カテゴリ:車の電気
カーオーディオでバッテリーといえば
ドライセルバッテリー な訳ですが・・・ 何故、ドライセルバッテリーが推奨されるのか? と言いますと、以下のようになります。 1.引火性の高いガスの発生が無い為、車室内に設置が可能 2.電解液が漏れる心配が無い・設置方向が自由である 3.瞬間最大放電能力が高いので、瞬間的に膨大な電流をAMP側から要求される場 合でも、しっかりと順応する。 と言うのが、主な理由となります。 誰も、何処にも メンテナンスフリーとは 書いてませんし 言ってもいません メンテナンスフリーではありません これが、正解です。 多いんですよ^^; メンテナンスフリーだと思っていらっしゃる方が(汗 もう一度言います ドライセルバッテリーは メンテナンスフリーではありません さて、最も多い誤解ですが これです↓ バッテリーの 満タンの状態と空っぽの状態 ここでは、オデッセイを例にしますが 無負荷の状態で(バッテリーから端子を外した状態が、一番望ましいですが) 12.8Vが満タン 11.6Vが空っぽ です。 いいですか? 11.6V が、空っぽの状態です。 空っぽなのに・・・ 車のスターターはまわるのです。 エンジンはかかるのです^^ エンジンがかかるんだから バッテリーは上がっていない では無いのです そして、更に恐ろしいのは その、11.6Vの状態を長いこと続け 深放電域(過放電域)で使用すると ドライセルバッテリーの、最大のメリット 内部抵抗値の低さ・高い瞬間最大放電能力 が損なわれる事になるのです。 しかも、一度この状態になってしまった場合は、再充電しても ほぼ 元の性能に復帰する事は無く 並みのバッテリーもしくは それ以下の性能と変らない と言う事になってしまいます。 瞬間放電能力の高さは、ずば抜けたドライセルバッテリー オーディオマニアには、必須なんですが・・・ 大きな落とし穴が^^; 性能の維持の為には、専用充電器で定期的な充電が必要なのです。 そんな訳で ドライセルバッテリーをご購入の際には 専用充電器もセットで購入されることをお奨めします。 勿論、充電器を買っただけでは駄目ですよ^^ きちんと、電圧管理をして、定期的に充電をしてください^^v あ。ちなみに 毎日乗っているから 大丈夫!? と思っていらっしゃる方もご注意ください 車両の充電量と消費量 バランスが取れてなければ バッテリーは当然減るのです^^; 充電が100 使用量が110となれば 使えば使うほど、バッテリーの中身は 当然、減りますよね あ。乗ってないから 使ってないから 減ってないはず!? と思っている方 残念ながら、乗らなくても、使わなくても バッテリーの端子を外しておかない限り、減ります。 車は、ただ止めておくだけでも ・時計 ・コンピュータ機器のバックアップ 等で、30mA/1日は消費します ウイスキーのように、『天使の取り分』とか 悠長な事は言ってられません^^; ましてや、上記数値は純正での話し セキュリティーやらオーディオやら、加装した車両では ほぼ、倍の数値60mA位にはなります。 一般的によく装着されるPC1200/LB1200あたりで LB1200 の場合、容量は 46.0Ah(20時間率)ですので、 46Ah(容量)÷ 0.06A(電流)÷ 24(時間/1日)= 31.94日 で、空になりますね。 一ヶ月は大丈夫と言う事ではないですよ 役半月で、50%は無くなるのです。 半月乗らなくなる前のバッテリの状態が、仮に50%だとすると そう・・・ もう、バッテリは駄目ですね・・・ ドライセルに限らず オーディオと車の調子を良く保ちたいならば 定期的な充電はしておいた方がいいですね。 バッテリのコンディションで、音質はガラリと変ります^^ 心配な方は こちら(正規輸入品に限る) Main Sound HP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/21 02:34:39 PM
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