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Manachan's World-東京下町日記

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2008年05月22日
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カテゴリ:東京下町の暮らし
今場所の大相撲、琴欧州関の快進撃がすごいですね。このまま突っ走って、初優勝できるかな?

私の身の回りでは、琴欧州ファンが結構多いですよ。朝青龍や白鵬は好き嫌いが激しく分かれるけど、琴欧州が嫌いっていう人は余りいないような・・・。彼はルックスいいし、外国人力士のなかでは謙虚で礼儀正しそう、っていうのが、人気の秘密でしょうか。

私は、幼い頃からずっと大相撲ファンでした。物心ついた頃は、確か輪島の全盛時代でしたね。その後、北の湖が頭角を現してきて、輪島を追い抜いて、長年の間、最強の横綱として君臨しました。あの頃の北の湖は、もう憎たらしいくらい、強かったですね。

あの時代は、貴ノ花、若三杉(のちに若乃花)、旭国、三重の海などが大関になり、ライバルとしてしのぎを削っていました。関脇以下になると、玉の富士とか麒麟児とか、富士桜とか黒姫山とか栃赤城とか、いましたなあ。あの頃の大相撲は、最高に面白かった。紙相撲を買ってきて、「三重の海vs旭国」の取り組みとか、よくやったものです。

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私の母校・柏二中では、体育の授業で「相撲」をやりました。もちろん男子だけですよ・・・。皆、指定の洋品店で「まわし」を買って、クラス全員で相撲取りました。相撲の授業自体、全国的にも結構珍しいかもしれません。ご当地力士・麒麟児の母校だからでしょうか?

私は運動神経が鈍く、体育は好きな方ではありませんでしたが、相撲の授業だけは、最高に楽しかった。早く、体育の時間が来ないかと、首を長くして待っていたものです。

相撲の授業では、クラスの男子総勢22名を、強い順に横綱、大関、関脇、小結、前頭1枚目、2枚目、3枚目・・・と割り振って、番付の低い方から順に相撲をとり、勝った者がより高い番付の者に挑戦する・・・みたいな勝ち抜き戦をやりました。たとえば、前頭6枚目が5枚目に勝ったら、次は4枚目に挑戦するのです。

私の番付は、不動の「前頭2枚目」でした。強い方から数えて、6番目(22人中)。下位の前頭3枚目には一度も負けなかったけど、上位の前頭1枚目には、何度やっても勝てず、番付が上がりも、下がりもしなかったのです。

相撲では当然、身体が大きく、体重の重い者が有利です。あと、運動神経が非常に良くて、技を多彩に持っている者も有利です。当時の私は、身体はクラス平均より少し小さく、運動神経は鈍かったんですが、なぜか粘り腰がきき(足が短くて、重心が低いからかなあ?)、投げられても、はたきこまれても、足をとられても、なかなか倒れないというのが、唯一の得意技でした。

そんな私にとって、目の上のタンコブが、上位の前頭1枚目の奴でした。そいつはすごい肥満体で(中学2年生で90キロくらいあった!)、押しても引いても、まわしをとって投げても、びくともしない。そのうち私が疲れてきて、あえなく押し出される・・・悔しいけど、10連敗を喫してしまいました。今となっては、良い思い出です。

社会人になっても、相撲はずっと好きでした。いろんな時代にまたがりますが、私の好きな力士は、武蔵丸をはじめ、朝潮、水戸泉、舞の海、巨砲・・・などでした。

今は外国人力士の時代で、日本人力士がいまいちパッとしませんが、相撲自体は以前にも増して、面白くなってきたと思います。朝青龍の無断帰国問題、リンチ問題などと、いろんな事件が相次ぎましたが、いろんな肌の色をした、世界中の強い男たちが、土俵の上でしのぎを削るのは、見ていて楽しい。二横綱を中心とした優勝争いも、面白くなってきました。

今はある意味、相撲の黄金時代なのかもしれません。





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最終更新日  2008年05月23日 02時21分33秒
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