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2005.03.20
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これが事実だなどと語るつもりは到底ない。「ボーリング・フォー・コロンバイン」が「ドキュメンタリー」という名の下で再構成された「虚構」であるのと同様、この物語もあくまで「虚構」に過ぎない。しかしガス・ヴァン・サント監督の描いた世界は、単純に虚構と言いきれない「何か」がある。コロンバイン高校で起きた乱射事件とそれを理解しようとした社会との間にあった「隔たり」。この映画が突きつけているものは実はこの絶望とでもいうべき「隔たり」だったのではないか。2003年カンヌ国際映画祭でパルム・ドールと監督賞のW受賞した必見の作品。

どこまでも澄み切った初秋の朝。ジョンは、酒に酔った父と車の運転を交代して学校に到着。兄に迎えに来てもらうように連絡するが、遅刻した彼に校長は居残りを命じる。写真好きのイーライはパンク系のカップルの写真を撮ったりと、ポートレート制作の真っ最中。女子に人気のアメフト部員ネイサンはガールフレンドと待ち合わせ。食堂では仲良しの女子3人組がダイエットや買い物などの話で持ちきりだ。

それはいつもと同じ平凡な1日のはずだった…




この映画は1999年に起きたコロンバイン高校で起きた高校生による銃乱射事件をモチーフとした作品だ。この件に関してはもちろんマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」が有名なわけだが、この映画のアプローチはそれとは全く違う。「ボウリング・フォー・コロンバイン」はドキュメンタリーとは言いながら、所謂、事実を追いかけるというアプローチではなく、マイケル・ムーアの視点から編集・再構成された「マイケル・ムーアの主張を伝える作品」となっている。

この作品の中で、マイケル・ムーアはアメリカの「銃社会」を事件の背景として捉え、Kマートなどでの「銃弾販売」の実態や事件の直後に同じ土地で銃擁護の演説大会を開いた「全米ライフル協会」の姿を描き出している。もちろんこれらは間違いではないだろうが、こうした理解は「コロンバイン高校銃乱射事件」という事件の個別性に対しての理解からは遠い気がする。

ではガス・ヴァン・サント監督は何をメッセージとして描いたのか。 →続きを読む






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最終更新日  2005.03.20 23:22:38
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