだった。

 和子さんは「歳も取ってきたし、カレンダーをいつまでお送り出来るか分からないので、その分で猫ちゃん達に餌を買ってあげて下さい」と向こう数年分のカレンダーの料金を、カメラマンの嘉納愛夏さんが管理してくれている「チュクルジュマ猫会」の口座に送ってくれたそうで、胸を熱くさせられた。

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私も使用後もずっと保管してきた9冊のほのぼの子猫カレンダ―。
和子さん、長い間本当にどうもありがとうございました。



 2015年のカレンダーは、やはり日本で別な友人に貰ったものを、2016年は東京の別な友人が送ってくれたものを使っていたが、去年12月下旬には2017年用に手製で書き込みの出来るカレンダーを作るつもりだった。

 しかしあいにくなことに、12月下旬はマヤ猫ちゃんの入院や手術、それに人の往来が激しく、手製のカレンダーなどすぐ作れると高をくくっていたら、何も出来ないまま2017年に突入してしまった。

 1月はもっとひどいことになって、暮れにマヤが緊急手術をしないと危ない、と獣医が言うので、大金を払ったのに手術だと言いながら5歳の猫の歯を全部抜いてしまい、何も食べられなくなった可哀想なマヤちゃんは衰弱し、1月4日の明け方死んでしまうわ、そのあと近年にない大雪が続いて身動きがとれないわ、そんな状況だったので、1月分だけは前年のカレンダーを真似てA4の用紙にカレンダーの枡目の線を引いてなんとか使っていた。

 とりあえずそれを12月の後ろに貼りつけて間に合わせていたが、しかし外出ばかりしていたので、2月分は新たに作ることが出来ず、1月分の余白や、紙の裏に書き込んで間に合わせるという最悪の始末。


 先日ようやくサインペンを使ってちゃんとしたカレンダーを作る気になり、テーブルで描き始めたらたちまち猫どもが紙の上に乗って来て、邪魔をすること、邪魔をすること。1枚目は描いている紙にどっかり座りこんだタマオのせいで失敗に終わった。

 タマオを追い立ててようやく1枚描けたので、今日は銀行へ振り込みなどに外出するついでにコピー屋に行き、24枚コピーしてスパイラルを取りつけて貰い、来年の分まで白紙カレンダーを拵えてしまった。

 今日は日本は春分の日で公共機関や学校も休みだが、トルコでもクルド系の人やアラブ系の人は「ネヴルース」と言って大々的にお祭りをする。しかしそれは国民の休日というわけではない。

 イランではこの春分の日をノウルースと呼び、イスラームでもシーア派の人々には非常に重要な日なのだそうだ。日本の元旦にあたるらしい。中央アジアの人々にとってもお祭りなのだそうで、それはイスラームの前からあった、土着の信仰の名残ともいわれる。

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カレンダー用紙、2018年用。ちょっと早まったかなあ。

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1月から書き直しをしていたら、4月と7月に早くもはみ出しました。
作ってみるまで念頭から飛んでしまっていた大の月に起こりがちな現象。



 さて、私の外出仕事とは、3種の銀行振り込みやら、先週、私の留守中に届けに来て、家の扉の前に置いて行った猫の餌代もペットショップに払いに寄って、プリペイドの乗り物カードにも充填、どこにも借りのないさっぱりしたところで帰宅し、今日は一気に今年の分のカレンダーを作ってしまおうと、各月の数字書きに取り掛かったら、大失敗だったことに気が付いた。

 横に、日・月・火・水・木・金・土と7マス並べ、縦には5列、合計マスが35日分。でも、これでは足りなかったである。例えば小の月でも1日が土曜日から始まるとなると2月以外、必ず1日はみ出し、横マスがもう一列必要になるのだった。

 一般に市販のカレンダーはたいてい縦5列の35日分で、30日や31日がはみ出してしまう場合は最後の日曜・月曜に同居させているが、これだと書き込みが出来なくなる。書き込みの出来る手作りのカレンダーを作るには42日分マスを用意しないと駄目だったのである。

 へえ~、もうじき74歳になろうという頃、マイ・カレンダーを作ろうとして、初めての事案にぶつかった。今までに市販のカレンダーで、1列多いマスのあるのを、多分見たことがない、と言うのは、デザイン上や用紙の大きさ、収まりやすさなどを考えた上、でスタンダートな35日分のマスが一番しっくりくるので、あえて42日分のカレンダーを作らず、やりくりしていたのだ、と初めて理解したのである。

 私は月曜が先頭(左側)にくる欧米式のカレンダーは、勘違いしやすいので、使わないことにしている。月曜日から仕事や学校の授業は始まるので、ビジネス上、むしろ合理的なのだろうが、長年日本で日曜から始まるカレンダーを見馴れたせいか、違和感がある。

 今は土・日の週休2日制が主流なので、週末と言えば土・日が右端に来るカレンダーの方が理にかなっている、とは思うのだが、やっぱり人間、馴れたものは変えたくない。

 3月分を記入したところで、今年の春分の日が3月20日で、去年も3月20日だったが日曜日に当たったので、21日が振り替え休日で連休となっていたのを思い出し、もう一度見てみた。

 春分の日が、ときどき20日だったり21日だったりすることがあるのは知っていたが、うるう年があるせいかな、と余り深く気に留めたことはなかったが、このカレンダーを作ったがために、51年前の3月23日に10歳のすぐ下の妹を交通事故で失い、命日は「春分の日の2日後」と覚えていた。1966年には春分の日が3月21日だったからであり、私は可愛がっていた妹を急に思い出し、しばし涙にくれてしまった。

gumi  
妹が大好きだった俵型のぐみの実・・・


 さあ、それから小一時間してから、私はようやく涙を拭い、気を取り直してパソコンを開き、インターネットで「春分の日」と「秋分の日」が年によって違ってくるのはどういうわけか、と言うのを夢中で読み漁った。お陰で、そうか、そういうわけで起こる現象なのかと、潮の満ち引きと月齢との関係と同じように、宇宙の法則に関わっている問題だったので、今度は森羅万象の果てしなさ、奥深さに思いをはせて哲学者のように考え込んでしまった。

 このマイ・カレンダーはちょっと気に入らないので作り直そうかな、と思っていたが、マスからはみ出した30日、31日があった場合は、マスの外の余白に書けばいいじゃないか、と自分でも納得して、せっかく20何リラも出して作ってきたカレンダー用紙を無駄にすることはないな、妹のことを久々にしんみり思い出したのも、このマス目の紙を使ったからだし・・と結論付けたのだった。
 







   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




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Last updated  2017年03月26日 04時22分34秒
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