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カテゴリ:鍼灸の話
神経麻痺の原因は様々ですが、神経の損傷はとりあえずおいといて、
原因不明、あるいは脳の損傷、からくる神経麻痺は鍼灸の効果があるといわれています。 とくに脳梗塞や脳出血による麻痺には、なるべく早く鍼治療をすることで、回復が望めます。 中国では、病院に中医学の先生もいらっしゃるので、入院中から鍼治療を受けられ、その結果めざましい効果がえられているそうです。 日本では、まだまだそのような治療を入院中に受けられる病院は少ないようです。 そういう体制ができるといいですね~~! ところで、私の患者さんで、シェーグレン症候群という膠原病の方がいらっしゃるのですが、このシェーグレン症候群というのもやっかいな病気で、いろいろな合併の症状がでてくることがあります。 多発性筋炎のためなのか、あるとき両手の小指と薬指が、麻痺を起こし、突然指があがらなくなってしまいました。 このような神経麻痺は、かなり困難な治療となります。 お医者さんには、どうしても不便なら手術するしかないね。といわれてしまいました。 根気よく、あきらめずに鍼治療を続けていますが、だらんと垂れていた指が大分上がるようになり、少し力がはいるようになってきて、ここのことろ、目覚しくよくなってきました。 それをみて、正直私もほっとしています。この調子なら、手術しなくてもいけるかもしれない。 大分手ごたえが感じられるようになってきました。 お医者さんには、「リハビリをがんばっているんだね。その調子でがんばってね」 といわれたそうです。 お医者さんには、鍼治療をしているとは、言ってないんですね~~♪ 残念ながら、中には理解のない先生もいらっしゃいますので。。。。。 根気よく治療を受けてくださる患者さんのためにも、いろいろ試行錯誤しながら、早く完治するように頑張りたいと思うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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