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カテゴリ:陸上自衛隊と自殺とPTSD
この本の52ページ中間付近にある「曹幹部」について述べてみたいと思う。
この「曹幹部」は、おそらく「そうかんぶ」と読ませているのだろうが、「曹幹部」という用語はない 文脈から判断すると、『陸上自衛隊では陸士、海上自衛隊では海士、航空自衛隊では空士という階級層以上である陸曹、海曹、空曹、そして幹部自衛官の階級層の隊員は~』ということになるのだろう。 現職自衛官にとって「そうかんぶ」と聞いたら、『総監部』という上級部隊の名称を指す用語をイメージしてしまう。 階級層を指す時、陸曹、海曹、空曹以下で士の階級層まで含めて「曹士」(『そうし』と読む)と呼ぶことは多いと思う。 なぜなら、私の経験上、陸上自衛隊においては、幹部自衛官の集まりを「修身会」、曹士の階級層の集まりを「曹友会」と呼んでおり、「曹士」をまとめて呼ぶ機会が多いからである。 上記で「集まり」と書いたが、ただ2~3人くらい集まって仕事をするとか、その様なものではなく、その規模は駐屯地毎に、『○○駐屯地曹友会』と呼び、例えば『駐屯地周辺の歩道のゴミ拾いをして環境美化に貢献しました』とか、『地域の福祉施設に支援してボランティア活動しました』というような活動をする「集まり」なのである。 ということで、「曹士」という階級層を指すことは多くあるが、「曹と幹部自衛官」を合わせて指すことは、あまり無いのが実態である。 元・高卒陸上自衛官のまいものあるじが購入したもの、欲しいもの、お気に入りのものを集めています。 ↓よろしければ覗いてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.12 15:53:31
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