王子様たちとわたし

昨日は第二王子の中学の入学式でした！

ちなみに第一王子も第二王子も小・中学校とも私の”後輩”になるのですよ
当時、私は小学校の中で一番遠く、中学は私の姉が通っていたところに当然行くものと思っていたので、『わぁ今度は私が中学校に一番近くなる」なんて喜んでいましたら、私たちの卒業と合わせて新設された中学校に通う羽目となり、やはり中学校から一番遠くなった次第です。

それはさておき、お兄ちゃんのぶかぶかのお古の制服に身を包み、さらにはお兄ちゃんが結構大事に作ってくれた鞄を下げての入学式（体育館シューズと上靴はちゃんと買ったよ！！）
・・・・まぁ、見渡してみれば第二王子同様にぶかぶかの制服を着ている子はいましたね。不思議と女の子がぶかぶかのセーラー服を着ている姿はあまり見かけないものですね。

私はこういった式に出席する場合、「父が亡くなった時に買った黒のフォーマル」を着ると決めているので、旦那に「ねぇ、お父さん。今度第二王子の中学の入学式があるんだけど、着てく服ないから買っていい？」と駄々をこねたことはありません（それは第一王子も同様）
それにしても、なんで子供は母親が学校に来る時に「スカート穿いてきてね」と言うんでしょうね？（え？うちだけ​）

そんな我が家のこだわりはどうでもよく、無事に入学式は終わったのですが、思わぬ災難が母に襲い掛かりました。
『さー、無事に入学式も終わったし、第二王子は11時過ぎまで学校にいなくちゃいけないから、家に帰って洗濯でもすっか！』と帰ろうとする私の靴がない。

私の履いてきた靴は、黒のフォーマルに合わせた黒のパンプスです。
現在私の持っている唯一のヒールのある靴です。
この靴も六年前に亡くなった伯父の葬式の時に買った靴で、木曽のイオン（地元の人は「サンマート」と呼んでます）で購入したもの。
結構、いい買い物だったのです。履きやすくて、歩きやすくて。

自分の記憶を辿りながら靴を探したのですが、やっぱりない。
その間にみんな自分の靴を履いて行ってしまう・・・・立ち尽くす私を見、事情を聴いて下さり「靴の履き間違いはありませんか？」と聞いて下さる方もいらしたのですが、一向に現れず、残されたのはやっぱり黒いパンプスだけど、どこかくたびれた傷だらけの靴・・・・いや、これ、絶対私の奴じゃない！！！

結局、学校からスリッパをお借りして無事帰った訳なのですが・・・・誰なんだよぉ、私の靴間違えてあ帰っちまったお母ちゃんは

そんな私の報告を聞き、旦那は「なんで靴に名前を書いておかなかった？」と至極もっともなことを言った訳なのですが、やっぱりパンプスにそれは”ない”でしょ？特に黒の靴何て！！
・・・・それに前に勤めていた職場で、中国人の佐〇木さんが「あんまり靴に名前を書かない方がいい」って言っていたよ？

それにしても、黒のフォーマルの足元が青いスリッパ（学校名入り）ってなかなかない組み合わせだとお思いますけどねぇ

母のトラブルは放っておいて（いや、やっぱりあの靴が帰ってきますように！！）第二王子の中学校生活が充実したものであることを切に願います。