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※ここからは広告を含みます。 どの様な入隊コースであろうと、入隊直後に小銃等を渡される儀式がある。 以前に書いたブログ記事でも一度、その儀式のことを紹介したことがあったのだが、 【武器授与式】~自衛官になったと思い知らされた行事~ この『マンガに見る陸上自衛隊新隊員教育のウソ・ホント』というカテゴリーで参考資料として 活用させていただいている「ライジングサン」というコミックに 陸上自衛隊自衛官候補生に対し、教育する部隊の区隊長が小銃を授与するシーンがあるのだが、 そこには誤りがある。 (参考資料 ライジングサン第2巻) 上のマンガのシーン、中間付近に『銃授与式』とあるが、これはウソである。 ホントは、『武器授与式』という。 この違いは何か この儀式において、授与されるのは小銃だけではないからだ。 陸上自衛官は、小銃だけでは戦えない。 マンガ:ライジングサンで候補生たちに授与させていたのは89式小銃だが、 通常は、この銃剣を89式小銃の銃口に装着させた状態で授与する。 小銃と銃剣は、合わせて『武器』であるので、『武器授与式』として儀式を行う。 陸上自衛隊の戦闘においては、 「戦闘の決をつけるのは突撃による」 と、教範に書いてある。 つまり、突撃する際は、 小銃の銃口に銃剣を着剣(ちゃっけん)して突撃し近接戦闘を行い、 状況に応じては、銃剣刺突をして敵にとどめを刺すという必要があるのだ。 小銃と銃剣は一体の物であって、銃剣はオマケではない。 通常、小銃や銃剣、防護マスクなど武器等の保管は、 隊員間では「武器庫」と呼んでいる専用の『倉庫』があって厳重に管理、保管されている。 その『倉庫』の中で、小銃とその小銃の銃剣は、一緒に同じ場所に保管することになっている。 小銃にも銃剣にも固有番号があって、一人の隊員に授与される小銃と銃剣の番号は管理する書類に記録されているほど、厳重に管理されているほどだ。 数多くある自衛隊関連ブログの中から ご覧頂き、ありがとうございます。 ランキングに参加しておりますので ご覧の際には、是非ポチっていただきまして 応援をお願い致します。 ブログ更新の励みになっております。 にほんブログ村 元・高卒陸上自衛官のまいものあるじが購入したもの、欲しいもの、お気に入りのものを集めています。 ↓よろしければ覗いてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.10.13 22:26:01
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