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カテゴリ:これでいいのか、トルコ
【4月25日・火曜日】 一昨年、うちのアパルトマンが、悪徳カプジュにペテンにかけられ、カプジュが住民達を訴えたこともこちらに通告せず、裁判所から、第1回の調停の日付を知らせて来た公文書を隠してしまい、当日自分だけが原告として裁判所に出かけ、被告側は12軒の家主達の誰一人行く人がいなかったので、裁判を放棄したことになり、欠席裁判にかけられてしまったのだった。 裁判では原告側の嘘八百、言いたい放題が採用されて、われわれ被告側はまずカプジュに不当労働行為を働いたと言う罪に問われ、「ISKUR イシクル」という、労働省の一機関に総額4万リラを超える罰金を支払わされることになり、昨年の春から大変な思いをしながらその戸別負担金を、私も何とか払ってきたのだった。 罰金を払い終わらないうちはこちらも逆提訴出来ないので、去年の秋までにそれを払い終わり、カプジュの悪巧みに対抗して逆提訴した裁判の、第1回調停は昨年秋。 すると、その裁判の直前に、アイダット(月給)を払っていなかった3軒が、もともとはそういう連中のせいなのに、罰金も払いたくないので家主グループを脱退、カプジュ側の肩を持つ、という不可解な行動に出て、カプジュに払う慰謝料を、4万リラから10万リラに値上げ通告して来たのだった。 で、その悪徳三羽ガラスは、悪徳カプジュを励まして、我々正直にずっとカプジュの給料を払い続けてきた家主達から、慰謝料を2.5倍ももぎ取って山分けする気でいるようである。同じアパルトマンに暮らす隣人同士とは思えない、ものすごい裏切り行為を実行しようとしているのだった。 そして、今回行われた我々住民側の起こした裁判の第2回目の調停は、こちらの弁護士が用意した証人が当日不都合が出来たと出廷せず、悪徳カプジュ応援団の雇った嘘つき証人2人組に対抗出来ず、またまた9月25日に第3回の調停まで結審は延期されてしまった。 えええ、世にも不思議な物語、というのか、まんまと嘘の上に嘘を重ねて順調に裁判すごろくを勝ち進んでいる悪徳カプジュと応援団、トルコは「公正発展党」という、長期安定政権の上に立つ、頼もしい大統領様がいるにもかかわらず、こんな裁判をやっているので、悪徳カプジュはもう1年前に解雇されたのに、家を占領して出て行かないのである。ここにいるかぎり、電気代も水道代も住民である私達が払っているのである。 今までもさんざん、エレベーターや階段・廊下の電源を切ってしまい、住民やキラジュ(賃貸人)を困らせる嫌がらせをしてほくそ笑み、最近、住民である5階のアイシェさんの郵便物とか、私に日本の友人が送ってくれた小包や、最重要書類・居住許可証を届けに来た配達人に「この人はとっくに引っ越してもういないよ」などと、持ち帰らせてしまったりしているらしい事案が何度も発生しているのである。 そしてまた9月まで、こいつらが勝ち誇ったように、玄関前で私達各戸の持ち主達が中に入ろうとすると、偉っそ~うに、肩をそびやかして睨みつけたり、うすら笑いを浮かべて「悔しかったら、俺達に詫びろ、10万トルコリラ、とっとと払え」みたいな顔をするのが、腹立たしくも笑止千万なのである。 買い物に出てジハンギルのオヤジカフェでチャイを飲んでいるところを店の人に写して貰ったら、こんな顔になっていました。もうちょっと、いい女に写してよ~、長い付き合いなのに。 もう、チャイを飲んだら舌を噛んでしまった私。イテテの瞬間をキャッチしたらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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