王子様たちとわたし

前から「食が細い！」と憤っていた第二王子が、時間はかかるものの何とかご飯を食べてくれるようになり、
しかし一筋縄ではいかないのが、第二王子。
食事の際には、「おはし」を待たさなければ暴れ出します。
用意しなければお兄ちゃんのお箸を奪い、「僕のをとったぁ！！」と兄ですら容赦せずに泣かせてしまうのです。
そして、そのお箸をこれまた器用に使い、ご飯をすくって口に運んでいます。
親バカ炸裂です。
お箸に飽きると、今度は自分用のスプーンですくって口に運べるようになりました。
ここでも親バカ大炸裂です。

昨日は旦那様の実家で晩ご飯をいただいたのですが、惜しみなくその器用さを皆に見せつけ、
「第二王子も大きくなったねぇ」
と賞賛され、ご満悦。
さて、何とか散らかしながらも食事を終え、先に食事を済ませていた従兄（高２。のぶ君）の側まで歩いていき、
「珍しいなー。俺の側に来るなんて」
とのぶ君が言った途端、
「げふっ！」
と貫禄のあるゲップをし、唖然としているのぶ君の隣に、
どすん！と寝転がりました。
このあまりにも幼児らしからぬ行動を見せつけられたのぶ君は一言。
「こいつ、本当におっさんみたいだな……」

その後、第二王子はのぶ君に名前で呼ばれず、「おじさん！」と呼ばれることと相成りました。
「失礼だね！自分の方がよっぽどおっさんくさいくせに！」
と憤ってしまった私。
しかし本日の第二王子の出で立ちを見ると……。
トレーナーにジャージのズボン。
どう見ても、おっさんじゃん！
同じものを着せていても、お兄ちゃんはおっさんに見えなかったのになぁ……