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カテゴリ:〇 ブリティッシュ・ベイクオフ 4
キンバリーは刑務所で心理士をしており、ベイキングが
仕事の重圧を和らげている。 彼女にとって、息抜きにもってこいなのだろう。 ここでは弾ける笑顔を見せるが、職場での表情は当然ながら違う。 テクニカルチャレンジ「エンジェルフードケーキ」 残り10分 ロブが型からスポンジを出す。時間配分、これでいいの? トビーは、砂糖と塩を間違えてしまった!ダメだこりゃ。 =審 査= 審査員が別室から戻る。どれが誰の作品か、知らない。 クリスティン👩作 M 切った感じはふわっとしている。 P 質感は悪くない。少し高さが足りないかな。 M 食感は文句なし。上手に焼けている。 ロブ👨作 P 均斉が取れている。焼き加減もいい。 M いい質感。クリームの量もいい。 ルビー👩作 M この人は、時間が足りなかったのかしら。 P クリームの塗り方が雑。膨らみが足りない。クリームが溶けているわね。 ベカ👩作 P カードのとろみが足りない。スポンジがギュッと詰まってる。凹みもある。 フランシス👩作 M 周りのクリームはきれいだけど、上がきれいに塗れていない。 P スポンジが詰まっている。味はいい。 マーク👨作 P 70年代風の装飾。高さがない。 M 詰まっている。 ルーシー👩作 M カードのかけ方がとてもいい。 P スポンジの質感も良さそうだね。 M とてもふんわりしている。軽やかね。味も文句なし。 アリ👨作 P 側面が傾いているな。型に油を塗ったんだろう。高さがない。 M 型から滑り落ちたから、ヒダが入ったようになっている。 キンバリー👩作 P 詰まっているし小さい。これも型に油を塗ったな。 グレン👨作 M カードがちょっと緩いわね。 P これも、オーブンから出した後に縮んだ。 ハワード👨作 M 次もサイドがまっすぐじゃない。スポンジが冷めきっていないうちに型から出して、広がったのね。 デボラ👩作 P 生地が膨らんでない。卵白の泡立てが足りなかったんだろう。 トビー👨作 P いろいろ問題がありそうだ。まるで膨らんでいない。 M 傾いている。 P 生焼け。塩と砂糖を間違えるとは。 不快感を露わにすると思いきや、笑っている。 M 前にもあったわね。 メル 去年のジョンです。 P 優勝した。 そんな間違いをした人が頂点に立ったのだから、わからないものだ。 =順位= 下から トビー、ルビー、アリ、キンバリー、デボラ、 ベカ、フランシス、ハワード、マーク、グレン 3位 クリスティン M 見た目も味も、お見事よ。 2位 ルーシー P スポンジもカードも上出来。 1位 ロブ M 技術的にもすばらしかった。 ん?…ロブは嬉しくても、あまり表情に出さない人のようだな。 トビー「1戦目はそこそこ。2戦目は散々の結果」 次の結果で挽回できないと、敗退濃厚。 ルビー「今の時点で、間違いなく私が最下位」表情が硬い。 * * * P 既に二人、際立っている。 メル ルーシーですね。 M チューリップの花びらで飾って、見事だったわ。 スー ロブのピーカンケーキも絶品でした。 M とても緻密に作業していた。 メル ロブは科学者ですからね。 P それ以上に優れたベイカーだ。 まだ二品しか作っていないのに、かなり腕を買っている!突出しているということだな。 メル ルビーが苦戦。 P テクニカルCの下位3人は苦しいね。 スー トビーが最下位。 P サンドイッチケーキは良かったから、今日の出来に かかっている。 アリも、次の出来次第だね。 三人とも苦境だが、挽回のチャンスはある。 * * * 第一週 最後の課題は「チョコレートケーキ」 私が最も「うゎー」と閉口するものだわ。 スー 豪華なものを作ってください。 メル デコレーションには、少なくとも2種類の異なる チョコレートを使うこと。 