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ぽてぽて通信-産後うつ体験者の日記-

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2010年08月10日
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カテゴリ:過去のブログ

こんばんは。

8/9に、産後うつ 緊急フォーム参加してきました。
時間が短かったため、十分に産後うつ病について知っていただくことが出来なかったのが、とても残念でした。

でも、少しでも知っていただけたのは良かったと思います。これがはずみになって、パパたちが「知ろう」「回復に協力しよう」と考えるようになってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。

 でも、会場で思ったのは、「産後うつ」といっていますが、みなさんが今回知ったのは、「産後の抑うつ状態」という状態のことではないかと、いうことです。

「産後の抑うつ状態」「産後うつ病になりかけ」のときは、カウンセリングがとても効果があります。軽い有酸素運動も、効果がある人もいるかもしれません。

実際、海外では、軽いうつ状態の時には、カウンセリングや軽い運動(歩くとか、ストレッチするとか)が、治療に組み込まれている場合があります。そして、治療に効果がみられるということも、いわれています。

ただ、今回の緊急フォーラムを開いたきっかけというのは、産後うつ病でなくなった方がいたから。
なので、もう少し「産後のうつ状態」と「産後うつ病」について、話し合われる必要があるのではないか?と感じました。

今回は、とてもいい機会でした。しかし、今回話されたことが産後うつ病と思われて、それでサポート体制を考えられたら、産後うつ病の人たちが困った状態になってしまう可能性があると思いました。

それは産後うつ病でない方が理解しようと立ち上がってくださったのに、水をかけるようなことになるので、たいへん失礼なことなのかもしれない・・・でも、あえて、書かせていただきたいと思います。

産後うつ病というのは、「うつ病」です。休養と治療が必要です。

治療は、その人の状態によって違います。「完全オーダーメイド」な治療であるわけです。

例えば、
産後に初めて産後うつ病になった人と、産前からうつ病の既往歴があって、それを隠して産後にうつ病が悪化したのでは、全く治療法は違います。
産後うつ病にパニック障害が出たら、それも治療が違います。
産後強迫症になる方もいます。躁うつ病(双極性障害)になる方もいますが、これも治療方法は違います。
産後に、以前自分が親から虐待を受けたことによってPTSD状態になることがあります。そういった場合も、治療法は違います。
その他にも、出産をきっかけに、摂食障害を併発する場合もあります。この場合も、治療は違います。
お母さんのお母さんが産後うつ病だった既往歴がある、ということが分かったら、それも治療法が違います。

また、産後うつ病と似て非なるものには、「産褥精神病(Postpartum psychosis)」があります。一過性のもので予後は良好ですが、早期に発見しないと、赤ちゃんを傷つけてしまう可能性が高くなります。

産後うつ病の女性は、重症化すると、自殺する可能性が高くなる病気です。また、家事育児をする気力がわかなくなってしまうので、一見ネグレクトのような状態になります。そういった自分を責め、自分を傷つけたくなったりします。虐待しちゃうんじゃないかという「虐待に対する予期不安」もとても高いです。自分をストイックなまでに責めるのが、産後うつ病です。

日本では、産後の抑うつ状態と、産後うつ病と産褥精神病が一緒になってしまって、同じように考えられてしまっているように感じます。

このあたりを慎重に見極めて対処をしていかないと、とんでもないボタンの掛け違ったサポートや治療になると思いました。

 3月に、私はフィラデルフィアのPostpartum Stress Centerというところで、産後うつ病についてのサポートの仕方について学んできましたが、「回復者の声を聞いて、それに沿って治療法をつくっていくことが大事」「個々に状況が違うので、完全なオーダーメイドでの治療とサポートにすることが大切」という言葉が、とても心に残っています。

なにはともあれ、今回のフォーラムは、私にとって、とても嬉しいお誘いでした。
これが、一時的なお祭り騒ぎで終わらないように、していただきたいです。(そういう経験を何度かしているので、ちょっと慎重になってる私・・・)

 

「~ファザーリング・ジャパン 緊急フォーラム#3 ~産後うつ問題
>> ~ママを産後うつから守る!パパはママの最強サポーター」

内容は、こちらで見ることができます。
http://togetter.com/li/41008






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Last updated  2010年08月11日 01時18分19秒
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