テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:マラウイの食生活
日本で、清涼飲料水の代名詞と言えば、コーラがメジャーかと思いますが、
マラウイでは、「ファンタ」と呼ばれることが多いです。 マラウイにもコカ・コーラ工場があり、 マラウイ工場で作られたコーラやファンタは、隣国ザンビアでも飲めます。 マラウイ国内でも都市部なら、 コーラやダイエットコーラの500mlペットボトルも出回りつつありますし、 350ml缶入りも売っています。日本以上に、高いですが。 農村部では300ml瓶入りが主流で、40クワチャ也(MK 1≒1.3円)。 タンザニアでは、350mlだったかな? 瓶が少し長めでした。 ビール瓶もマラウイは333ml、タンザニアは500mlが主流です。 ファンタオレンジ、パインに、最近、パッションも加わりました。 コーラ、ダイエットコーラ、スプライト、 その他、soboというブランドのココピーとチェリープラム。 以上が、マラウイで一般的に手に入るソフトドリンクのすべてです。 ファンタオレンジ、あるいはコーラしかなく、 しかも、冷えてないこともままあります 大学のバスケットボールリーグのスポンサーはスプライトだそうで、 旧首都ZombaにあるChancellor Collegeや、 現首都Lilomgweにあるキリスト教系の大学の バスケットコートやゴールは、スプライトのロゴ入りです。 なぜかスプライトは、マラウイアンにあまり好まれませんね。 マラウイアンの多くは、これらの「ファンタ」が大好きです。 子どもたちにとって「ファンタ」は、クリスマスやお正月、 風邪をひいた時などに飲める、特別な飲み物 子どもと一緒に食事をした際、ファンタを一緒に出したら、 ファンタに夢中で、食事をほとんど残してしまいました 詳しくはこちら→マレー 職員会議や職場への来客の際には、必ずと言っていいほど、 ファンタ(とクッキー)が提供されます。 今年の1学期最終日には、職員会議と教育実習生の離任が重なり、 たった2時間ほどの間に2回、ファンタとクッキーが出されました。 私はおなかが、かぽかぽになってしまい、1本で十分ですが、 マラウイアンは、くぴくぴ飲んでいます。 同僚のMr. Kububaは、 「普段はコーラが好きだけど、すごくおなかがすいた時は、ファンタを飲む」 と言います。 「ファンタの方が甘いから、砂糖がたくさん入っていて、おなかがふくれる」 マラウイアンのこういう発想、ほんま面白いです イギリスが旧宗主国のためか、毎朝、お茶の時間があります 10時すぎに提供される紅茶(日によってコーヒー、ココア)にも、 山盛り3~4杯の砂糖を入れるのは普通。 紅茶を入れず、白湯にお砂糖を入れている人たちもおり、 私がブラックティーやコーヒーを飲んでいると、いぶかしがられます。 「砂糖を入れなければ、ただの水」と。 お茶の時間だけでなく、朝食等、自宅で飲む紅茶も同様。 彼らの紅茶に、大量の砂糖は欠かせません。 同僚の日本人ボランティアが、1年半あまりで 1kgの砂糖を未だ使い終わっていないそうで、 マラウイアンたちが一様に驚いていました それくらい、マラウイアンの砂糖消費量はすさまじく、 生物の教科書にも、砂糖の1日摂取量のめやすは50gと書かれています。 日本のめやすは10g。 今朝、私がティスプーン1杯のインスタントコーヒーを ブラックで飲んでいたところ、同僚のMr. Dzimbiriから、 「コーヒー入れすぎだよ」 との指摘を受けました。 「みんなは砂糖、入れすぎ。 ブラックコーヒーなら、カロリーもなく、ヘルシーだよ。 1日にファンタを数本、飲んだりするでしょ? 砂糖摂りすぎ」 と話したところ、Mr. Udediから、 「でも日本人は、他のものをたくさん飲むでしょ?」 とつっこまれました。なんのことかわからず、きょとん 「ビール ビールにも砂糖が大量に入っているよ」 ・・・ 週に2回、村にやってくるカールスバーグのトラックから、 ビールを買ってもらうべく、我が家のハウスキーパーは しょっちゅう、ビールのケースを持ち運びしていますからね。 さすが、我が隣人。私の食生活をよくご存知で 今日はUdediに完敗 今日もぽちっ↓ぽちっ↓とありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 30, 2008 03:18:07 AM
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