|
テーマ:ジャンプの感想(4324)
カテゴリ:まんが・本
批判週間でごめんなさい。
いつからか「スケットダンス」の読後感にスッキリしないことがあって、 なんでかなとずっと考えてました。 それ以前からも多少はあったんですけど、 はっきり覚えてるのはヒメコがボッスンのメイドになる回で キャプテンかな?「ヒメコはボッスンに従順」ていう発言でした。 従順? そのあとでもスイッチもそういう風に言われましたよね。 ヒメコとスイッチが過去のことで、 ボッスンに対して恩義を感じてるとしても、 高校生の友情を表現するのに従順って? それからボッスンの言動が傲慢に思えることも増えました。 原因はヒメコ、スイッチがボッスンへ向ける信頼だったりは語られることはあるのですが、 ボッスンからヒメコ、スイッチへは何もないせいかも、と思います。 大事にしてる感がないんですよね。 あと、妙にボッスンの能力が向上してるというか、 持ち上げられ方が異常というか。 以前だったら「うまいけど、なんか地味やわぁ」程度だったのが、 「天才か!」とか突っ込まれたりするんだよね。 結果、 折り紙を折らせたら、いきなり高難度オリジナル作品ができちゃうし、 Tシャツは市販品レベルのを作っちゃうし、 マンガ描かせたらいきなりパースだって取れちゃう。 切れ者と評判の生徒会長にだって一目置かれてるし、 鈍感だから気づいてないけど、潜在的理想のタイプの女の子はいつも近くにいて 尽くしてくれるし、 萌え要素満載の美少女にだって好かれちゃう! ……なんだこれ。 しかし高スペック=キャラの魅力にならないところがまんがなんですよね…。 これはもう妄想でしかないんですけど、 「主人公=オレ(作者)」というマンガは珍しくないんですけど、 この作品は「主人公(ボッスン)=理想の学生生活を送るオレ(作者)」という、 学生生活をボッスンを描くことで上書きしていってるような。 これは考えすぎだと思いますけど、なにか粘着質なドロッとした雰囲気を感じます。 なんでこんなんなったんかなーと思うと 純粋にネタ切れ感がハンパないので、 週刊というタイトなスケジュールゆえに 本当なら作品に昇華されるように形を変えたり オブラートに包まれていたものが むき出しになってるのかな、と思います。 それが思いきり出たのが、修学旅行編なのかな。 あれはなんだったんだろう。 理想?妄想? マニアックすぎでした。 もう部室にいるのがつらそうなスイッチとか、 やたらな恋愛押しとか、 思うところはまだあるんですけど、 長くなってしまったので、 違和感の大きなボッスンについてのみ、考えました。 他キャラに持ち上げられてるけど、説得力がないんですね。 もちろん、ボッスンにもいいいところはたくさんあるよ! でももともとの魅力は能力の高さではなくて、 もっと素朴なところだと思うんですよねー。 というか思ってたというべきなのかな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月09日 08時40分29秒
コメント(0) | コメントを書く
[まんが・本] カテゴリの最新記事
|