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カテゴリ:〇 ブリティッシュ・ベイクオフ 4
残り9人。(やっと一桁になった)
今週の課題は「パイとタルト」 最初のチャレンジは「フルーツパイ」 スー 生地の種類も、フィリングのフルーツも自由。ただし、切り分けた時に形が崩れないように。 制限時間は2時間。 P 基本のショートクラスト生地に手こずるようでは、ここにいる資格はない。 確かに。ベイカーを名乗るなら、パイ菓子をうまく作れないと。 M 落とし穴はたくさんある。例えば、フルーツは火が 通りすぎると水分が出て、底の生地がベチャッとしてしまう。 そうなったら、食べたくないね。 アリ フルーツパイが大嫌い。 気持ち悪いから味見もできない と。メアリーは笑うが、 ポールはなにやら厳しい目つき。 こういうことは、言わない方がよかったのでは。 <クリスティンは、祖母から教わったパイを毎週のように焼いている> 私の理想の生地にはならないので、やり直す。 彼女に限らず、得意なものなのに、ここでは意外と思うようにいかないことがある。 生地は、適切な厚みで均一に。フルーツの火の通り具合も、全部完璧にしたい。 作り慣れているからこそ、いつものように・・・プライドだろうな。 ベカは、祖母考案のルバーブのパイを作る。(この番組で、イギリスではルバーブが普及していることを知った) ルビーが作るのは、リンゴとマジパンのパイ。 大好物のマジパンを、どこかで使いたいと思っていた。 今週も好調を保てるか? <両親の営む書店で、物語に囲まれて育ったフランシス。作るのは、童話の世界から着想を得た「空飛ぶピーチパイ」> 大きな桃が出てくる、ロアルド・ダールの児童文学から 思いついたもの。パイの中から、気球の形の桃が出てくる仕掛け。 彼女の発想・創造性は、実家が本屋ということと関係しているようだ。 P 待って。よくわからない。(^_^;) 先週は、一発逆転で残れたフランシス。今回の作品も、 審査員が感心するものになるか?腕の見せ所。 ロブ パイの底を焼くには、熱が最大限伝わるようにすればいい。そこで私は、パイ型の底は使わない。型の底を 取り外して、シートに載せて生地を入れる。トレーも先に温めている。うまくいくはず。 なるほど、金属よりシートの方が薄いからってことか。 逆に焦げないかしら? 時間がタイトなチャレンジの時は、いつものやり方を変えて工夫が必要。特に、水分の扱いには要注意。 なるほど・・・理系による、勝つための戦略。バタバタ 忙しく動けばいいってものではないね。 =審査= グレン作 P 底がべちゃっとしている。カスタードも味がなく、ただ水分を増やしているだけ。リンゴはよく焼けているが、 生地はあと10分ほど焼けばよかった。 M カスタードと生地 両方完璧に焼けるとは思えない。 失敗。 キンバリー作 M いい色。 P このパイは絶品。ここ何年か食べた中でも上位に入る。サクッとしてて、焼き色も完璧。リンゴもいいし、ナッツも味が立ってる。キャラメルがあとに残って、これがまた絶妙なおいしさ。見事。取っておこう。(食べかけのパイを持っていく!) 堅調なキンバリーが、ここで絶賛される!ポールが`後で 食べたいから確保しておく´ こんなこと、今までにあったかな? フランシス作 空に浮かぶ気球。おもしろい。 P 芸術作品のよう。 M もっと桃を入れてほしかった。フランジパーヌ(クリーム)の割合が多い。 P 全く風味が伝わってこない。まるで味がない。桃の酸味は感じるが 甘みは全く感じない。とにかく味がなくて、パサパサしてる。君の表現法は買ってるが、頼むから味を忘れないで。 空とバスケットまで用意したが、低評価。見た目に凝って、肝心の味は疎か・・・そんな彼女のイメージが、これでより深まってしまった。外観に注力するばかりでおいしくない・・・とポールが苛立ってきた様子。 ベカ作 P 底はいい色。ルバーブの色が、随分と抜けている。 M 私なら、焼き時間を減らす。焼きすぎで二層の生地は厚く、ルバーブの層は薄くなってしまった。 さすがプロ。ひとめ見ればわかる。 ロブ作 こんがりキツネ色。絶妙な焼き加減じゃない?