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カテゴリ:東京下町の暮らし
都知事選が終わったと思ったら、今度は区議会選です。今度の日曜日、4月24日に投開票が行われます。
私の住む江東区では、定数44に対し、立候補者数が64。近所の選挙ボードに、64の顔が並ぶのは、壮観です。都知事選の時は、せいぜい10人くらいだったからねえ・・・ でも、区議会選って、いつも困っちゃうんだよな。だって、 区議会議員のほとんどを知らない。一体どうやって選べば良いの? この地で生まれ育ったわけでも、働いているわけでもない、単に江東区に寝に帰るだけの私にとって、いま区で何が行われていて、議員がどんな仕事をしているか、ほとんど知りません。そんな状態で、64人の立候補者からいきなり選べといわれても・・・今は党名で選ぶような時代でもないしなあ。 ま、有権者として、区政を知らないのは単なる怠慢かもしれないけど、「昔は工場の街、今はマンションの街」である、人口47万の巨大ベッドタウン江東区に暮らすサラリーマンの多くは、私と同じことをぼやいてるはず。 実際、区市議会選の投票率が、知事選等と比べてはるかに低いのは、こうした構造的問題に手をつけてこなかったツケかもしれません。 ところで、私が江東区政に求めることって一体何だろう?・・・ここは都心に近くて便利だし、住環境は気に入っているし、公園も児童館も多いし、区立幼稚園多くて助かってるし、美味しいラーメン屋多いし、ほとんど満ち足りてるんだよなあ。 不満なのは、東西線の通勤ラッシュくらい? ⇒区議会で何ができるものでもないしなあ。 地下鉄13号線(豊洲~東陽町~住吉)早くつくって欲しい? ⇒区議会でなんとかできるのかなあ? 防災都市づくりに力を入れて欲しい? ⇒関東大震災や洪水で散々痛い目にあった江東区は、防災面は都内トップレベルだと思うし、うちの近所は、地震来ても液状化起こらなかったし、ま、今のままで十分じゃないすか? もう、判断するのが面倒臭いので、東陽公園で遊ばせていた5歳の娘に選んでもらおうかなあ、と思っていた矢先、 公園に、女性候補者の一人が入ってきて、演説をはじめました。聞くと、この人はどうやら「児童虐待対策」に力を入れたいらしい。 児童虐待ねえ・・・確かにニュースでは、時々目にするけど、いま、自分が住んでいる地域に関しては、児童虐待らしき話は聞いたことないし、知り合いのママ友も結構いるけど、あの人たちが児童虐待するとは、とても思えない。私や妻だって、子供に手を上げたことは一度もないし。 47万人も暮らしてる江東区のどこかで、児童虐待は確かにあるんでしょうけど、自分にとっては、なんだか縁遠い話に聞こえてしまうのでした。 まじで、選ぶ軸が分からない。正直、あまり興味もないし、選挙行くのやめようかなあと思う今日この頃。ま、有権者の権利を行使するために、たぶん選挙には行くんでしょうけど、 あまり深く考えずに、「IT企業経営者」みたいな、自分と感性が近いと思われる、候補者に一票入れて、それで一件落着しちゃうんだろうと思います。 そんなんでいいのか、区議会選? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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