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カテゴリ:日常
うちの学校の英語の先生はとっても明るいオカマです。有名な山岳民族の出身です。
この学校に来る前に、オーナーは「英語の先生は日本語もしゃべれるから、何かあったら助けてもらって」と私に言いました。実際に本人と話してみると、基本的な挨拶と簡単な自己紹介はできていましたが、「それはソム(タイ人の名前)です」「これは何時です」というかんじでした。結局、私たちの会話は今でも英語。 ある日の職員会議。オーナーにタイ語で何か質問されましたが理解できない。オーナーが「訳して」とその英語の先生Sちゃんに言うと、Sちゃんが言ったのは一言「お父さん」・・・・・・え?さっぱり分からないので結局英語。Sちゃんは自信満々の口調でオーナーに言っていました。 Sちゃん「日本語は話せますが、書けません。」 オーナー「中国語もできるんだよな?」 Sちゃん「はい。韓国語も話せます。」 会議の後で「中国語もできるんだね!」と言ったら「うん。生徒に教えられるよ。」とまたまた自信満々な口調。その3ヵ月後、中国人の先生が来ました。みんなが「Sちゃんは中国語が話せるよ」と言うので中国人の先生が中国語で話しかけましたが・・・二人の会話も英語です。中国人の先生が言うには「Sちゃんはピンイン(中国語のふりがなのようなもの)は読めるけど、意味は分からないみたいね」 同じ頃イギリス人の先生が来ました。学校が新しく始めるプロジェクトについて会議を開きました。イギリス人の先生が言うことを訳して、とオーナーに言われたSちゃん。訳しましたがかなり焦っている様子。すぐにイギリス人の先生と一緒に来たタイ人の先生が訳しなおしていました。 朝はよく遅刻する。帰りは決まった時間よりも早く帰る。「あそこに連れて行ってあげるよ」「家まで送るよ」「水持ってきてあげるよ」すべて生徒を使います。生徒に迎えに来させ、生徒に運転させ・・・。タイ人の先生はよく生徒を使いますが、Sちゃんは常に使います。「一人暮らし寂しいでしょ。毎日遊びに行ってあげるよ」きいた瞬間から信じていなかったけど・・・やっぱり来ていません。一度もね。 職員会議中はいつも一番後ろの席にすわり、貧乏ゆすり。平気で携帯を鳴らし、必ず一回は退席する。そしてしばらく帰ってこない。 タイ人の先生と一緒に話していて「日本の生徒はどんなかんじ?」ときかれて答えれば、そこに一緒にいたSちゃんは「私には日本人の友達がいるから、日本のことはぜーーーーんぶ知ってるよ。」いつも最後まで他人の話を聞かない。 いったいその自信はどこから来るんだ!?どうしてそんな簡単に、簡単な嘘をつくんだ!?謎だ・・・謎だ・・・謎だ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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