2626942 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

madamkaseのトルコ行進曲

madamkaseのトルコ行進曲

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

madamkase

madamkase

Calendar

Favorite Blog

オヤ専門用語をトル… New! mihri-kilimさん

今年度の町内会費を… New! marnon1104さん

さくらの中の神戸ハ… 47弦の詩人さん

絨毯屋へようこそ  … mihriさん
Laleのアンカラ徒然 KirmiziLaleさん

Comments

 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
 madamkase@ Re[1]:渡航記念日(03/16) 高見由紀さんへ こんにちわ、イスタンブ…
 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
 madamkase@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) ひなのさん、おひさしぶりです。 トルコは…

Freepage List

Headline News

2017年05月05日
XML
カテゴリ:食べ物シリーズ


【5月5日・金曜日】


 4月30日の日曜日、都内のとあるトルコ会社のGMらしい人から、トルコ語の出来る日本人を世話して下さい、3ヵ月の試用期間は週3日くらいの勤務で、もしトルコ語が上手な方なら、最初から週5日間フルタイムで働いても可、と頼まれた。要するに私はまたまた、職業安定所でもないのに職探し、人探しを頼まれたわけである。

 日本に帰って仕事探しをしている知り合いの一助にでもなれば、と私は、メーデーがまた危険な日となり果てたせいで外出するのも億劫なので、結局5月1日、2日、3日、4日で、今日本にいる心当たりの人5人と、常勤は出来ないが、在宅で出来る翻訳やら週末などのアテンド仕事にならやれるかも、という人の計6人とメールとか、Facebookのメッセンジャーを使ってやり取りした。

 世間はゴールデン・ウィークだと言うのに、私は掃除をしようとすると断水、次の日は停電、さらにまた断水と、いつものイスタンブールらしい出来事が続いたせいで、とうとう掃除も出来ず、メーデーから3日間をほぼ「求人案件」だけで費やしてしまった。

 その結果、求人条件が勤務場所は都内で、常勤という条件で交渉した相手5人の郷里が、ことごとく手の施しようのない遠隔地で、鹿児島県、福岡県2名、大阪府、富山県という、不毛な結果だった。都内に一番近い人は既に仕事を持っていて、常勤は無理と言う。まあ、合計5日くらい自分の仕事が一つもやれなかったのに、人探しに奔走(家の中にいるから、奔走とは言わないか・・・)した結果、例年のワラビ採りにも行かれなかったし、ついに掃除も出来ずに、パソコンの、猫にはがされてしまってろくに反応しなくなったキートップとの闘いで、頭痛、肩こり、腕の関節や筋肉の痛みとおまけに寝不足で、も~う、散々だ。


 昨日4日は、ビラージュ美由紀さんが、お渡ししたいものがあるから、おうちまで行きますよ、と訪ねて来てくれることになったので、ちょうど自分もジハンギルあたりまで買い出しに行かないと、冷蔵庫の中味がそろそろ乏しくなってきたので、じゃあ、12時くらいにチュクルジュマのタクタキ坂を上ったところにある、去年出来た「ジハンギル・ロカンタス」というビュッフェ・スタイルの食堂で一緒にお昼を食べましょう、と約束した。

 美由紀さんが持って来てくれるものはおよそ見当がつく。このところ去年の10月頃、エブルの美樹さんと共にギリシャへ行った時、3月にスロヴェニアへ旅行した時に豚肉ベーコンをお土産に買って来てくれたので、つい先日4月末にはまたブルガリアに旅行したとのことなので、今度はブルガリア産の豚肉ベーコンをお土産に買って来てくれたに違いない、と推測していた。

 私も先日友人から頂いたばかりの削り節20包入りを、つい2~3日前に封を切ったので、2人がほうれん草のおひたしや、お茶漬けでも食べよう、と言うときにたっぷり使えるように、残り18包全部お返しように持って家を出た。

