風呂釜が壊れた
うちの風呂釜が壊れた。正確には、焼却兼用釜と云うボイラー部分が壊れた。うちの場合、薪は近所の工務店がくれるので、まったく困らない。ってな訳で、新築当時からずーっと薪風呂。しかし、さすがに令和の時代になって、新品は無いだろなぁ~?って思ってたら、あっさり発見。しかも、代理店に店頭在庫があって、メールした翌日到着!!なんでも、コロナ禍のグランピングブーム等々で、人気再燃中とか。左が壊れた長州産業製。右が新たに購入した長府製作所(CHOFU)製。送水パイプの取付位置が心配だったけど、ほぼ同じ。CHOFU製の方が、上下に少しだけ広いけど、許容範囲内。なお、長州産業さんでは、すでにサポート等が終了している。なので、困っている方も居られるかと思いますが、安心して下さい。新品のCHOFU製が、ポン付け出来ます!ちなみに、うちの場合、ミツバ工業 → 長州産業 → 長府製作所で、現在3代目の風呂釜。初代のミツバ工業は、社名や事業内容が大きく変わっている。詳しくは、ココ参照。この間、風呂桶(湯舟)の工事はしていない。なので、上記3社であれば、焼却兼用釜の流用は可能かと。もちろん、自己責任で判断して下さい。消耗品のロストルは、そのまま使いまわし。これは、CHOFU製のロストルを、旧風呂釜で使っていたため。なので、見た目もサイズも、まったく同じ。ついでに、煙突の痛みが酷いパーツも交換。曲がった煙突パーツは、エビ曲と云うらしい。なお、煙突資材は、近所のメジャーなホームセンターで入手可。わりと需要があるみたい。新しいCHOFU製には、空焚き防止用センターの取付口あり。石油バーナー付属のセンサーを、ここに設置するらしい。うちの場合、純正バーナーは使わないので、付属の盲栓で殺しておく。付属の送水パイプは、丈夫なんだけど、やたらと固い。パークリ等の油脂類を使う方法もあるけど、風呂水に混じるのは嫌。なので、接続する際には、ヒートガンを使った。初めて見たのが、この通風調節器と云う名称のパーツ。調節と云う文言が使われているけど、物理的な可動部分は無し。現物は、空気取入口が横に付いただけの、単純なパーツ。これにより、フレッシュエアが煙突下部から流入。すると、煙突効果による上昇気流が、加速される仕組み。単純だけど、効果てきめんに違いない。ってな具合で、サクサクと設置完了。バーナー無しの場合、燃焼釜を置き換えるだけなので、とても簡単。うちの場合、煙突修理もやって、2時間ほどで完了。なお、石油バーナーを設置すると、特定保守製品の扱いになる。その場合、8年毎の法定点検が必要。一応、メーカー想定の耐用年数は、10~15年。うちの場合、20年前後でガタが来ているので、常識的な指標。法定点検2回を過ぎたら、そろそろ交換を検討すべき。そんな焼却兼用釜だけど、最大のメリットは冗長性の高さ。少々の自然災害なんかも、全然大丈夫。阪神大震災の被災者の、おっさんが言うのだから間違いなし。昨今は、オール電化、オールガス化なんかが、注視されがち。しかし、環境が許されるのであれば、薪燃料も一考されたし。燃料となる廃材なんかは、わりと簡単に手に入りますよ!