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ぽてぽて通信-産後うつ体験者の日記-

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2010年01月30日
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みなさん、お久しぶりです。
なかなか日記を書く機会をもてずにいました。

今、3月に産後うつ病のサポートについて勉強しにアメリカに行くので、
昨年からその準備をしているところです。

どういう準備かというと、
昨年の7月から英語のリスニングとスピーキングをやり直し始めて、
今はなんとかかんとか
授業についていけそうかな?というカンジになりつつあるとことです。

あとは、気合!(?)と勢い!(?)かな・・・(気合や勢いでしゃべれるようになるんか!?というツッコミは横において置いて・・・)

なぜ、海外で勉強するのかというと、
ママブルーネットワークで活動をしていて、
サポートのネットワークがうまく繋がらない感じがしているからです。

日本では、
産後うつのサポートが始まっていて、
それぞれの分野で一生懸命やっているのですが、
感じるのは、
患者がどこかにおき去られてしまっている感がぬぐえないんです。

産後うつ病の人をサポートするためのサポート体制のはずなのに、
何か、ピントがずれてる気がする。
患者が欲しいサポートが、ずれてる気がするんです。

例えば、最初のアプローチについて。

「何か困ったことがあったら、電話してくださいね」
とか
電話相談のチラシやHPでの表記が大部分。

でも、

日本人の産後うつ病のひとって、
対人恐怖症やパニックもあるひとが多かったりして、
電話が怖くて出られなかったり、電話の呼び出し音が怖かったり、
電話をかけるのが怖かったりするんですよね・・・
あとは、家族や周りに内緒にしてたりして、
知られたくないんです。こっそり、相談したいのです。

最初のアプローチとして、電話を前面に出すのは、
患者にとっては、とても高いステップなんです。

電話番号を載せてるのに、どうしてメールで問い合わせしてくるの?

私に言わせれば、とても自然なこと。
それは、電話が出来ない状況にあるから。

それなのに、
サポート側では、
「メール対応はできません(読む時間が取れないから)」
窓口になっているところは、他の業務もあって、忙しいというのがその理由。
そして、メールなどのインターネットの対応が苦手だから、対応できる人がいないから、というのも、理由のひとつ。

でも、それは、サポート側の都合、というのも感じました。
患者に寄り添っているようで、ちゃんと寄り添えてないんですね・・・

ここで、サポートして欲しい患者と、サポート側とのずれが生まれている。

この意識を、変えていくことはとても大事なことだけど、
意識を変えるのはとても難しい。
 
私はまだまだ勉強不足で、
サポート側の人たちに適切に説明したり提案したりできないので、
私自身がまず勉強が必要。

イギリスやアメリカやオーストラリアでは、
産後うつ病のサポート体制が出来上がっているので、
それらを学んで
参考にしながら、
日本でのサポート体制を考えていきたいと思っています。

今年は、
そういうわけで、
働いてためた資金で、英語を勉強して、
海外のサポート体制を学びにいき、
日本に取り入れていきたいと思います。





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Last updated  2010年01月30日 10時35分42秒
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