テーマ:少年野球(738)
カテゴリ:私が見た風景・写真・情報
「心に火をつけるkidsコーチング(投手編)」 子供を指導する方にはぜひ読んでもらいたい一冊です。 コーチングの3原則 「ほめず・教えず・助言せず」 なんかすごく興味深い言葉ですよね。 この本の中をちょっと紹介しますと… 「ねえパパ、見て見て。こんなのもできるようになったの」 一輪車に乗れるようになった娘は、まるで人類で始めての偉業を成し遂げたかのように、うれしげに、楽しげに、無邪気にその妙技を披露してくれます。 もちろん、ここで褒めてはなりません。 そう、認めてあげればそれでいいのです。 「すごいなあ。パパにもやらせてくれよ」 「ダメ、私がやるの」 見てもらって、聞いてもらって、認めてもらって、人にはやらせない。なんともすっごい自由な思考回路だねえったら…お嬢ちゃん。 実はこの夢中で遊んでいる彼女から、一輪車を奪い取る方法があります。もちろん力づくではなく。 この魔法の言葉はアドバイス(助言)です。 もっとうまくのれるようにと、彼女にアドバイスをしてみて下さい。 「そうじゃないんだよ。もっと右に体重をかけなきゃ。ほら、おちるだろう。それじゃダメなんだって」 「いいの、これで」 「もっと思いっきり右に倒れこむぐらいに体重をあずけないと8の字ターンはできないぞ。だからそうじゃないって…貸してみろよ」 このやりとりを数回続けるだけで、小さなお姫様はさっきまであんなに夢中だったおもちゃをポイっと捨てて、次の興味対象へと気持ちを移すはずです。 野球に夢中になりかかっている坊やにこれ、つまりアドバイスを与えてしまうと大変です。もう後戻りはできませんよ。それまできげんよくボール遊びをしていた坊やは、アドバイスをもらったとたんに、それまで使っていた自分の心地よい運動回路で投球できなくなってしまうからです。 だれでも思い当たると思います。この本を読んでいくと答えが見つかるはずです。簡単な事なんですけどね。そのせいか今夜はよく振ったなぁ。やれなんて言ってないのに。私は階段に座って酒飲んでるだけですが「それでもいいから見てて」と… そもそもコーチングという言葉は「教える」という意味ではないんですね。野球に限らず役にたつ本です。 技術的な事も詳しく解説されています。 心に火をつけるkidsコーチング(投手編) 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.20 08:02:07
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