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2024年04月17日
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「さようなら。ありがとう、ナオキ」
​そう言ってホナミはVR世界から去った。​(このシーンは
何度見てもグッとくるな)

​後日・・・IDが停止され、動かなくなった彼女に会いに行くナオキ。​
「俺、どうしたらいい?」
寂しい。切ない。

*   *   *
​三日ぶりに出勤する直樹。​
​当然上司から無断欠勤をたしなめられ、そして​
​​希望退職の件です。僕だったら辞めると思いますとまで
言われる。


「私は…何も期待してないので。仕事も人も未来にも期待してません」
「それじゃあ、寂しすぎませんか?」
寂しさの世界は、住めば安全な世界です
これぞ直樹の哲学。​​​​諦観の境地 かあっぱれ直樹自身を
端的に表している​​​​

「期待しなければ、今は幸せだと感じるのではないでしょうか?」
なるほど…とも思うが、ウ~ン…どうだろう?とも思う。

「生産性のない不良債権は、真っ先にクビになるのは当然です」
嫌味たっぷり、言い放つ。
「この部からも、最低一人はリストラしなければなりません」
えっ…この部からって…上司以外、三人しかいないのに。
佐々木は一家を支えている・加藤はまだ若い
​​​そんな二人より直樹が退職するのが筋だ と暗に言う上司​​​

​ところで・・・上司まで「直樹さん」と呼ぶことに違和感。別に和気あいあい・仲がいい職場でもないのに。​

発注表を送信し忘れ、​加藤​にやってもらう失態も。
​「直樹さん、前からぼーっとしてましたけど、ここ最近、度が過ぎてます」
​​
前からぼーっと(笑) 娘のような若者から怒られる。​​でも
​「送るだけなら私、やっておきます」​は親切。

「現実の現実味がない​」
架空世界にはまってしまった ということか。現実がフワ
フワするのかな。

「全部忘れて元どおり、一人でサ終を見届ける」
もうホナミに会う前の自分には、戻れないでしょう。
​「サ終」とは?

気分転換に外出し、カフェでパフェを食べようとする直樹だが、ホナミの幻影を見てしまう。重症・・・。思い出が、
パフェ繋がりだからね。​


〈ホナミはもういない。忘れた方がいい〉
わかっているのに、また青いバラを買った。

わかっているのに、また神社に行く。
思い出に浸り、頬に涙がつたう。寂しい。切ない。


いつものように、一方的に喋りまくる佐々木。さすがの
直樹もイラッ。


​​加藤が退職するという!(上司より先に人事部に申し出て
上司が不機嫌に。そりゃそうだ)
若者には物足りない閉塞感ある職場って感じだものね…






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最終更新日  2024年04月19日 09時46分17秒
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