パレード当日、市長・議長・教育長にお届けしたメッセージの文面を
掲載致します。
(写真は、作業所等の作品を市長・議長・教育長に贈呈したところ)
本人メッセージ
「ぼくたちは、毎日元気に作業所に通っ
て、いろいろな作業をしています。大変
な時もありますが、みんないっしょうけ
んめいやっています。
でも、ぼくたちのようにはたらきたく
ても、はたらけない人達もたくさんいま
す。
これからも、みんなが安心してはたら
ける作業所を、よろしくおねがいします。
ぼくたちも、いっしょうけんめいがんば
ります。
前橋市第三福祉作業所 村山 健児 」
支援者代表メッセージ
「 第40回福祉パレードメッセージ
本日「第四十回福祉パレード」を実施するにあたり、メッセージを
申し上げます。
はじめに、平素から、知的な障害のある人々に対し、心温まる御理
解をいただき、本市における福祉施策、福祉教育の推進に並々ならぬ
御尽力をいただいております前橋市、前橋市議会、前橋市教育委員会
の皆様に、深く感謝申し上げます。
国におきましては、「障害者総合支援法」や「障害者虐待防止法」
の成立等、障害者全体の問題に対しては改善充実に向けての働きかけ
が進められつつあります。
本市でも、障害者福祉サービス、相談支援のサービス種類ごとの必
要な見込み量の確保のための方策等が盛り込まれた第三期前橋市障害
福祉計画が策定されました。
しかしながら、知的障害者福祉については、本人の経済的自立を含
めた独り立ちの難しさ、介助に当たる者の経済的な不安と心身の疲労、
そして保護者亡き後の心配等、障害の特性から生じる多くの課題があります。
これらの課題は、必然的に、障害のある本人や家族の日常生
活の中に緊張を生み、そこからの悩みは、現在だけではなく将来の生
活にまで深刻なかげを投げかけています。
その解決は「共に生きる社会」の構築に求められます。本人と家族
だけではどうにもならないこと、そこに支援の手を尽くしていただく
ことを切望しています。行政・議会・教育関係機関の方々が差し伸べ
てくださる手の温もりが、ここに集う私たちの心に希望の明かりを灯
してくれます。
知的な障害のある人もない人も共に歩んで行こうとする私たちは、
」市長様、市議会議長様、教育長様を信じ、そして、未来を信じ、
『共に生きて行ける前橋』に向かってさらに努力することを誓います。
関係各位から、一層の御理解御支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、
「第四十回福祉パレード」のメッセージといたします。
平成24年9月11日
第四十回福祉パレード中毛地区実行委員長
前橋市手をつなぐ育成会会長 原澤 正光 」
以上のメッセージをお届け致しました!