制限時間は4時間。 ルーシーは植物のタイムを用いる。`Thyme Wildwood Cake´ 直訳すると、タイム原生林ケーキか。 チョコレートで木を作り、周りを飾る。 スポンジに、タイムの香りを移す工夫をする。おもしろいな。 アリは、友人の婚約祝いに作ったケーキで勝負する。 「生地に生のラズベリーを入れると言ったら、皆に驚かれた」 自信をもってやるが、吉と出るか凶と出るか・・・。 昨日は不出来で落ち込んだルビーは「今日は、落ち着いてやることを意識する」 マークが大声を出してうるさい! ・焼き加減の見極めが難しい。色が濃いため、焼き色の 判断がしづらい。 複数、さらにサイズの異なるスポンジを焼くには、それぞれの焼き時間を見定める必要がある。 難しいなぁ。 トビー どうやら僕は、マルチタスクは苦手みたい。 エーッ、それでは本格的なベイキングはできない。無理だよ。 グレンは、ガウディの建築から着想を得て、高さのあるものを作る。 スポンジが7個!均等に焼けるのかしら。時間も心配だな。 マークうるさい。 トビー 「(タイマーで)時間を設定したのに、ボタンを押し忘れた」 なにやってるんだよ! 「それから…親指を切ってしまった。もうダメかも~ ハハハ」 あぁ・・・明るいのはいいけど、悪い展開だ。 テンパリング・・・とても神経を使う。ここで失敗するわけにはいかない。 ロブ「カギとなるのは結晶の構造。適切な温度調整をすると美しい結晶ができる」 化学ね~。 両手でチョコレートを湯煎するとは、器用! ・たった1度の温度の違いが、成功を左右する。 難しいねぇ、テンパリング。 ハワード「神経がすり減る」 年配者は立ちどおしってだけでも相当疲れるのに、さらにこういう作業もするのは試練だわ。 掌サイズの風船に、チョコレートをつけるロブ。 「風船をチョコレートに浸してから、冷たい台の上に置いて冷やせば、器ができる」 ナルホド。風船でかたどったカップに、ラズベリーと スティック状のチョコレートを入れる。アイディアがおもしろい。 「ストライプのチョコレートシガーはなかなかうまくいかないが、最近一度だけ成功したのでやってみる。あの時の感覚で」 賭けに出る。で、成功!これは見栄えがいいな。 ハワード「チョコレートで作った熊に色をつけ、銀色の 毛並みを再現する」 熊のデッサンがうまい! ん?・・・チョコレートがこんなに柔らかく、弾力のある `生地´になるの?!何か混ぜているのか? 「実はチョコレートがあまり好きではない。食べると 偏頭痛を起こすので、食べないようにしている」 お菓子づくりを趣味にしていて、チョコレートが苦手というのは不都合なことだ。 嫌いなもの/食べないものを使う課題は辛いな。 普段 口にしないもので、おいしい作品を作れるのか?! フランシス「私は、リスを主役にする」 こちらもかわいい。 ルーシー、ハワード、フランシスが`森´を表現した作品。 マークは小さなシューをたくさん焼く。それをスポンジの上に載せ、全体を帯状のチョコレートで包むらしいが・・・ん?!シューが多すぎる!予備も含めているにしても、 多すぎると思う。かなり大きなケーキが予想される。 (審査員にあまりウケないだろう) 作業がうまくいかず困っている彼の目の前で、メアリーが凝視。焦るマーク。(-_-;) やりづらいよね。 アリはガナッシュが固まらず緩い・トビーは先ほどとは 反対の親指を切ってしまう。 冷蔵庫の扉を足で押さえるルビー・・・両手が使えないとはいえ、行儀悪い。 残り30分 P どうやら時間内に完成できないベイカーは、一人じゃなさそうだ。 えーっ!未完成は辛い。大きな減点となる。 M 四時間もあれば十分なはず。 サラッと言い切る(笑) 初めてだから、何人かは内容を盛り込みすぎたようね。 あれもこれもと詰め込んで、手に負えなくなっている。 