Auggue & me でお友達関係を学ぶ 小学三年生の娘の母が英語で読んでみました
ワンダーの続編 Auggue &me。正確には続編ではなく、他の登場人物がAuggueとかかわっての話なのですが、すごーく面白かったです。内容は、基本的にワンダーと一緒で小学5年生(アメリカなので中等部1年生)という年齢で、友達関係を学んでいく内容で、ワンダーと同じように、色々な人の目からAuggueと出会って何が彼らに起きたかを語る形式です。今回の語り手(主人公)は、前作に出てきたジュリアンと、クリストファーと、シャーロット。私と娘が一番楽しんで読んでいるのはシャーロットの章です。女子ですからね~^^シャーロットは成績もよく模範生。でも中等部になってから、ずっと仲良しだったエリーが大人っぽくて人気のある(でもちょっといじわる?な)サバンナとヒメナのグループになって、シャーロットたちとは前のように親しくなくなってしまう。そんな時、学校のダンスクラブで特別なステージに出演するダンスメンバー3人が選ばれる。選出されたのはこれまでほとんど接点がなかったシャーロット、ヒメナ、サマーだった。自分が選ばれなかったサバンナはシャーロットを悪く言い、シャーロットの友達でちょっとおたくな性格のMayaは、サバンナやエリーが悪くなったのはヒメナのせいだと言う…。と、そういう話なのですが、込み入った人間関係がうまく設定されていて、それぞれの視点が理解できて、結果的にはありのままを受け入れることが教えられていて、人間関係について学べる良書として私が小学生の時にこんな本に出会いたかったと思いました。アメリカではこの本を課題図書として、自分が本の中の誰かになったつもりで続編を書きましょうというような課題が出されたりするそうです。また、自分は誰タイプ、というようなことが話題なったりもするらしいです。そんな風に考えてみたくなる本なんですよね。私はシャーロット40%、マヤ(オタク)30%、クリストファー(忘れっぽい)20%、その他10%かな~。さて、さて、英語学習者としてですが、なるほどこういう風に言うのかと思う表現もたくさんあって面白かったです。 I keep meaning to ask you about … It’s so lame. isn’t it?〇〇のことずっと聞きたかったんだけど…本当にくだらなくない?It’s totally out of control. どうしようもないわよ。Don’t you think Julian should just call it quits already?ジュリアンはもうこんなのやめるべきだと思わない?I don't think we should get involved. 関わらないほうがいいと思うわ。I didn't want anyone throwing it in my face!このことでしっぺ返しを食らいたくはなかった。No way was I going to have people whisper stuff behind my back ,too. まさか私も陰口を言われているなんてことないよね?I kind of had that coming. 私のせいだから仕方ないわ。I didn't mean to insult you earlier. さっきあなたを責めるつもりはなかったの。She has probably always been a little jealous of you and Ellie being best friends. 彼女は多分ずっと、あなたとエリーが親友なのがちょっと羨ましかったのよ。you and Ellie tend to be kind of cliquey. あなたとエリーは他の人を寄せ付けない感じがあるからI think Savanna probably felt a little left out. サバンナは多分ちょっと入れてもらえないと感じていたのだと思う。This is the kind of thing that you would never live down取り返しのつかないことになるわ!You will absolutely regret it!絶対に後悔する!in her black-and-white world, kids are either nice or evil. There’s no in-between. 彼女の白黒の世界では、子供たちは良いか悪いかのどちらかで、その間はないのだ。She has no good comebacks. she just takes it all seriously. 彼女はうまくやり返せない。ただ全部深刻に受け止めてしまう。we were griping about how annoying Maya could be sometimes私たちはマヤは時々めんどくさすぎると愚痴をこぼしていたShe was getting something off her chest that had really been bothering her彼女はずっと彼女を悩ませてきた胸の荷を下ろしていたsince she didn't give a hoot what the popular group thought about her,she didn’t see herself as having anything to lose. ポピュラーグループが彼女のことを何と思おうと彼女はこれっぽっちも気にしないのだから、彼女に失うものは何もなかったin a way, I have to admit; I admired Maya's bravery. ある意味、認めないわけにはいかない。私はマヤの勇敢さを羨んだ。Maya can be kind of socially awkward sometimesマヤは人付き合いが下手なところがあるl know I could’ve been nicer to you sometimesもっとあなたに優しくできたはずだったってわかってるなどなど…。なんだかちょっとネタバレしちゃったかもしれませんが、おススメです。ぜひ読んでみて下さい^_^