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原始地球と精神生命体火影の誕生(サイエンスフィクションです)
46億年前のはなし 力学上の法則から太陽を中心として、太陽が誕生した時の残ったチリ同士が合体を繰り返し、 いくつかの惑星が誕生した。 太陽から数えて三番目。 第三惑星地球の誕生である。 マグマオーシャンと呼ばれ、隕石の衝突。 隕石に含まれる結晶水が蒸発し、原始大気を構成。 その原始大気に保温されることもあって、どんどん温度が上がり、火の玉の状態。千数百℃の高熱。 重金属は地球の中心部へと沈んでいき核(コア)が作られたのである。 そうその時、何かが誕生したのである。 精神生命体火影の誕生(地球誕生1億年後) 気のついたのは眩しいばかりの光の中だった。 はじめて意思を持ったのだ。 何か大きなエネルギー変動があったようだ。 大量のマグマが外部宇宙に流出し消滅したらしい。 そのショックで俺が誕生したものといえる。 まわりはドロドロのマグマばっかりだ。その中をただ漂い続けていた。 流出したマグマは衛星軌道を周回し、月となったらしい。 そのうちに自由に動き回れるようになった。 そしてマグマには果てがあるのを知った。 さらに1億年後、少しずつ温度が低くなり、固い殻のようなものが出来てきたのだ。 その殻を突き破って、マグマを噴出させるのが、心地良く、なんども試みたがその外へ出るのは、怖くてできなかった。しばらく休むことにした。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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