おいしそう。 P 崩れない。生地がおいしい、いいパイ。 M 底まできれいに焼けている。 高評価。作戦が功を奏した。 ルビー作 見た目はこれでいいの? M 最高においしい。 大好きなマジパンを上手に使えて笑顔。 ハワード作 M 随分と崩れやすいわね。セージはいいアイディアだが、あまり風味が感じられない。 P 食感をねらったのは分かるが行き過ぎだ。もっと生地をまとめないと。こねすぎも問題だが、これはもっとこねないと。 先週は敗退目前だったハワード。今週は調子を戻してほしいが、低評価スタート。心配だなぁ。 クリスティン作 P 水分が多い。 M 水分が多い食材を使うなら、生地がべちゃっとしないよう、とろみをつけるなどしないと。 ク コーンスターチを入れました。 M 少しよね。足りなかった。 P 底がブヨブヨのパイは許せないが、これは上までブヨ ブヨ。 水っぽいね!先週のスターベイカーが、全く振るわず。 アリ作 M 生地が生焼け。特に中央。 P 生姜の味がしない。リンゴに火は通っているが、それだけ。味見しないと。自分で食べてみないと、どんな味かわからない。 「フルーツパイが嫌い。気持ち悪いから、味見なんかできないんですよ」と言いたげな表情だった。 高評価 キンバリー、ロブ、ルビー 低評価 グレン、フランシス、ベカ、ハワード、 クリスティン、アリ 作り慣れているフルーツパイで大失敗したクリスティンは、思わず涙ぐむ。先週とは大違いの不調ぶり。 ** ** ** テクニカルチャレンジ。 スー 課題は「カスタードタルト」12個。カスタードは 均一、滑らかに、そしてちょっとフルフルに。制限時間は2時間。 ポールのレシピを使う。審査員は退室する。 P 整った形と硬さがポイント。全体が均一に焼けていて、底はもちろんブヨブヨでない。カスタードは平らで、かすかに揺れる。しっかりと火が通っていながらも、クリーミーで滑らか。上手に焼ければ、カスタードタルトに勝る 焼き菓子はないだろう。 確かにおいしそう。見た目シンプルだけど、そこまで言うのもわかる気がする。お手本のように、完璧に作れればの話だが。 カスタード作り・・・火を通すか通さないかで、悩むベイカーも。 フランシスは火を通すが「火にかけない人もいる。いつも `あれ?違うかも?´と不安になる」 周りに同じものを作っている人たちがいれば、そうなるね。他の人の様子が、目に入る。 ロブ みんなのは生地が縁まであるのに、僕のだけ違う。だから、別の生地で増築中。 低すぎる!それではカスタードが少ししか入れられない。つぎはぎして、うまくくっつくもの?・・・心配だな。 「適量のナツメグをひく」とあるが、自分の適量が正解とは限らないから難しい。 確かに。審査員の好みに合うのか、わからない。 <12個を均等に焼くには、オーブンの同じ段に入れるのが理想的> グレンは二段使い。うまく焼けるか? ** ** ** スー リチャード2世の時代に残されたイギリス最古の料理本には、カスタードタルトが豪華なデザートとして記されている。 歴史家 「ダリオール」と呼ばれるものは、現代のカスタードタルトにとても近いデザートだった。 <カスタードには。中世では保存の利かない牛乳の代わりにアーモンドミルクが用いられた。 そこに卵・砂糖・金と同等の価値のあったサフランを混ぜる> リチャード2世好みの、極めてぜいたくなデザートだった。 <贅沢三昧のリチャードは、やがて議会からの支持を失い いとこによって王位から追放。33歳で亡くなった> ** ** ** <オーブンとにらめっこする面々。カスタードを沸騰させずに、外側の生地をさっくり焼き上げるのが成功> ロブ 問題は、いつオーブンから出すか。しばらく冷まさないと、型から外れない。 なるほど。先のことを考えている。 型から取り出すのに苦労する面々。崩れる。フランシス、ルビー、ベカはうまく取り出せた様子。 上手に焼けたのは誰だろう?脱落がさらに近くなるのは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月19日 23時07分01秒
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