テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3075)
カテゴリ:私が見た風景・写真・情報
ひじき刈りの光景です。毎年今頃になると3日くらいに分けて行われます。今日はその1日目。報酬はひじきを漁協にまとめて水揚げして、組合の歩合を除いた分を参加者で山分けするというシステムになっていますが、1日1~3万円になるんですよ。だから高校生なんかにはいいアルバイトです。今の高校生はほとんど出て来ないですけど。 ひじき刈りは切り手と運び手に分かれます。基本的に若い男は運ぶ方です。磯は広いのですが、舟がつけられる場所は限られているので、切り手が切って山にしたひじきを「しょいかご」という背中に背負うかごに入れて舟まで運びます。写真のかごじゃなくてもっとデカイかご。これがまた重労働なんです。足場も悪いですしね。それを舟が漁協まで運ぶという流れになっています。 この写真の場所はあんなに遠くまで運ばないといけないんですよ。磯が引いている時間も限られていますしけっこう急ぎます。漁師の考え方って言うのは「さっさとやってさっさと終わりにしよう」が基本なので愚図な人はバカ扱いされるんですよ。私も小さい頃からそういうふうに育ってきてしまっているので、悔しいけど頑張っちゃうんですよねえ(笑) 網の手伝いの時なんか「手から煙がでる位速くやれ!」そんな事を毎日言われてましたよ(笑)「お手伝いしてくれてありがとう」なんて1度も言われた事なかったなぁ。 あっそうそう!ひじきはこのままでは食べられません。食べるまでには相当手がかかります。そのあたりは仲間仕事が終わって個人で切ってもよくなったら記事にしようと思います。 関連記事 去年のひじき刈りの様子 関連記事 釜炊き風景 千葉 勝浦 民宿まぐさ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.25 21:03:57
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