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カテゴリ:❀ VRおじさんの初恋
葵を自宅に帰し、VRで芦原と話す直樹。(葵が素直に
帰宅してくれてよかった) 「中学の時、ああいうふうに話せる友達いなかったから 嬉しい。頼ってもらえてるみたいだし」 少年時代、こんな友達がいて、こんな感じに過ごせたらよかったのになぁ という気持ちだろう。経験できなかった分 新鮮に感じる・心が浮き立つというか。 頼られる経験も、初めてだろう。大人としても、嬉しいよね。 直樹の経験が広がっていく。 「ホナミはさ、どんな中学生だった?」 「ちゃんとできないのが、嫌な人間でした」 「できてない子を見ると、ちゃんとやろうよって思ってました」 完璧主義・生真面目・優等生という感じ。物事を正しく 行いたくて、やれることをやらずに済ませられない… そんな子だったか。 「でも、最近になって、ちゃんとできていることが、全ていいことじゃないと思うようになりました」 「ちゃんとしてない俺を見て?」 「まぁ、そうですね」(^_^) 不器用な直樹に、心を開けた。 「ホナミさ…やっぱり娘さんと顔 合わせたくないの?」 「せっかく楽しかったのに、気分が台なしです」 また怒り出しそうで怖いよ!直樹、神経が太い。 「でも、葵君は二人が仲直りすることを願ってるんだ」 ** ** ** <ここ2〜3日は、訳のわからない日々だった> やっと芦原と関係修復~プチ家出した葵が自宅を訪ねてきた <それから、俺だからできるかもしれないことを見つけてしまった。穂波と娘さんを会わせる。また嫌われるかもしれないけど、このおせっかいは諦められない。だって… 絶対に後悔するから> 亡くなった母が書き残した言葉・・・なるほど、直樹が 芦原親子を放っておけないのは、そういう過去があったからか。 親の心残り・子の後悔 それらがどんなに悲しいか、わかっている。だから、彼らには同じ目に遭ってほしくない。時間があるうちに、十分対話してほしい。 ** ** ** 会社の屋上に直樹と加藤。 加藤は、上司がなぜ直樹に寛大になったのか、気にかけている。その理由も推察できている。だが、直樹に言わない。 ** ** ** 学校。悪ガキ三人は、葵のレポートを発表会で使った。 北原 「レポートは、葵が書いたってちゃんと伝えてるからな」 表向きは、葵を含めた四人グループで課題に取り組みましたってことらしい。 「お前、悔しくないの?自分が書いたレポートとか研究 結果とか、俺たちに横取りされて」 「横取りされたとか思ってないよ」 「なんでいつも、そんなこと言うんだよ!」 「俺は、お前のこと友達だと思ってる」葵の右腕を掴む。 「・・・」 葵は目を伏せ、北原の腕をどけて行ってしまう。 東谷「俺はなんとなく、北原の気持ち わかる」 エッ、本当か!? ** ** ** 直樹は、葵をVRに誘う。(アオイが、目鼻立ちハッキリ美少女) `家出´から帰ると、母は怒らず抱きしめてくれた。それを「意外でした」と言う葵。 ん?あの母なら、全く意外とは思わないが・・・大切にされているのに、なぜそう思ったのか。・・・葵の心の闇? ** ** ** 直樹の部屋に葵と、耕助も来ちゃった(笑) 葵の誕生会を芦原邸で行う計画。 「僕が途中で倒れて、お母さん駆けつけなきゃいけない 状況にするんです」 「それ ヤバいって」 「普通にやってても、あの2人は絶対折れません」 多少無茶なことをしなければ、問題解決につながらないと思っている。 「いいんすか?!このプラン」 「やましい気持ちはあります」 「葵君、考え直そう。危険!」 彼は飛鳥の部下だから、おおごとになったら困る。火の粉が降りかかるのは困る。 「会ってもあの二人、話すかな?」 確かに…確率は低いね。 「そこで、葵君に考えがあります」 葵は`理由はわからないが、母は祖父が作ったシュークリームに恨みがある´と話す。 「本音をぶつけるためには、きっかけになるかもしれません」 シュークリーム・・・それは飛鳥にとって禁忌。心乱されるぞ。怖い。 ** ** ** <穂波の気持ちと言われても、まだハッキリと何かを聞いたわけじゃなかった> 確かにそうだね。こうしたいとか、こうしてほしいとか、聞いていない。 <僕は、葵君の計画に不安を感じていた。それでも僕は、止めることができなかった> 直樹が不安なのに実行するのは、危険だと思うが・・・ 大人として、許容範囲を正しく判断しないと。 他に思いつかないなら、仕方ないってことか。 芦原の体調が悪い。心配だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月19日 09時05分37秒
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