Manachan's World－東京下町日記

今日の夜勤が終わったら、その足でニューオーリンズへ直行します。米国南部の食都・ニューオーリンズには、亀のスープとか、クレオール風オムレツとか、ジャンバラヤとか、美味しいものがたくさんあるそうで、今から楽しみです。

このニューオーリンズ行きが、アメリカ最後の週末旅行になります。というのは、来週の金曜日には、もう中国・大連に向かう飛行機の中ですから。

こうやってアメリカにどっぷり漬かって日々を過ごしていると、来週にはもう中国に帰ること自体、まだまだ実感が湧かないんですけど･･･実際、大連での新たな生活が、もうすぐそこまで迫っています。カウントダウンが、すでに始まっています。

エキサイティングで快適なアメリカを離れるのはちょっと寂しい気もするけど、反面、大連に戻るのを、心のどこかで期待しています。いま、大連は暖かくて、とてもよい季節のようです。大連オフィスの仲間は、５月初めにはサクラの花見をやったそうだし、この週末には、｢金石たん｣という景勝地へ一泊二日の小旅行をするそうです。ここは、ゴルフとか、バレーボールとか、やり放題。

また大連では、今月初めに新しいオフィスが竣工し、来週には｢新オフィス完成祝賀式典｣なるものも行われるそうです。途上国に職を奪われてやや沈滞ムードの　米国とは対照的に、大連の職場では上昇気流に包まれ、明るい雰囲気のようです。

だから、大連のその熱気に、早く身を置いてみたい気もするのです。

５月末に大連に帰ることは、実は私が希望したことでもあります。本来なら、６月半ばまで米国に留まる可能性が大きかったけれど、またそれは私個人にとっては全然構わないことなんだけれど、でも妊娠中の妻のことを考えると、早めに大連に戻り、生活環境を整えて、余裕を持って９月の出産に備えたい、という考えがあったからです。

大連に戻ったら、まずはマンションを借りて、妻を産婦人科に連れていって担当医師に会わせるなど、やることがたくさんあります。また仕事も、忙しくなりそうです。