あぁ、そういうことも考えられるね。まだ慣れていないから。 でも、これまでの放送を見て「欲張っちゃダメなんだ」と 思わなかったのか? P 課題はわかっていたし、練習する時間もあった。 それでできないようでは…。 そう言いたくなるよね。十分に事前準備できたはずなのにと。(時間はあっても、仕事や家庭のこと優先で…という人もいるかも。それは言い訳にならないが) トビー この有様。0点に向かってまっしぐら。 脱落覚悟。 残り1分 でも、手を止めない面々。できる限りのことをする。 アリ 人生で最悪のケーキ。これで審査されるなんて。 くやしいね。 =審査= ロブ作 ラズベリーチョコレートC (事前インタビューで)悪くない出来だと思う。チョコ レートシガーもうまくいった。 自信をのぞかせる。 P 見た目も発想もすばらしい。 えっ…側面にくっつけたホワイトとダークの板状の装飾が、雑に見えるのだが・・・。 M 小さな風船を使って、カップを作るとはね。私には とても真似できないわ。 絶賛。 P おいしい。ラズベリーの味も立ってる。 M 見栄えも味も言うことなしね。インパクトもあって、パッと目を引く。お見事。 P さすが科学者。 まだ番組が始まったばかりなのに、ポールがロブに敬意を抱いている。ロブの製菓への向き合い方や作品にピンとくるものがあって、気に入っているような感じも。 トビー作 二段のチョコレートC 打って変わり、審査員の表情が険しくなる。目つき! 作品の酷さに「どういうこ?」と思っているのが、ありありとわかる。怖いよー。 P 大失敗だ。 スー 指を切って、親指を使えなかったの。 事情を伝えるスー・・・優しい。 P 焼き過ぎ。ほとんど味がしない。 M 3層のスポンジは、均一に揃って見える。でも、パサパサしているわ。 せめて味が良ければ・・・これで確実に脱落が近づいた。 ルーシー作 タイム風味のワイルドウッドC M 木がすてき。森を散策する雰囲気が出ている。 おとぎ話に出てきそうな感じ。 P 周りがやや雑。木に時間をかけすぎて全体の見栄えにまで手が回らなかった。 確かに、もっと丁寧に仕上げればいいのに と思わせるね。 M 上手に焼けている。タイムの味も気に入ったわ。 生地が少し詰まり気味だけど、しっとりおいしい。 P 確かにタイムは感じるが、なんだかちぐはぐな感じがする。 メアリーは気に入る/ポールはあまり気に入らず という 結果に。 マーク作 チョコレートモンスター M 火山みたいね。 P 外側はミルクチョコレートかな?こういう飾りには 向かない。 大きくて豪快な見た目だから、男性らしい感じはする。 クリスティン作 チョコレート&オレンジのエレガントな帽子ケーキ M 遊び心があってワクワクするわね。つばの輝きも 見事。 おもしろい。光っている!装飾に力を入れたのが伝わる。バラがきれい。よく頑張ったなぁという感じ。 ベカ作 チョコレートとチェリーの贅沢 P トリュフがいいね。テンパリングも とても上手に できてる。 M おいしい。 P フィリングの水分も相まって、いい味わい。 こちらも艶が出ている。チョコレートで作った飾りがおもしろい。 デボラ作 コーヒータイム M チョコレートのスポンジは焼きすぎね。 P 焼き時間と側面のデコレーションに改善の余地あり。 クリームをきれいに絞れていない。技術が未熟に見える。 デボラは、女優の竹原 芳子に少し似ていないか?髪型からそう見えるだけ? キンバリー作 チョコレート・ラズベリー・バジルのレイヤーケーキ M 生のラズベリーが効いている。味の組み合わせが 絶妙ね。 P 最高においしい。ただ、周りがあと一歩。 白い粒粒は何?なんだか気持ち悪い。 グレン作 M 最初の課題で一番大きなケーキを焼き、今度は一番 背の高いケーキ。小さいのも焼ける?(笑) うーん・・・高さにインパクトはあっても、洗練された デコレーションとは言えないだろう。 