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madamkaseのトルコ行進曲

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 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
 madamkase@ Re[1]:渡航記念日(03/16) 高見由紀さんへ こんにちわ、イスタンブ…
 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
 madamkase@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) ひなのさん、おひさしぶりです。 トルコは…

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2017年04月21日
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【4月21日・金曜日】


 2~3日前、友人の澄子さんから電話が来て、日本食の材料を分けてくれるという。澄子さんが長年商取引の通訳を務めてきた設備会社の社長さんが、年に2回くらいトルコに見えるのだが、トルコ出張にはいつも日本食のうどんやそばやラーメン、昆布、ワカメ、削り鰹節などたくさんお土産に持って来て下さるとのこと。


 澄子さんの家も勾配のきつい長大な坂道に面しているので、私が上り下りしないで済むように、タキシム広場からドルムシュに乗って終点で降りれば、そこまで上の娘さんが運んで来てくれるという。私の足を気遣ってくれる有難い配慮で、せめてお嬢さんに目の前のカフェでチャイの一杯も、と勧めたが、「ううん、私は大丈夫、じゃ、今日はこれで」と重い袋を手渡すとすぐに帰ってしまった。


 私も手土産のつもりで、火曜日に買い物に出た時に購入しておいた品を持って行ったまま渡し損ねたが、またいつか澄子さん宅にお邪魔した折にでも何か用意すればいいか、とすぐにドルムシュに乗り、さいわい道がまだ込み始めていないので、15分するかしないうちにタキシム広場に着いた。


 袋はずっしりと持ちごたえがあり、開けてみるのが楽しみである。イスティクラール通りで一つ用事があったので、広場についてからそれを済ませ、甘味喫茶でチャイとミニ・エクレアを食べた後、ウムット・オジャックバシュの近くを通るので、その店で茶菓子を買って寄ってみた。

cay ve ekrea  
昔日本で食べていたエクレアとだいぶ違いますが、それもお国柄かも・・・


 シェフ・ガルソンのジェムさんや、私のトルコ息子の一人、コックのサイトに会って行こうと思ったのだが、彼はまだ店に来ていない、とジェムさんが言った。昨年後半に何十年も勤めたバイラム・ウスタが定年退職した後、責任あるコック長になったサイトは、金曜日は週末用の仕入れを済ませてから出勤するので、1時くらいになる、とのこと。

「チャイでも飲みながら待っていれば?」とジェムさんが言ってくれたが、自分も肉や卵などを買いたいし、今日のところは帰ることにした。ちょっと一服してくる、とジェムさんが席を離れたので、私も立ち上がった。

Sait  
職場放棄して「Anneee(おかあちゃ~ん)」と席にやってくるサイト、
子供っ気の抜けないドラ息子、40歳、1児の父とも思えません。
これは昨年12月の下旬、フランスから来た友人と食べた日の写真 


 コートを着て帽子も被ったのに、あれれ、スカーフがない。澄子さんに貰った袋はばっちり閉まっているので、私のトートバックしかないのに、そこには良く見ても探っても入っていなかった。

 トートバッグを2度も3度も見たのにない、ヘンだなあ、テーブルの下に落ちたか、と見ても落ちていない。たばこを吸い終わったジェムさんが店に入ってきた。

「ねえ、ジェムさん、私、入って来たときにスカーフしてたよね?」
「青い色のだろ、その大きなバッグの中の小さな袋にカメラと一緒に、今、俺が立つちょっと前に、帰るって言って仕舞っていたじゃないか、由美子さん、覚えてないの?」

 「え、ほんと~? あ、あった~!」 小物をまとめる布袋の中から出てきた~っ!

sar  
初代ポストニシン様(定年・引退)からの大事なプレゼント


 えええ、いろいろな人からの頼まれごとはメモも取らずに絶対忘れず、あとでカレンダーにちゃんと書き入れて約束を守れる私が、どうして自分の身に付けているものを仕舞いなくすのだろう。喋りながら無意識に手が動いて仕舞い込んだのかもね、そう言えば。

 もっともこの店に来ると、私は今までの十数年間にも、かなり忘れ物をして帰るくせがあった。被っていた帽子とか、こうもり傘など何度忘れて出てしまったか。それでも必ず取っておいて貰えるので、実際に無くなってしまったことは一度もない。

 タキシム広場から南西に下りて来るスラセルビレル通りから、先にペットショップによって、缶詰1ダースを買い、日本食材の袋と一緒に、あとで届けて貰うように頼み、身軽になってからスーパーに寄って余り重くならないような買い物をし、家に戻った。

 本日の残り時間は3日前にわが家に届いた料理本「トルコ料理大全」をFacebookやブログで紹介するために、準備をしようと思った。
 
 ほどなく猫の缶詰と一緒に届いた日本食の大きな袋を開けて、好物のチキンラーメンを一つ開け、久々に味わった。

chiken ramen  
バンザ~イ、卵も買って来たし、ほっぺた落ちそう。
澄子さん、まずはこれを手始めにいっただきま~す!


 昨日20日は朝のうちに11月から焚きっ放しだったカロリーフェル(循環式温水暖房)を切ったのに、午後からにわか雨になって、空が真っ暗になり、雷は鳴るわ、雹は降るわで荒れ模様の天候だったため、夜はまた焚くことになった。去年の秋、いつまでも気温が高く、11月半ばに初めて部屋暖房を入れた分、春の来るのが遅くて取り戻されてしまった。

 おととい、昨日とトルコ料理大全をよく読んだ。いよいよ私の関わったイスタンブール取材で回った店の出ているページもテーブルの上で写真に撮って縮小したりの作業をするうち、夜9時過ぎになってから、家庭料理をお願いしたアイシェお母さんの料理のページを見ていたら、なぜか無性にビベル・ドルマス(ピーマンのピラフ詰め)が食べたくなった。

 ちょうど材料も揃っていたのでその時刻から米を研いで拵え始め、夜食と明日の朝食に、自分の好きな和風味で煮込み、トルコにいるのに無芸大食で、トルコ料理も編み物もメヴラーナを理解するのに必要なペルシャ語も何も覚えなかった自分が、勝手に和風に作ってしまうと言う食べ物への執念にだけは恐れ入った。

biber dolmasi  

良く練ったひき肉と予め炒めた玉ねぎのみじん切りと固めに炊いたご飯を、とき卵適量、
うまみの出汁、塩、片栗粉、生パン粉少々と混ぜ合わせてピーマンにしっかり詰めました。
ピ-マンが被る位の水にチキンブイヨン、塩、みりんと醤油味で落とし蓋をしてじっくり煮ました。

yashoku  
寝る前だからと2個にしたのに、もう1つ食べてしまいました。


 さあ、お腹がいっぱいになったので、「トルコ料理大全」をFacebookにアップ出来るまで寝ずに頑張ろう。









   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




猫猫「チュクルジュマ猫会」猫猫




海泡石のパイプやアクセサリーと、「宮古島月桃」の買える店

ピンクハート  アントニーナ・アウグスタ  緑ハート黄ハート














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Last updated  2017年04月25日 16時57分09秒
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