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マカマカおじさんのホンジュラス奮闘記

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まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
たなとも@ あけましておめでとうございます 先生、お久しぶりです。 附中でお世話に…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw <small> <a href="http://hiru.kamerock…
アゲチン@ ありがとうな!!!! <small> <a href="http://bite.bnpnstor…
しっかり者@ 今からドキドキしてるんですけど。。 昨日ホテルで女性2人に乳-首&フェ-ラ攻…
2004/12/20
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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:カテゴリ未分類
先日おじゃました、BUSEO地区にある第72小学校「日本」の卒業式に出席してきた。
卒業式は夕方の6時30分から始まった。
日本では考えられない時間であるが、
ウルグアイではこれが普通である。
むしろ、6時30分は早いほうだ。
8時開始のところもある。
さて学校に到着すると、
前庭には保護者がたくさん集まっていた。
そう、卒業式は玄関前の前庭で行われるのだ。
ウルグアイの小学校は体育館を持っているところは少ない。
外で行われるケースが多い。
校長先生に挨拶に行くと、
大変喜ばれて、日本の国家を是非歌ってくれと頼まれた。
せっかく日本人が来たので、今回は日本の国家を聞きたいのかなと思っていた。
さて式が始まると言うので、中庭に移動すると、
すでに一番前の列に3つ赤い立派な椅子が用意されていた。
教育委員さんと私と同伴していただいたK女史のために、
事前に椅子がセットされていたようだ。
さて式が始まり旗の入場。
ウルグアイの儀式の時には決まって、
3本のウルグアイの旗の入場から始まる。
ところが、旗が4本あるではないか。
そう、1本は日本の国旗「日の丸」である。
6年生の代表児童が1本の旗に3人ずつ付き、
入場してきたのだ。
毎年、儀式の時にはこの4本の旗が掲げられるそうだ。

ウルグアイの国歌斉唱、私もやっと覚えたウルグアイの国家をみなさんとともに斉唱する。
次に「日本の国歌斉唱」というアナウンス。
そこで私の出番。
アカペラで私が歌うのかと思っていたら大間違い。
テープの伴奏と共に子供たちみんなが歌うのだ。
その指揮をしながら、私にも歌ってほしいということだったのだ。
マイクも渡されて、片手にマイク、片手は指揮、
そして、児童たちの「君が代」斉唱。
歌い終わったときにはみんなからの大きな拍手。
いや、これには驚いた。
今日だけではなく、
儀式の時には、ずっと日本の国家も歌われていたのだ。
知らなかった。
百聞は一見にしかずというが、まさにその通りだ。
日本人のいない学校で君が代が歌われているなんて、
日本の誰が知っているだろう。
「君が代」を歌って、これだけ喜ばれ、しかも拍手をいただき、こんなに感激したのは初めての経験だった。

さて、日本の卒業式とは違い、堅苦しい儀式ではなく、
みんなが和やかな雰囲気のなかプログラムが進んでいく。
低学年の歌。
このときテープの調子が悪く、途中からアカペラになってしまいかわいそうだった。
中学年の歌。
そして旗手の交代の儀式。
各旗の旗手が6年生から5年生へと交代するのだ。
この旗手に選ばれる児童は、
この学校の代表で、栄誉あるものだ。
どの児童もきりっとしたしっかりした子供たちだった。
旗は4本あるので総勢12名。
これから1年間、4本の旗の旗手として、
活躍することになる。
さて最後は、卒業生48名による伝統の「ペリコン」の踊り。
この「ペリコン」は何処の小学校でも最後に卒業生が踊るのが習慣になっているようだ。
三拍子の伴奏にのり、74種類ものステップを組み合わせて踊る。
その間に、コントのような掛け合いがあり、
みんながそれを聴いて楽しむといった踊りだ。
卒業生のメインプログラムである。
そして、この学校では、卒業生全員の呼名があり、
ESCUELA No72“JAPON”(No72小学校“日本”)
と刻印されたメダルが一人一人に授与される。
ひときわ“JAPON”の文字が大きいメダルだった。
式が終わると、たくさんの保護者の人から声をかけられた。
また、たくさんの保護者から子供と一緒の写真を取らせてほしいと、カメラを向けられた。
まるで、日本大使と間違われているような感じだった。
おみやげまで用意してあった。
感謝のコメントの入った、先日伺ったときの私の写真と学校のワッペン。
また一つ私の大切な宝物が増えた。

日本ではあまり知られていない、ウルグアイという、
地球の真反対にある国に、
「日本」という名前を持った学校がある。
日本からの援助を受けて作られた学校でもなく、
73年前に教育委員会からつけられた名前だ。

しかし、

日本と言う国に親しみを感じ、
日本と言う名前に誇りを持ち、
日本の国旗を掲げ、大切にし、
日本の国家を口ずさんでいる異国の子供たちがいる。

そう思っただけで胸が熱くなった。
今日は本当に参列して良かった。
本当に参列しただけだったが、大きな交流ができたような気がする。
いや、このような、草の根活動のような小さなことが、
国際親善なのかもしれないと思った。
詳しく話を聞くと、
ウルグアイには、あと2つ「日本」という名前を持った学校があるそうだ。
是非そこへも足を運びたい。
これからも、もっと交流を深めていきたいものだ。













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Last updated  2004/12/21 12:30:29 PM
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