カテゴリ:インターネット
自社のサイトだけでなく、
いろいろなサイト上に自分のメールアドレスを掲載しているせいか、 スパムメールやウイルスメールが半端でないほどたくさんきます。 もううんざり、げんなりですが、 その中には、とてもやりかたが巧妙で、 絶対にクリックしないと決めている私でも、 思わずクリックしたくなることが多々あります。 こんなに人を惹き付けるやりかたを知っているなら、 その能力やテクニックを もっと真っ当なビジネスに使えばいいのに、 と思ってしまいます。 それでも、これをやっているのは、 真っ当なビジネスよりも儲かるからであり、 それは、このスパムメールをクリックしてしまう人が、 たくさんいるということを物語っているのでしょう。 コミュニケーションやインセンティブを ビジネスとしてやっている私がクリックしたくなるのですから、 そうでない人がクリックするのも当然なのでしょうか。 それにしても、 そのやり方は、実に巧妙だと思います。 いくつか例を挙げてみましょう。 差出人は、「黒川京子」 件名は、「あのぉ・・・」 メッセージは、 「黒川ですけど、 何も書いてないメールくださいましたよね? 念のために返信しますが、どちらさまでしょうか? 知人のいたずらですか?」 となっています。 このメールは、返信したくなります。 差出人の名前が怪しくないし、 そして、H系や出会い系を装っていないこと。 もしかしたら、 こちらの操作ミスとかで送ってしまったのかもしれない、 なんて思うこと。 そして、一見、このメールはスパム的ではない、 ということがポイントでしょうか。 だから、見方によってはよけい怪しいのですが。 あと、最近多いのが、 件名に「Re:」と記入してあるもの。 これは、通常相手は、 こちらからの返信メールにつけるので、 絶対見てしまいます。 さらに、差出人が実名で、件名が、 さりげなく口語体で 「これみて」とか「よろしく」とか 親しげなメッセージであると、当然見たくなります。 インターネットはパーソナルなメディアですが、 ビジネス的にもその視点はとても重要なだけに、 スパムメールはそれを巧妙に活用していることが、 余計、気に障ります。 ********************************** 有限会社リレーションメイク 羽切 徳行 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.17 09:04:04
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