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カテゴリ:鍼灸の話
寝たきりや、歩けない方でマッサージを必要とする方は、
医師の同意書をいただけば、健康保険で訪問のマッサージを受けることができます。 関節の硬縮や筋力の低下をふせぎ、傷みを和らげます。 だいたい1回30分程度、週に2~3回が適当ですが、状態によっては一日おきとか毎日ということもできます。 私もときどき頼まれて訪問マッサージに行くことがありますが、 普通のマッサージと違う点は、硬縮した関節をほぐすテクニックを必要とするところです。 無理にひっぱったり、動かしたりするのは危険です。 まずは、優しくタッチして、筋肉を安心させ、緊張を取り除くのが第1! ここでは、マルマタッチが大変役に立ちます!!!! 患者さんも気持ちよく力も抜けるので、関節も動かしやすくなります。 関節を動かす場合は、必ず片手で保持(支える)しながら、まず屈筋方向へ動かすのがこつです。 少し曲がる方向へ、まげてあげると、関節が少しづつ開きやすくなります。 手や足は指の関節からほぐしていきますが、 おすすめなのは、一番最初に鎖骨と肩関節、肩甲骨にそれぞれ、手をあてて、挟み込むようにして、ほんの少しなでるように、胸を開いていくという手技をやることです。 そうすると、患者さんはとても安心して、呼吸も楽になり、リラックスすることができます。 神経が過敏になっている状態で、指の神経が集まっているところに触れると、不安が大きくなることがあるのです。 痛くないですか?大丈夫ですよ。と常に声をかけることも大切です。 ゆっくりと、優しく、気持ちよく、 いたわるようにするのがいいですね(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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