 美由紀さんも2年以上チュクルジュマに住んでいたので、このあたりについては詳しい。最近就職も決まったとのことで表情も明るかった。それぞれ好きなものを食べて、サービスに出してくれるチャイを飲んで話が弾んだ。2時過ぎ、美由紀さんとは右と左に別れて、私はスーパーに買い物に行った。

 家に戻ると、東京の出版社から、8冊の「トルコ料理大全」が届いたようで、不在票が家のドアに貼ってあった。電話には登録されていない携帯番号が着信履歴に残っていたので、掛けてみるとタキシム郵便局に掛かり、カーゴの係員が出て、小荷物はブラック・ウスタのショウルームで預かってくれているので、そこから貰って下さい、と言う。

 彼に礼を述べ、ブラック・ウスタからダンボール箱を貰ったあと、もう一度郵便局に電話をかけて、確かに受け取ったと知らせると、職員さんは「それはよかった、それではこれから、お留守の時はブラック・ウスタに預けるようにしますよ」と、ニコニコしながら答えた。

 日本では宅配業界が飽和状態で大変な様子だが、この4月2日に、ガラスの破片を埋め込んだ女流画家のコンクリート塀を撮影に行ったとき、あとを付けて来たブラック・ウスタとはひと悶着があったのはまだ1ヵ月ちょっと前の話である。

「加瀬ハヌム、こそこそカメラなんか持って何してるんだ」と言うウスタに、「裏の高い塀を写しに来たのよ。ウスタ、あんたのとこの、このめちゃくちゃな古材、このまま置いておくと、Facebookで世界にシェアしちゃうよ」と言ったものだから、エトナ火山のように大噴火したブラック・ウスタ、悲壮な濁み声で私を怒鳴り続けて、刃物で切りかかってくるんじゃないかと思うほど、様子が危なくなった。

 一計を案じ、私が耄碌してその日がエイプリル・フールだと勘違いしていたふりをして、やっと危機を逃れたことがあった。本当に喧嘩になっていれば、このウスタも怒ったらこの本8冊をストーブに投げ込みかねない人だけに、トルコ暮らしもけっこう、神経をすり減らすようなこともあるのだった。

 まあ、幸い、喧嘩にもならず毎日おはよう、こんちわ、こんばんはと言葉を交わせるからいいのだが、うちの元カプジュの悪巧みはもっとエスカレートしていて、ヨネッティジのムラットさんから、4月25日の第2回調停の結果を報告して貰ったら、まさか~、というほどの凄い話になっているので、後日私のブログをお楽しみに、というか。


 さて、その晩は頂いたベーコンを開けて、焼きうどんを作った。美由紀さんと別れた後、スーパーでトースト用の柔らかなパンも買い、昨日の晩と今日一日で、8枚のベーコンをすべて胃の中に送り込んだ。

yakiudon  
焼きうどんにポーク・ベーコンはよく似合います。2枚分を切って贅沢気分です。
5月5日の朝食も同じメニューにしてベーコンを楽しみました。

tost  
餅焼き網でトースト用のパンをあぶり、バターを塗って塩を振り、
キュウリの薄切りを載せてその上にベーコンを1枚たっぷり。美味!

tost2  
このパンをトルコでは押さえつけ型のトースターでぺちゃんこに
焼くのが普通ですが、私にとってはこのままの方がずっとうまい。

chahan  
チャーハンを作りました。キウイ姐さんとタマオは何を狙っているのでしょう。

chahan2  
誠に美味しいチャーハン、牛挽き肉も、ポークのベーコンも入っています。
 


 先日、トンポーロー風豚肉の角煮を作った時のように、7匹とバトルロワイヤルを演じながら食べたのとは違って、今度は3度の食事で終わったので、猫に飛びつく隙を与えず、ブルガリアを言わば一人占めしたようなものだった。美由紀さん、美樹さん、ご馳走様でした。








   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




猫猫「チュクルジュマ猫会」猫猫




海泡石のパイプやアクセサリーと、「宮古島月桃」の買える店

ピンクハート  アントニーナ・アウグスタ  緑ハート黄ハート














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017年05月09日 03時45分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[食べ物シリーズ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.