クラシックどっぷり日記　～音楽回想～

早いもので、あの演奏会から終了して、１週間たったんですね～。

ということで、メイン曲である第九です。

本当に大曲で、本当にこれを弾けた人はいたのか？？と思ってしまうくらいです。
ベースにしては異例なくらい動きまくりです。
当時演奏できたというドラゴネッティを恨みたいですね～・・。
こりゃ手首も痛めますよ。


上着も帰ってきて、前も締めれる。
なんかようやくフィットしたような気がしました。

１０月とはいえどもやはり熱い。
あのホールの異様な空気と照明、人の視線を感じて熱かったですね～。

それが関係して指を間違えたり、弓順を誤ったりと本当に周りには大変ご迷惑をおかけいたしました。

でも、なんだろう。

やった～！という達成感と安心感が凄い込み上げてきました。
なんとすがすがしい。

本番になってしまうと緊張を通り越して楽しむことを基本としているのでソリスト、合唱が歌い出した時、なんか同じ舞台なのに客席で見ているような感覚もあったりで。

本番になると、やはり練習とは違う迫力。
合唱がのびのびとあの旋律を歌う中、なぜ我々はこれだけ激しく弾かなければいけないのか。
ほとんど合唱で一生懸命弾いている音が聞こえてこないではないか？！という思いにもかられながら、凄い楽しかったです。

フィナーレなんて、初めて楽譜通り弾けた気がしました。
あれだけ激しい曲を耳が聞こえない状態で悩みながら作ったベートーヴェンは本当に偉大です。第１０番が完成してなくてよかったです。

終わった後は、皆で集合写真をとったりでリラックスモードでした。

さあ、来年は「新世界」ですよ。
第九の後の新世界は何か、拍子抜けしてしまうような気がしますけど、今からいろいろな録音を聴いております。
来年も楽しめるかな～。

　

練習している姿を撮られちゃいました。
多分、ブログでは初めてまともに写っている写真ではないでしょうか？？
集合写真は、個人的に相変わらず写真うつりが悪いのでやめておきます。（皆の了承もひつようなので。）