P パサついてるし、風味も乏しい。残念だ。 ポールの忌憚ない感想に、グレンが落胆の表情。 ハワード作 ブラックフォレストケーキのアレンジケーキ 熊がよくできている! M 力作ね。とてもしっとりとしているし濃厚。 P いいね。味も見栄えも格別。 見た目がダントツだわ。大きさがいいし、ゴチャゴチャ しておらず、雰囲気が良い。物語を感じる。 フランシス作 リスのかくれんぼケーキ P 今回もまた独創的ですばらしいね。アイディアも 仕上がりも見事。 P いろんな種類のチョコを使っている。 M しっとりとしていて、味もしっかりとついている。 おいしい。 リスがかわいい。スポンジが切り株っぽいね。 アリ作 ポールの表情が曇る。 M 申し訳ないけど、子供っぽいわ。 率直に言う! 自分でも恥ずかしいです。 この台詞を口にするのは辛いね。 P 硬い粒は何? パッションフルーツの種です。 P チョコレートケーキに合わない。ガリッとするから 歯が欠けたかと思う。 これは不快。かなりの減点。 M しっとりとしていて、上手に焼けているわ。だけど、あなたも自覚しているように、見た目がとても残念。 スポンジには問題ないのが、せめてもの救いか。 ルビー作 (事前インタビューで)二つ課題が終わった時点で`脱落だ´と思った。でも今日は、完璧ではないけど初めて完成できた。だから、ここで終わっても後悔はない。 いや・・・そうは言っても、最初に落ちるのはあまりに 残念なはず。 P テンパリングは、その後の工程にも気を遣う。せっかくの艶がくすまなかったら上出来だった。 確かに、輝きがない。 M いい味。気に入った。 P いいね。生姜の辛みを感じるし、味わいが残る。デコレーションがシンプルすぎる。それ以外は上出来。 ホッとするルビー。何と言われるか、こちらもドキドキ したわ。 デコレーションは、シンプルというより酷くないか?幼児の工作みたいというか…。ケーキの周囲にくっつけた帯状のチョコレートも意味不明。デザインのセンスないのかな。 トビーとアリが、崖っぷち。 =審議= P 今日のレベルは高かった。ハワード、フランシス、 ロブのケーキが際立ってた。彼らは、着想も技も独創的で 見事だった。第一週目にしてね。 スー スターベイカーについては? M 意見が一致したわ。 メル まあ、それは珍しい。 そう・・・かな? M アリは、実力を出す以前にプレッシャーに負けていたようだった。 よく観察しているのだね。精神力も大事。 スー 怪我人も続出で、トビーは両手の親指を負傷。 P だからって、ケーキの焼き加減に影響はしない。 ズバリ。・・・言われてみればそうだな。焼き加減の判断は、手作業ではない。 ルビーも危ないな。最初のケーキで失敗し、テクニカルも12位だった。 えっ!チョコレートケーキの味は褒められたから、彼女は挽回できたと思った・・・。 =結果= スターベイカーはロブ。今度はニコリと笑顔を見せた。 脱落者は、トビー。 最初の敗者になるのは、かなり辛いと思う。せっかく出場できたのに、こんなに早く・・・とショックでしょう。 でも彼は、にこやかに振る舞う。私だったら、暗い顔してため息ついてしまうわ、きっと。 P 周りのレベルが高いので、失敗は命取りとなる。 ルビー 今回 学んだのは、パニックにならないこと。 体験したからこその収穫だね。 彼女とアリは、運よく残れた。ギリギリだな。 ロブ スターベイカー・・・ベイキングを愛する者には、最高の称号ですよ。(^_^) 喜びと、緊張から解放された笑顔。本当に嬉しいのが伝わってくる。 長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月14日 19時46分49秒
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